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ERROR さんの投稿された作品が50件見つかりました。

 
  • recall project #44

    俺は怜の言葉に黙って頷いた。「やっぱね。俺も変な奴だと思った。雰囲気からして変わってるからね。」「そうか?ただの不良気取りに見えたがな。」この中で霧島だけは何も感じなかったみたいだが、俺と怜は同じものを感じとったらしい。「だって普通の人はヒトラーにあんなに詳しくないし…そうだな…歴史オタクならわからなくもないけど。」怜の言葉に霧島が笑う。俺もそれに合わせて笑っておいた。こんな空気では俺がヒトラー
    ERROR さん作 [663]
  • recall project #43

    囃子の言葉に宮垣先生がやっと反応した。「『我が闘争』、その通り。囃子君、よく知ってましたね。」「いや…僕、ヒトラーに少し興味あるんで、よく調べたりするだけです…」囃子は謙虚にそう答えた。「では囃子君には10PPあげましょうか。」!「みなさん、こういうふうに発言した生徒にはPPを与えるので、どんどん発言してくださいね、はい。」これがこの学園の授業のやり方か。俺は答えを知っていたにも関わらずPPを得
    ERROR さん作 [575]
  • recall project #42

    「では、とりあえずここらへんで読むのを止めましょうか、はい。」11時になり、宮垣先生は生徒に読むのを止めるよう言った。そして、その後宮垣先生はこの「力への意志」の解説をしだした。「えー、この『力への意志』という作品は、フリードニヒ・ニーチェという19世紀ドイツの哲学者・古典文献学者で、後世に影響を与えた思想家です。「力への意志」とは、ドイツの哲学者フリードニヒ・ニーチェの主要な哲学的概念のことで
    ERROR さん作 [645]
  • recall project #41

    その後先生はかなりの時間をかけて一年の授業の仕方やテスト等について説明した。そうして2時間目の授業は終了した。俺はその時を見計らい怜のところへ行った。「あっ、かい君。世界史のノグチ先生は優しそうでいい先生だったね。」「そうだな。あの先生、俺の見た感じこの学園のなかでは『まともな』先生だったな。まぁ、前の松葉ってヤツがあれだったからそう見えただけかもしれないがな。」俺はいたって冷静にそう答え、まだ
    ERROR さん作 [632]
  • recall project #40

    「八嶋、アイツが英語の先生だぜ?笑えるなぁ!」真っ先に口を開いたのは霧島だった。霧島は大きな声を出して笑い始めた。「ああ、さすがにビビったな。あの格好で英語はないだろ。」俺も笑いながら話した。「まぁ、ビジュアルも強烈だったけど、すごい変わってるよね。私語を推奨するなんて。」怜が俺の隣に移り、かがんでそう言った。「そうなんだよな…授業中英語しか話せないなんて…俺、英語苦手だから苦痛だぜ。」霧島が急
    ERROR さん作 [567]
  • recall project #39

    先生の言葉を、生徒達は熱心に聞いていた。俺も心に焼き付けるように聞いた。あくまでこの学校は『社会で』生徒が活躍することを狙っているらしい。ただし、言っていることは間違いない。この教育方針は将来必ずプラスになるだろう。先生が左手にはめた腕時計をちらっと見た。俺も時計を見ようと顔を上げると時刻は9時10分、授業終了10分前を差していた。「では、残りの時間は授業の進め方等について話す。」松葉先生は机の
    ERROR さん作 [596]
  • recall project #38

    松葉先生は古風な男性で、服装も英語の先生とは思えない着物を着ている。髪の毛は少なく、前髪や脳天付近は見事に抜け落ちている。しかし、髭は立派に生やしている。その髭は仙人のように長い。しかし、この人が流暢に英語をしゃべるとは思えなかった。最初、皆が先生を見て、声を聞いて動揺しただろう。そしてその声もものすごく低く渋い声だった。緊張故か教室が静まりかえる。誰も物音一つたてない。松葉先生は教卓に手をつき
    ERROR さん作 [606]
  • 電球はスイッチを切ると一瞬にして明るく照らされていた場所が闇に包まれるそれはまるで希望に満ち溢れた若者の光り輝く未来が一瞬で無くなってしまうように血で清算できるものなど一つもありはしないむしろその血は人の心を汚す残されたものは一体何を思う?取り払われることのないモヤモヤしたものが私たちを永遠に苦しめる救われることのない現実逃避の末自ら人生に終止符をうつそれで何が変わると言うのか?あがける限りあが
    ERROR さん作 [499]
  • recall project #37

    第5章 驚愕「おはよう。」怜がいつものように廊下と接している席から声をかける。「おはよう、れい。いつも早いな。」現在の時刻は8時25分、いつも学校に着く時間より少し遅い。「かい君が遅いんだよ。俺は10分にはもう着いてるからね。」怜が壁にもたれ掛かって自慢げに言った。「れいは真面目だな。」俺がかばんを下ろし腕を組み言う。「遅刻したら大幅減点だからね。そう言えばかい君、規律読んだ?」怜は微笑み、そし
    ERROR さん作 [651]
  • recall project #36

    テレビにすっかり夢中になっていると遠くで微かな声が聞こえた。「ただいま〜。」あかりが帰ってきたようだ。あかりは今日、友達と図書館に行く約束をしていたらしい。「ただいま〜。」リビングに入るとあかりはもう一度そう言った。「おかえり……」俺はテレビを見ながら返事する。その姿は休日の中年親父と酷似していた。「また兄ちゃんダラダラして、デブるよ、運動しないと。」「大丈夫だよ、少しくらいダラダラしても。しか
    ERROR さん作 [500]
 
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