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ERROR さんの投稿された作品が50件見つかりました。

 
  • recall project #35

    俺は先日もらった予定表と時間割を取り出した。(明日、5日金曜日は金曜1〜3の時間割か……)予定表でそう確認すると、俺は時間割を手に取り見た。(1限英語?、2限世界史、3限現代文か……)早速俺は明日使う教科書を揃える。高校の教科書は中学より内容が多く、参考書も多いので、全部揃えるとすごく重かった。(重っ、こんなの毎日持っていくのか?)思わず声に出そうなほどだった。俺はそのかばんを机の上に置く。時計
    ERROR さん作 [480]
  • recall project #34

    売店を出た後、俺達は引き続き校舎内を巡り、30分後にそれを終えた。その後俺達は学園から出た。そして俺達3人は5分もしないうちに駅に着き、「桜野行き」の電車に乗った。「ふー、歩き回ったら疲れたね。」怜が両手で吊り革に掴まって言った。かばんは座席の横に立てかけてある。「れい、運動しなさ過ぎだろ。少しはしろよ。こんなので疲れてどうするよ。」俺は笑って怜に言った。かばんが重いので俺は持っていたかばんを怜
    ERROR さん作 [487]
  • recall project #33

    メガネが話し終え、それを待っていたかのように怜が女性に尋ねた。「じゃあこのPP換金所?ってあまり利用されないんですか?」女性は微笑して答えた。「いや、結構換えにくるよ。ある時期に集中的にね。」「ある時期って……なんですか?」メガネがゆっくりとした口調で聞く。「まぁ、あんまり詳しくは言えないんだけどね。あっ、そうだ。特別に君達にはアドバイスしたげる。PPは貯蓄すること。金から換えてでもね。」(金か
    ERROR さん作 [465]
  • recall project #32

    「ただし、このようにここの物の値段が外より高かったら、果たして同じ行動をとっていたか?」メガネの問いに怜は首を横に振る。「とても勿体なくて偽物のPPでは買えない。仮にこれで買った場合、かなりの損だからね。ほとんどの人はそうしないだろうね。」話が一段落した後、俺はメガネに聞いた。「でも何でそれが”本物の”PPの価値を守るんだよ。」メガネは持った眼鏡を胸ポケットにかけて言った。「こうすることで偽物の
    ERROR さん作 [445]
  • recall project #31

    ”入金スル額ヲ決メテ下サイ”メガネがUSBを挿すと、急に音声が流れた。「あっ、画面にタッチして入れる額を選んで。今回は最小の10円でいいから。」女性がそう言うとメガネはポケットから財布を取り出し、10円を入金した。”入金ガ完了シマシタ。USBヲ抜イテ下サイ。明細ガ欲シイ場合ハコノボタンヲ押シテ下サイ。”機械はそう言って最初の画面に戻った。「それで入金完了よ。簡単でしょ?」「はい、すごく簡単でした
    ERROR さん作 [474]
  • recall project #30

    「さーて、次どこ行く?」食堂を出てすぐにメガネが切り出してきた。「かい君、どこがいい?」怜は生徒手帳の校内図を見ながら俺に聞いてきた。「どこでも、れいの行きたいところでいいよ。」俺は少しよそ見をしながら言った。「じゃあ売店でも行こうか。」そういうことで俺達は売店へ行くことになった。売店は南棟の2階にあるらしい。食堂からはすごく近く、1分程度で着いた。「ここだね。」怜が売店を指差し言った。俺達は売
    ERROR さん作 [470]
  • recall project #29

    「あれ、あんた達、今日は営業してないわよ。」食堂のおばさんらしき人の声がする。「いえ、少し食堂の様子を見に来ただけです。」怜がそう答える。するとおばさんは不思議そうに言った。「何にもないけどそれでよかったら見てってちょうだい。」「ありがとうございます、おばさん。」メガネがお礼を言った。「それはそれはどうも……。君達…新入生だよね。教えといてやろう。ここでは私達のことはおばさんではなく『レディー』
    ERROR さん作 [449]
  • recall project #28

    「はい、お疲れ様でした。このテストは明日の終礼時に返却します。では今日はこれで解散です。明日から授業が始まりますので忘れないように、はい解散。」先生はそう言って解散となった。俺は怜の元へ向かう。「どうだった?テスト。」「んー、まあまあかな?上出来ではないけど。かい君は?」「古典がダメだ。全くわからん。」「そうなんだ。難しかったけどね。全体的に。」そう言った後、怜は話を変え、こんなことを提案してき
    ERROR さん作 [447]
  • recall project #27

    「どういうことだよ!?漆原!」霧島が大きな声で怜に問いかける。「ただ宮垣先生は言い逃れたかっただけだと思うよ。だって、こんな早い時期に生徒から不信感を持たれるのはまずいし、じゃあその嘘を正当化すればいい。そういうことだよ。」「じゃあ戦争が云々かんぬんっていうのも嘘ってことか?」俺も怜に問いかける。「いや、それは俺が聞く限り本当のことだと思うよ。でも、こんな話してるとなにが本当のことかわかんなくな
    ERROR さん作 [402]
  • recall project #26

    「えー、もう12時15分ですか……」先生が小さな声で呟いた。しかしその声は俺の耳に届いた。俺は、耳は甚だよいのである。「じゃあ30分まで休憩とします。時間になったら席に着いていてください。」その声と同時に周囲は少し騒がしくなる。そして霧島がこっちを見てくる。「行くぞ。」そんなことを伝えようとしているのか。俺は霧島の席へ向かう。「霧島、行くか?」「よし、行こうぜ!」俺達は宮垣先生の元へと向かった。
    ERROR さん作 [409]
 
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