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ERROR さんの投稿された作品が50件見つかりました。

 
  • recall project #25

    「まぁ、こんなものです、はい。何か他に質問ありますか?」再び先生が問いかける。すると、前の方に座っていた生徒が質問した。「先生、罰則って具体的にどんなものが……?」先生はその穏やかな顔を崩さずに答えた。「軽いものはPP減点、重いものは謹慎……」(謹慎!?自宅謹慎!?まだ全ての学園内規律に目を通していないが、そんなに重い罰則が……)「あぁ、皆さん。謹慎と言っても自宅謹慎ではありません。学園謹慎です
    ERROR さん作 [415]
  • recall project #24

    「では、今から君達にこれを配ります。」先生はそう言って小さめの手帳のようなものを見せた。「生徒手帳です。これは清明学園の生徒である証となるので、無くさないように、はい。」先生はそう言って生徒手帳を配り始めた。やがて俺の元にも配られた。生徒手帳自体は一般のものと特に変わったところは見られない。だが、少し違和感を感じた。(にしても、少し厚めだな、この手帳。)その理由はすぐに判明した。俺が生徒手帳を裏
    ERROR さん作 [437]
  • recall project #23

    俺は疑心暗鬼になりかけていた。隙を作ると何が起こるかわからない、そんな恐怖に怯えているのかもしれない。(おいおい、またマイナス思考かよ。俺も変わらないな、高校生になっても……)そう、俺は昔からすごく疑い深い性格だった。背景は語りたくないが。「はーい、ここが講義室Aです。よく使う場所なので覚えておくようにね。あと、毎日の掃除もここ、と教室だからね。」講義室Aは普通の教室と大きさは変わらない。三階の
    ERROR さん作 [449]
  • recall project #22

    始業式が終わり、教室に帰る際、怜が声をかけてきた。「かい君、始業式びっくりしたね。俺、すごくビビったよ。」「あぁ、怖かったな……やっぱここ、厳しいな。いろいろと。」「宮垣先生もそうだしね。……ここって、皆そんな人ばっかなのかな?」「皆ってことはないと思うけど、割合としては多いだろうな。」この出来事は、俺達の学園生活の不安をさらに増大させるものとなった。教室に帰ると、やはり”あの”出来事で話は持ち
    ERROR さん作 [459]
  • recall project #21

    第四章 困惑、慣れない恐怖チャイムが鳴ると、皆自分の席に戻った。そしてその数分後、先生がやってきた。「えー、皆さんおはよう。今日は始業式ですから、この後体育館に移動します。」そんな連絡を聞き、俺達は体育館に移動した。廊下は生徒達であふれかえり、なかなか前へ進まない。そしてやっとのことで体育館にたどり着いた。もう1組から4組は来てるようだ。5組は、4組の隣に並んだ。さらに数分すると、残りのクラス
    ERROR さん作 [439]
  • recall project #20

    「ただいま…」家に帰ると玄関前に母が立っていた。そして、俺を見るなり母の態度は変わった。「お帰り…ってどうしたの?そんなに制服汚して!まだ学校始まって間もないのに。」(な〜んだ、このことか。)俺は少し安心して説明し始めた。「大丈夫、この制服、特殊な繊維を使ってて払えばこの程度の土なん…て……」俺は制服に付いた土を必死に払った。だが、土は落ちることなく制服にへばり付いてしまった。「魁、今度の休みに
    ERROR さん作 [422]
  • recall project #19

    坊主を仕留めるために俺が実行した作戦とは、全力投球の合間合間に緩い高めの球を入り混ぜるもの。そして、徐々にボールを高くしていき、気付いたら取れなくなっているというもの。相手の長身を上手く利用したものだ。「そういえばお前、俺の名前知らないよな。俺は霧島勲。キリシマイサオだ。中学んときは見ての通り野球やってた。」確かに俺は坊主……いや霧島の名前知らなかったが、なんで霧島は俺の名前知ってるのか?いや、
    ERROR さん作 [440]
  • recall project #18

    俺は転がってきたボールになんとか追い付き、流れを止めた。(相手はあと5人か……ギリギリいけるかな。)俺は相手を見ながらそう考えた。そして助走をつけボールを投げた。スナップを利かせたボールは真っ直ぐ相手に向かっていき、見事に仕留めた。場は少しざわつく。その後俺は奮闘し、もう3人当て、とうとう1対1の勝負となった。残った1人は体格がよく、坊主頭だ。坊主が気迫の篭ったボールを俺に向かって投げる。俺はそ
    ERROR さん作 [406]
  • recall project #17

    先生の言うことは結局嘘だった。しかし、次に発する先生の言葉はすごく興味のあるものだった。「でも、授業などで発言するとPPが貰えるのは嘘じゃありませんから、授業ではどんどん発言して下さい。」この発言を聞いた後、眼鏡は少し嬉しそうな表情をした。どうやら、積極的に発言するタイプらしい。これは俺達にとっても大きい情報だった。PPを増やす方法を知ることができた。まぁ、このことの持つ意味合いは「積極的に発言
    ERROR さん作 [403]
  • recall project #16

    怜のところに行くと、俺に気付いた怜が話しかけてきた。「あ、かい君。暗証番号何にした?」「教えたら暗証番号の意味無くなるだろ。いくられいでも教えねーよ」「えー、俺のこと信用してないのー?」そんな冗談を言い合う。怜だけが学園内の心の支えだ。怜がいるから精神的にもすごく楽なんだと思う。これは恐らく怜にも同じことが言えるんだと思う。お互いがお互いを支えあっているんだ。10分はあっという間に過ぎた。やがて
    ERROR さん作 [440]
 
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