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カトリ さんの投稿された作品が50件見つかりました。
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同じ空の下1
君を初めて見たのは、高校に入学して間もない5月。シトシトと雨が降る日。君は、君の大好きな、アイツに、とびっきりの笑顔を向けていた。他の人には見せない顔。それからも、いつも、違う角度からしか、見る事ができなかった笑顔。正面から、見たい。ずっと、そう思っていた。《主な登場人物》☆望月 周高校3年。バスケ部。趣味は、女の子と遊ぶ事。ただし、めんどうなのはお断り。☆春日井 弘樹俺の親友でバスケ部の部長。
カトリ さん作 [463] -
愛し君…〜恋人未満の番外編です〜
ずっと、好きな女がいる。高校1年で同じクラスになって、気の合うグループでいつもつるんでいた。3年になった今でも、気になって気になってしょうがない。けれど、アイツには男がいる。ついこの間、バスケ部の橋本と別れたと言っていた。アイツはかなりモテる。スタイル抜群。成績優秀。明るくて優しい。笑顔がとびっきりかわいい。まだまだ、たくさんある。朝、たまに同じ電車で見掛けると、ドアの側に寄り掛かりウトウト居眠
カトリ さん作 [485] -
君の笑顔(終)
十分すぎる程のキスと愛撫をうけ、優希の意識は朦朧とする。「優希、いい?」航の問い掛けに、うなずいて答える。航は、ゴムを慣れない手つきでつける。やっと、一つになれた。「ずっと、こうしたかった。」そう言うと、優希は、航の頬に触れる。「俺も。優希が好きで好きでたまんない。」二人は朝方まで、何度も抱き合った。朝、6時。「航。起きて!」遠くの方で聞こえる愛しい声。「ん〜…優希ぃ。」航は、優希の腕を引きベッ
カトリ さん作 [564] -
恋人未満(終)
「て…つ?…」奈緒は哲也を見上げる。「俺、最低な男だから、奈緒に気持ちを伝える権利ないって思ってた。」真っ直ぐに、奈緒を見て哲也は話続けた。「口にしなければ、諦められるって思ってた。」奈緒も、哲也から、目を反らさずにいる。「奈緒が好きだ。」奈緒は、哲也の胸に顔を埋めた。「私も…、哲が好き。ずっと…好きだった。」哲也は、奈緒を抱き締めた。「ごめんな。もっと早く言えば良かったな。」「…だね☆」奈緒は
カトリ さん作 [552] -
恋人未満12
哲也は、合コン三昧の毎日、そして、多数の女とのセックスにうんざりしていた。結局、合コンをしても、奈緒に似た感じの女を探す。どれだけ、女を抱いても、満たされる事はなく、虚しさだけが残る。そして、日が経つにつれて、奈緒の存在の大きさを目の当たりにする。バイトに向かう途中、奈緒の家の前を通る。奈緒の部屋の電気は消えていた。健吾さんと、幸せでいるだろうか。きっと、そうに違いない。「おっす。哲也。」久しぶ
カトリ さん作 [542] -
恋人未満11
一週間待っても、哲也からの連絡はなかった。いつ携帯が鳴ってもいいように、肌身放さずポケットに入れていた。バイト中も、寝る時も。それでも、ディスプレイに哲也の名前が出ることはなかった。哲の声が聞きたい。哲の笑顔がみたい。哲に抱き締めて欲しい。携帯を鳴らした。留守番電話につながった。「…哲…私…会いたいよ…」涙が込み上げる。声が震え、言葉がつまった。奈緒は電話を切り、握り締める。哲、お願い。一度でい
カトリ さん作 [648] -
恋人未満10
「ずっと奈緒が好きだよ。」本人を前にして言えなかった言葉を哲也は言った。「さっきのは嘘だよ。奈緒は一言もそんな事言ってない。」健吾は、坦々と話を続ける。「俺ら、うまくいってるし、卒業したら結婚する。」「俺は奈緒が幸せならそれでいい。」意外な哲也の言葉に、健吾は戸惑った。「は??何だよそれ。」「俺は、奈緒に気持ちを伝える気ないし、2人の仲を壊す気もない。ただ、奈緒には幸せでいて欲しい。」「そ。分か
カトリ さん作 [463] -
恋人未満9
「奈緒。」奈緒と健吾は、ベッドで抱き合っていた。「ん?」「哲也と何か訳あり?」愛撫され、感じながらも、奈緒の頭の中は哲也でいっぱいだった。「何もないよ?」「なら、いいけど。」コンビニから帰りながら、奈緒の様子がおかしいことに、健吾は気付いていた。けれど、それを追求しようとは思わなかった。付き合い始めてからも、どことなく、奈緒の気持ちは自分に向いていないと、健吾は感じていた。同時に、奈緒が自分を好
カトリ さん作 [442] -
ちかの日記7
ついに哲也としちゃったよ。圭ちゃん以外の人と、セックスするなんて…っていうか、感激!!最高に気持ち良かった!!やっぱお互いの、性感帯??解ってるんだよね…それでもって、哲也は、前よりも、ガツガツしてなかったし。お互いに大人になったな…って感じかな。また、会おうって約束したけど、はまっちゃうのも怖いし…ほどほどにしておきます。
ちか さん作 [768] -
恋人未満8
「奈緒、今日は朝まで一緒にいたい。」健吾はそう言うと、奈緒の肩を抱き寄せた。付き合い始めて一ヶ月。キスもたくさんした。お互いの事もだいぶ解ってきた。「うん。」奈緒は健吾にキスをした。2人、手をつなぎ、ラブホテルに入る。先にシャワーを浴びた奈緒がバスルームから出てきた。「俺も浴びて来る。」「うん。」正直、奈緒は、乗り気ではなかった。あれからも、ずっと哲也の事ばかり考えていた。哲、どうしているかな…
カトリ さん作 [632]