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カトリ さんの投稿された作品が50件見つかりました。

 
  • 年下の彼2

    圭吾と優希は会う度にお互いを求めあっていた。「優、まだ服着ないで。」圭吾はベッドから離れようとする優希の腕を引っ張った。「…こら。圭…ん… 」強引にキスされ、押し倒される。「圭吾っ…予備校遅れる…から。」圭吾は渋々優希から離れた。「…明日も来ていい?」ベッドから降りて、トランクスをはきながら圭吾は優希の顔をのぞきこむ。「うん。明日またしようね。」優希は圭吾とのセックスに満足していた。今まで、付き
    カトリ さん作 [876]
  • 年下の彼1

    高校3年の夏休み、航と初めて会った。彼は、弟の友達。中学2年生でまだ子供っぽさが残る男の子だった。あの頃は、まさか彼が恋愛の対象になるだなんて思いもしなかったのに、今では航なしでは私は生きていけないだろう。うちは、共働きの両親と弟の正希(まさき)、そして私(優希)の四人家族。夏休みのある日、朝早くから、母に起こされた。「優!起きて!!」肩をたたかれ、布団をめくられる。「…ん〜。なに?」「正希が今
    カトリ さん作 [805]
  • 最後の嘘終

    由紀の携帯に理花からのメールが届いた。〔2/20、19時 池袋東口の中央改札に集合ね☆〕由紀に迷いはなかった。家族に対しての罪悪感は常に持っていた。悟と会わない今でも悟への気持ちは変わらない。その想いは家族に対しては後ろめたさでしかない。悟に触れることも、会うことも、声を聞くことも出来なくていいと思っていた。ただ一つ、神様お許しください。悟の事を愛しいと想う気持ちだけは。私はそれだけで生きていけ
    カトリ さん作 [543]
  • 最後の嘘7

    2月由紀は半年前のクラス会で久しぶりに顔をあわせた友人とランチをしていた。憂鬱な水曜日も、外に出かけて気分転換が出来るようになっていた。「また、みんなで食事でも行こうよ。私、香織とメグに声かけるからさ!由紀は悟に連絡取って?」「…う〜ん。」あやふやな返事をする。「?…由紀が呼ばないと悟来ないよ?」「そんな事ないよ。悟、社交的じゃん。」「だって、これまでもずっとそうだったの!たまにみんなで食事って
    カトリ さん作 [469]
  • 最後の嘘6

    由紀と別れて一月程すると、悟は新しい恋人を作った。同じ会社に勤める、一つ年下のキャビンアテンダントだ。以前から悟に好意をもってくれていた。由紀を忘れたい一心で恋人を作った。それでも、ほんの些細なことで、由紀を思い出した。由紀が好きなカフェオレ、由紀が持っていたバッグのブランド、一緒に歩いたことのある道、カラオケで由紀がよく歌っていた歌。胸が苦しい。彼女にキスしても、抱き合っても、満たされることの
    カトリ さん作 [474]
  • 最後の嘘5

    悟と別れてから、由紀はしばらく弾いていなかったピアノを弾くようになった。別れを告げられても、由紀は何も言えなかった。言う権利がなかった。それでも、あの時、またいい友だちでやり直そうと言っていたら?悟とのセックスを拒まなければ?バーのカウンターで、一緒にいたいといわなければ?クラス会に参加しなければ?悟と関わった全ての事を否定せずにいられなくなっていた。何もかも自分が悪いのに、最低だ…夫も子供もい
    カトリ さん作 [641]
  • 最後の嘘4

    だから気がつかない振りをしていた。そして求めた。これ以上、苦しめるのはやめようと思った。だから、言ったんだ…「好きな娘ができた」
    カトリ さん作 [574]
  • 最後の嘘3

    悟がブラウスのボタンに手を掛けたとき「…や。」由紀は拒んだ。悟は由紀の顔をのぞきこみ「ダメなの?」「うん。これ以上は絶対だめ。」由紀の強い意思を感じた。悟は、それ以上の事を求める事はやめた。「なか入って。コーヒー入れるよ。」「お邪魔します。」悟と由紀はそれまでの距離を埋めるようにたくさんの話をし、笑いあった。昔と変わらない、お互いの笑顔。やっと通じた想い。ずっと一緒にいたいと思っていた。ずっと…
    カトリ さん作 [633]
  • 最後の嘘2

    会場で悟はすぐに由紀をみつけ声をかけた。「由紀。」懐かしい声、ずっと聞きたかった声、愛しい声…由紀は込み上げてくる涙をこらえることができなかった。「…会いたかった。ずっと。」二人はすぐに会場を抜けだした。「どっか、飲みにいく?」悟が由紀の顔をのぞきこむ。「うん。」ハンカチで涙を拭う由紀の左手の薬指には指輪が光っていた。「…いつ、結婚したん?」バーのカウンターで横に並ぶ由紀に悟は聞いた。「大学卒業
    カトリ さん作 [606]
  • 最後の嘘1

    「好きな娘が出来た。だからこれからはあんまり会えないんだ。」悟の言葉に対して由紀はただうなずいた。「…うん。分かった。」「由紀…。俺さ…」「もう、会わない方がいいよね?今更友達に戻るっていうのも難しいよ。きっと。」「由紀?マジで言ってんの?」「うん。もう会わない。」「……」「元気でね。今までどうもありがとう。」由紀は車を降り駅に向かった。悟は追いかける事はできなかった。追いかけて、連れ戻してずっ
    カトリ さん作 [689]
 
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