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そぼろ飯 さんの投稿された作品が14件見つかりました。

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  • お前なんか…

    お前なんかロバのウンコだっ!!!ウルグァイの老いぼれた孤独な雄ロバのウンコだ。余りに哀れで、蝿すら寄ってこないんだ。ハッ、お前はそれくらい無価値な存在なんだよ。自覚がなかったのか?馬鹿だな。お、おい…そんな落ち込むことないじゃないか。確かにちょっと言い過ぎたか。じゃあ、そうだな……――お前なんか、コンクリートにヘバリついたガムだ!!しかもブルーベリー味だ。だいぶ改善されただろう。優しくしすぎたな
    そぼろ飯 さん作 [342]
  • 彼氏は偏屈男act;2

    私の彼氏である田沼という男は偏屈男だ。「田沼、そんなに見つめたら可哀想だよ」私はプラスチックの壁のむこうにいるビーバーに同情した。かれこれ30分、田沼が一方的に視線を送っている。「かわいいな…」そう言って田沼はニタっと笑った。怖い。怖い。田沼と私は今動物園にきている。記念すべき初デートだ。「ちょっと私向こう見てくるわ」このままだと一日中ビーバー観察に付き合わされかねない。「待て、僕も行く」踵を返
    そぼろ飯 さん作 [317]
  • 彼氏は偏屈男act;1

    あなたの彼氏はどんな人ですか?― 偏屈男です。「花山、今週の土曜日にどこかに行かないか」「うん、いいよ。行こう行こう」田沼からデートの誘いを受けた。初デートだ。嬉しくないはずがない。この男、田沼正太郎はこの間から私、花山の彼氏をしている。私達は元々友達関係で、付き合ってからもそのノリが拭えなくて。だからこそこういう恋人らしい事をするのは新鮮だ。「場所は?」「花山。実はそれが問題なんだ」田沼は神妙
    そぼろ飯 さん作 [327]
  • チェリー

    「ハーヤマ、ハーヤマ」目の前の男が騒ぎ出す。れっきとした男子なのにも関わらず私と一緒になってファミレスでパフェをパクパク食べ進めている彼は私の恋人である。「田沼、私の名前はハーヤマじゃなくて花山だよ」どうやら口に何か入れながら話しているようだ。「みてふれ」見てくれ、と言っているらしい。田沼は舌をだした。「おぉう!」ちょこんとパフェについてたサクランボの茎が結ばれていた。しかも方結び。ど器用な男で
    そぼろ飯 さん作 [379]
  • 曖昧me mine;?

    「もうすぐ学校祭だね」「あぁ」「どうしたのよ佐月。さっきからあんた『あぁ』しか言ってないよ」「あぁ」私は今すごく傷心気味だ。原因は勿論、清太だ。清太が南先輩に告白されたからだけではない。自分が清太を好きだと気付いてしまったからだ。「清太君となにかあったの?」「なんも…」「……。」「なんにも……ある」私と会話してるのは親友の真紀子である。彼女に私はなかなか嘘がつけない。ついたといてもすぐに見破られ
    そぼろ飯 さん作 [362]
  • ありがちラブコメディ1

    4月私は他の人と同じように高校二年生に進級した。クラス替えもなかなかの強運を発揮した私の隣の席にいたのは気持ちが悪いほど整った顔立ちの男子生徒だった。「よろしくね」近寄りがたい雰囲気をかもしだしているくせに彼は気さくに私に話しかけた。以外にもバリトンボイスである。「ああ、うん…」ここはよろしく、と返した方がよかったのかもしれない。「僕は中川 惣。君は?」「芹沢」「芹沢…何子ちゃん?」「芹沢アヤ」
    そぼろ飯 さん作 [456]
  • ありがちラブコメディ<プロローグ>

    うちらの学園高等学校にはこんな伝説がある学園の時計台の下で愛を誓った男女は永遠に離れることのない絆で結ばれるはっ、ありがちな伝説。私は伝説とか信じる信心深い人間ではなかった。私は自分でも認める現実主義者で「実際、永遠に離れないって鬱陶しいだろ」なんて非ロマンチックな事を考えている。どこか冷めた感情をその気恥ずかしい伝説に抱いていた。芹沢アヤ、16の春
    そぼろ飯 さん作 [531]
  • 曖昧me mine;?

    あぁ夏がくる。重々しかった制服も身軽な夏服に変わる。日差しは強く、爽やかな風がすり抜ける。隣を歩くのは嬉し恥ずかし愛しい彼氏……ではなくて小憎たらしい幼なじみ・清太だったりする。「あのさ、登下校一緒に行くのもう止めない?」私の言葉に清太は強い否定をこめて首を降った。「馬鹿か。お前また危ないオヤジに連れ去られたいのか?」確かに私はそのような体験をした事がありますとも。だけど、それは小学生の時の話で
    そぼろ飯 さん作 [410]
  • 適正距離

    三歩と半歩これが僕と君の適正距離。この距離にいれば衝突することもない。そのかわり接触することもない僕は君に好意を抱いている。僕と君は程よく親しい友人関係で。このままでいいなんて望んでない。なのに僕は君が離れるのを恐れて距離を作った。「マサヒロのばかぁ。浮気者〜!別れてやるっ」しばしば僕は彼女の愚痴の相手をさせられる。だいたいそれは彼女の男性関係のことだ。彼女はその事に関してあまりスッキリハッキリ
    そぼろ飯 さん作 [355]
  • 曖昧me mine;?

    「私はあんたにとって何なのさ」それは二人にとって永遠のテーマである。少なくとも私にとってはそうだ。「そんなの幼なじみに決まっているだろ」奴、白石清太は眉ひとつ動かさずに答えた。そう、私・金沢佐月と清太は幼なじみである、単なる。しかし、明確な関係の名称はあるものの私達は酷く曖昧だ。「D組の佐々木?止めとけ、止めとけ。あいつはロリコンだ。」清太が渋い顔をして言った。ロリコンでも巨乳好きでも別に良いと
    そぼろ飯 さん作 [372]
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