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籠球? さんの投稿された作品が49件見つかりました。

 
  • CROSS DRIVE35[テスト]

    翌日、翔人は亮介と共に体育館へと向かった。大和がみんなを集めて紹介する。「新しい部員が入ったから、みんなよろしくな。」「大神亮介です。リョウでええですわ。」亮介の明るい性格にみんなはすぐ親しんだが、拓海は言った。「お前、実力は確かなんだろうな?」「信用してないんか?」拓海は続けた。「オレと戦え。それで見極めてやる!!」亮介はうなずき、拓海との1ON1が始まった。「ほな、行くで・・」亮介は構えた拓
    籠球? さん作 [472]
  • CROSS DRIVE34[信頼]

    さらに亮介は続けた。「オレはそいつ殴ったせいでバスケ部を辞めた。仲間にはボロクソ言われたんや。」亮介は感情的になった。「でももし同じ状況やったらあいつらは殴らんかったんか?少なくともオレには我慢出来んかった。」亮介が話終えると翔人が口を開いた。「君の気持ちは分かるよ」「同情しとるんか?」亮介に構わず翔人は続けた「僕は事故で父さんを亡くした。事故を起こした人を殴った。悲しかったけど僕にはバスケがあ
    籠球? さん作 [436]
  • CROSS DRIVE33[孤独]

    「お前、強いな。」「それほどでもないわ。」亮介と大和はコートの上で話していた。「お前、一人なんだろ?翔人から聞いた。」大和の言葉に亮介はうつむいて話した。「オレは仲間なんか欲しゅうない。みんな裏切るんや。」亮介の悲しそうな表情に大和は押し黙った。すると、陰から声がした。「よかったらその話聞かせてくれないか。」その声と共に翔人が現れる「ええわ。オレは大阪の中学におった。オレはバスケ部を全国一にする
    籠球? さん作 [471]
  • CROSS DRIVE32[ALONE]

    翌日、翔人は大和に亮介のことを話した。「お前がそこまで言うんなら、オレが説得してみよう。」翔人は大和に礼を言う一方、亮介はストリートコートにいた。「す、すいませんでした」1ON1で亮介に負けた学生が去っていく。「ちっ。弱いわ。」亮介がそう吐き捨てると、大和が現れる。「あんたバスケ部の・・」「神崎だ。昨日は翔人が唐突なこと言って悪かったな。」亮介は気にしないで言った。「あんた勝負しようや。」大和は
    籠球? さん作 [509]
  • CROSS DRIVE31[仲間]

    「き、君は一体・・?」翔人は亮介に聞いた。「お前、柊木翔人やろ?この前の三鷹との試合におったな。」亮介は鋭く見た。「あのさ、いきなり会って言うのもあれだけど・・」翔人は一呼吸置いて言った「バスケ部に入ってほしい。君が入れば強くなれるんだ。」亮介は翔人の言葉に素っ気なく言った。「悪いけど、オレそんな暇やないから」と言って、その場を立ち去った。「柊木―。ん?あいつ・・」同じクラスの道下が翔人の元に来
    籠球? さん作 [501]
  • CROSS DRIVE30[破天荒な天才]

    翌日、翔人は寝ぼけながら学校に来た。「ふぁーあ」と、あくびをすると人とぶつかった。「あっ、ごめんなさい」「あれ?翔人くん」美咲が目の前にいた。「美咲さん、昨日はすいません。送ってもらって」「いいよ。気にしないで」と美咲は慌てて去って行った。学校が終わり、部活が休みの翔人は帰ろうとした「ん?ボール?」と翔人が言うと、金田の姿があった。「また会ったな。今度は潰してやるぜ!」金田が叫ぶと、一人の男が阻
    籠球? さん作 [495]
  • CROSS DRIVE29[始まりの理由?]

    裕美は思い出していた。「翔人へ、しばらく離れて悪いな。オレは遠征でアメリカにいる。アメリカはすげぇとこだ。負けられないよ。いつか翔人がバスケを始めたら勝負しような。絶対負けないけどよ。翔人、オレに何があってもバスケを嫌いにならないでくれ。分かるよな?あとオレが帰るまで母さんを頼むぞ!じゃあまたな 剣」裕美と美咲の目に涙が流れた。「これは剣が事故にあう二日前に書いたみたいなの。これを読んだ
    籠球? さん作 [477]
  • CROSS DRIVE28[始まりの理由?]

    「送ってもらって悪いわね。」翔人の母・裕美が美咲に言った。「いえ、いいですよ。」美咲は丁寧に言った。「あの子、昔はバスケ嫌いだったのよ。」裕美が悲しそうにうつむき、美咲は黙って聞いていた。「私の夫、翔人の父は柊木剣。バスケ選手だった。」「柊木剣って、日本代表の・・」美咲は驚いた。「剣はいつも翔人にバスケを教えていた。翔人もそんな剣が好きだった。あの日までは・・・」「あの日?」美咲は聞く。「剣は死
    籠球? さん作 [622]
  • CROSS DRIVE27[変わらない日々]

    三鷹戦から3日が過ぎ、拓海が正式にバスケ部へ入部した。「よし、今日はここまで」大和が練習を終わる声をかける。翔人は急いでいた。「どうした?翔人。そんなに急いで。」「はは・・ちょっと」翔人は少し笑って答えた。「コレか?」大和が小指を上げる。翔人はあせった。「ち、違いますよ。お疲れ様です。」翔人は足早に去った。「おもしれぇ奴。」大和は笑った。翔人が歩いていると美咲と遭遇した。「あっ、翔人くん。」翔人
    籠球? さん作 [519]
  • CROSS DRIVE26[敗北の後]

    電光掲示板が70−82と西条の敗北を物語っている。大和は悔しがった。「くそっ。負けた・・」「落ち込まないで下さい」翔人がさらに続けて言う。「僕たちはこれからなんですから。」この言葉に大和は顔をあげてうなずいた。すると、雷斗が駆け寄ってきた。「雷斗さん。本当にありがとうございました。」「こちらこそ。西条をなめてたよ。強かった!」雷斗が翔人と握手を交わした。高木も大和と話していた。「負けちまったが、
    籠球? さん作 [519]
 
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