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ゆん? さんの投稿された作品が23件見つかりました。
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奇跡―タイムリミットは一ヶ月―??
「チッうるせぇな!!黙れ!!」男が怒鳴る度に子供の泣き声が大きくなっていく「怖いよぉお母さん」「怒鳴らないでよ!!」女子高生がスキンヘッドの男にそう言った「あぁ!?てめぇは早く金出せよ!!」怒鳴りあげる男それを見て怯え泣きじゃくる子供…俺はその光景を見ていると昔を思い出したまるで昔の父と自分を見ているみたいで『お父さんやめて』バチンッ痛い…父は俺の頬を凄い力で殴った『うるせー!!お前のせいで金が
ゆん? さん作 [138] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―??
なんかめちゃくちゃ怖いんですけど!?俺がそう思っていると女子高生は子供を連れ俺の後ろに隠れた「え!?何してんの?」するとスキンヘッドの男の子が俺に話かけてきた「ん〜?なんだ兄ちゃんその女の彼氏か?」「えっ違…「そうよ!!」俺が否定しようとしたら女子高生が俺の言葉を遮り俺を勝手に彼氏にした「おいっ何を勝手な事を…」「まぁ彼氏でも兄貴でも何でもいいけど、そこのクソガキが俺の服にアイスつけやがって高い
ゆん? さん作 [134] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―??
今日お店忙しいかなぁそんな事を考えていると遠くから怒鳴り声が聞こえてきた「待てコラァ!!」なんだ?ケンカか?嫌だな…ドンッ「うわっ」曲がり角を曲がろうとしたら何かにぶつかり俺はこけてしまった「痛てぇ」俺はぶつかった物に目をやるとそれは物でなく人だった相手も俺にぶつかった時に倒れたみたいだった倒れているのは女の子で制服を着ているから学生だと思う確か…○○女子高の制服、高校生か?よく見ると4、5歳く
ゆん? さん作 [120] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―??
香に出会ったのは俺が19歳の時だったその時の俺は――…俺は茶色封筒とにらめっこして10分が経過していた今度こそ大丈夫そう心に言い聞かせて「いざっ!!」俺は封筒の中身を確認する封筒の中から出てきたのはうすっぺらい一枚の紙その紙に書かれているのは不合格の三文字だった…「また落ちた…」うなだれる俺…19歳の俺は進学しないで就職先を探していたが尽く落とされ今はバイト三昧俺は幼い頃に母を病気で亡くした父も
ゆん? さん作 [130] -
奇跡―タイムリミット一ヶ月―?
大好きな香の笑顔…もう見れないと思っていた俺はこの笑顔に何度も救われたんだでもでも今はその笑顔が胸に突き刺さる「これからもずっと一緒」なんて限りない未来が続くと信じて疑わないその笑顔に俺は泣きそうになるのを必死で堪えて笑顔を作った香が病室を出て行った後どうしようもないこの気持を涙の粒と化して消化するしかなかったんだ香…俺がキミの側に居れるのはあと一ヶ月なんだ――…今日から一ヶ月俺はキミに何をして
ゆん? さん作 [135] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―?
香は病院からの連絡で俺が事故に遭い、意識不明と聞かされ急いで病院に来たらしい「それで病院に着いた時に医師(センセイ)がビックリした顔をしてて私信也が死んだのかと思ってホントに怖くなったの…」俺の手を握る香の力が強くなった「医師が話し出して私も驚いちゃった信也の怪我がね消えたんだって…かすり傷とかは残ってるみたいだけど」怪我が…消えた?「嘘っ!?だって俺車に…あ…」アイツ(神)の仕業か嬉しいんだけ
ゆん? さん作 [132] -
奇跡―タイムリミット一ヶ月―?
『頑張ってください一ヶ月後私が迎えに行きます』あぁ――…またこの感覚瞼が…重い声が遠くなる『悔いの無いように―…』最後は神が何を言っているのか分からなかった少し時間が経ってまた声が聞こえて来た「し…やッ!!」この声は「…やッ!!」聞き覚えのある「んや…っ!!」愛しい人の声「信也!!」香――――…!!目をゆっくり開くと天井が見えたここは…多分病室「信也っ!!」俺は声のする方へ顔をやる視線の先には涙
ゆん? さん作 [152] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―?
『どうにもなりません…信也さんが今日死ぬ事は生まれた時から決まっていました』決まっていた事…そんな簡単に割りきれ無い辛い『辛いですよね』「え?」俺の心を読んだように神がそう言う『でも今なら少しだけ運命を変える事が出来ます悔いを残していませんか?何か彼女に伝えたい事はありませんか?』伝えたいこと―――…香に伝えたいこと「分かった 協力してやるよ」『本当ですか!?』神が目を輝かせて喜ぶ「うん でも俺
ゆん? さん作 [131] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―?
俺の言葉を遮り神がそう言った何を根拠に…「大丈夫って?」『信也さんは自分が死ぬと思った時彼女の事を考えていましたその想いにとても強い愛を感じたのです信也さん貴方は愛に溢れた人間ですだから信也さんに愛とは何なのかを教えてもらいたいと思いました』「でっでも無理だって俺そんな恥ずかしくて言葉に出来ないし」俺は恥ずかしくてフイッと横を向いた『言葉で伝えてもらおうなんて思っていませんよ』「へ?」間抜けな声
ゆん? さん作 [150] -
奇跡―タイムリミットは一ヶ月―
『実は私は神なんですがまだ見習いの神なんです』「見習い?」『はい今は私の母が本当の神をしていますですがそれもあと少しで終了し、今度は私が神の仕事を受け継ぐのです』「はぁ…」神様にも母親が居るんだ何か変な感じだな…まぁそこは置いといて「その事と俺とが何の関係があるんだよ」『先程も言いましたように私は見習いの身です一人前になる為には勉強しなければいけませんそこで信也さん!!』「うわ!?」神がいきなり
ゆん? さん作 [199]