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西海のわっきー さんの投稿された作品が5件見つかりました。
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Circle of life〜日常悪化?〜
この世界には階級が24階級ある。一番上をアルファベットのAから数えていく。それ以下は庶民やら貧民やらゴミやらクズ等々と、散々な言われ方をされている。しかし、世界の六割が庶民なのだから何を言われても悔しくはなかった。 最もここ、我が愛しき学園寮に置いては俺一人が庶民レベルなので逆に同情されているくらいだ。 トモエは上から二番目、かなり偉いご令嬢というやつだ。先程からアイアンクローやらを掛けていた後
西海のわっきー さん作 [163] -
Circle of life〜日常悪化?〜
茫然自失…手の平にある玉。これが俺の過ごしてきた部屋。目から塩水がでるよ!数年間共に過ごした部屋、情報を提供してくれた文明機器、暖かく俺を包んでくれた寝具、そして…そしてそしてそして!オラの…夢と夢と夢を与えてくれた、冒険者達が憧れる先代達の装備品達がー!今俺の手の平上を転がっている…。肩に手が置かれる。後輩が気にするなよと目で語った・・・。「……」「……」「ニコ」「ふざけんなー!」後輩にコブラ
西海のわっきー さん作 [262] -
Circle of life〜日常悪化?〜
携帯に出ると受話器の向こうから罵詈雑言が聞こえた。この声は親友の声だが…何に怒っているのかメチャクチャに罵声を吐く。俺は適当にあしらって携帯を……電源をOFFにした。人が夕陽に黄昏ている時に邪魔が入ると、何とも言えない怒りが込み上げてくる。気分を害した俺は帰ることにした。夏の夕方、蝉の声と烏の叫び、暗い雑木林にある一本の道―――これほどスリリングな状況を作り出す帰宅路も珍しい。俺が通う魔法高等学
西海のわっきー さん作 [211] -
Circle of life〜序章〜
世界は幾つもの数がある。“パラレルワールド”だ。もし、今現在の世界とは別の世界が在るのなら、俺は直ぐにでもその世界に行きたい。だが、そんなのは本の中での話だ。どうして俺がこの世界から逃げたいか…それは今見ている塔が理由だ。天を貫く塔。ある架空小説に“バベルの塔”と言うのがあるが。正にそれが当てはまる。人は智と力を求めた。天はそれを許容した。そして人は手に入れた。それを例えるなれば“リンゴ”。“腐
西海のわっきー さん作 [246] -
Circle of life〜序章〜
世界は幾つもの数がある。“パラレルワールド”だ。 もし、今現在の世界とは別の世界が在るのなら、俺直ぐにでも、その世界に行きたい。 しかし、そんなことは本の中での話だ。 俺が今見ている塔がその理由だ。 天を貫く塔。ある架空小説に出ている“バベルの塔”と言うのがあるが、正にそれが当てはまる。 人は智と力を求めた…天はそれを許容した。そして人は手に入れた。 それを例えるなれば“リンゴ”。
西海のわっきー さん作 [263]
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