携帯小説!(PC版)

トップページ >> かまきり さんの一覧

かまきり さんの投稿された作品が24件見つかりました。

 
  • 竜に捧げる鎮魂歌[2-3]

    世界を支える5匹の竜。[闇の黒竜][水の青竜][炎の赤竜][光の金竜][風の銀竜]「この5匹は15年前の6匹目が死んだ日、そして君が生まれたその日に異界・・・『竜の国』からすでにそれぞれと同じ色の最も強い竜を選び、その竜に世界を支える役目を継承させた。」つまり6匹目が死んだその日にそれまで世界を支えていた5匹は次の新しい竜にその役目を譲ったのだ。「俺が生まれた日に?」「そう、6匹目が死んだ日に。
    かまきり さん作 [359]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[2-2]

    少し考えた後、オーリュは首を横にふった。「・・・ないな。」「だろうね。」にこにこ笑ったままフィディルは続ける。「その赤眼が、『選ばれし者』の証だ。」オーリュはこの赤眼と、この少年が自分と一緒にいなければならない理由のどこがつながっているのかがさっぱり分からなかったが、好奇心に負けて聞き返してしまう。「『選ばれし者』って・・・、さっきも言ってたな。」なんだ、それは。「この世界を支えている、5匹の竜
    かまきり さん作 [213]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[2-1]

    「記憶変換?」オーリュが繰り返すと少年は笑って頷いた。「そうだよ。あの人の記憶を塗り替えて・・・ちょうどいぃから僕が彼女の甥っ子ってことにしといた。入学する手続きの手間もはぶけるし。」「て、お前!!ここに入学するのか!!!?」「そのつもりだけど?」そう言って可愛らしく首をかしげた金髪少年に、オーリュは「あのなぁ」とため息をつく。「そもそもお前、なんで朝俺の隣で寝てたんだ。俺になんの用がある?てゅ
    かまきり さん作 [204]
  • 竜に捧げる鎮魂歌〜あとがき*Les't作者の謝罪〜

    こんにちは*『竜に捧げる鎮魂歌』を書いているものです。おかげさまで無事に第1章を終えることができました。ありがとうございます。(´∀`)さて、この『竜に捧げる鎮魂歌』、気付いた方もいらっしゃると思いますが・・・あれ??何か[1-3]と[1-4]が2つある??・・・すいません!!作者のミスです!!!!本当にすいません!!!7月3日投稿の[1-3]と[1-4]はスルーして下さい!泣ごめんなさい!!・
    かまきり さん作 [244]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[1-終]

    アンナは、ガクンッ、と後ろに仰け反る。倒れるか、と思ったが、彼女はたたらを踏んで仰け反ったまま停止した。「・・・・せ、・・・先生?」まさか死んでないよな?と心の中で願いながらオーリュはアンナに話しかける。と、彼女の手がピクリと動き、その身体も元の位置に戻っていく。「・・・・うん?」気の抜けた返事をしたアンナにホッとして、オーリュは金髪少年を振り返った。・・・今のは、魔術か?だが目で問いかけても少
    かまきり さん作 [246]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[1-6]

    ベッドからおりた金髪少年は、乱れた髪を手で梳かしながら立ち上がった。にっ、と笑っているその顔は、やはりものすごい美形である。と、彼は唐突に、パンッ!!と1回拍手を打った。乾いた音が狭い部屋に響く。さすがの中年教師のアンナも突然のことに、ぎょっとして金髪少年を見つめた。少年はかまわずに片方の腕をすいっ、と上げ、人差し指をアンナに向ける。その瞬間、彼のその指先から銃のような速さで細長い光の線が発射さ
    かまきり さん作 [236]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[1-5]

    自分はここを追い出されるわけにはいかない。『あの人』が来るまで。(僕が、どうにかしてあげようか?)「・・・・え?」思いもよらなかった少年の言葉に、オーリュはつい声を上げてしまう。だが目の前でいまだに怒鳴っているアンナには幸い、聞こえなかったようだ。(・・・君はここで人を待ってるんだろう?)・・・・!!!!なんで、そのことを・・・(あははっ!!僕はなんだって知ってるよ。だけどその代わり、僕のいうこ
    かまきり さん作 [217]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[1-4]

    頭の中で再び声が響く。(なに?僕が『ばばぁ』なんて言っちゃ悪いの?)オーリュはさらに目を見開いた。(なに驚いてるのさ、・・・君はオーリュ・ターウォだろう?)自分がオーリュだからどうだというのか。(あぁそうか。『まだ』なんだね。)だから、何がだ。(『選ばれし者』のくせに、やけに覚醒が遅いなぁ)「だから・・・一体なんのっ・・・・・!!!!」「聞いているのですか!!!オーリュ・ターウォ!!!」思ってい
    かまきり さん作 [289]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[1-4]

    反射的に後ろを振り返ると金髪少年と目が合った。ちなみに彼はまだベッドに座ったままである。まさかな、とオーリュは心の中で笑った。こんな儚げ&超美形な少年が『ばばぁ』なんて言葉を言うはずが・・・。(言っちゃ悪い?)「・・・・・・!!」オーリュは目を見開いた。(何に驚いてるの?・・・君はオーリュだろう?)自分がオーリュだからどうだというのか。(あぁ、そうか・・・『まだ』なんだね。)だから、何がだ。(『
    かまきり さん作 [241]
  • 竜に捧げる鎮魂歌[1-3]

    思った通り。毎朝自分を起こしに来る、学院の教師の1人・・・確か名前はアンナだったか・・・がそこにいた。「まったくあなたは毎朝毎朝!!今日は珍しく起きている気配がすると思ったら!!さぁさぁ、さっさとシーツを・・・」アンナのいつもなら止めても止まらない怒鳴り声がピタリとやみ、彼女が息をのんだのが分かった。その視線はベッドの上の美少年にそそがれている。 「オ・・・、オーリュ・ターウォ!!あなた、規則を
    かまきり さん作 [236]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス