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鳥栖川 明 さんの投稿された作品が3件見つかりました。

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  • 俺と君と、神と罪 3

    俺の足は体を支える力を無くし、不格好に尻餅をついてしまった。その痛みで頭をすっきりさせて、もう一度見てみた。壁にへばりついた物体を…。所々、引きちぎられたみたいに皮だけでつながっている部分がある。どうなってるんだ。なんだこれ。だめだ、力が入らない。立てない。なんだこれ。だめだ、逃げれない。カシャンその音は、背後から聞こえた。その瞬間にすべての神経は耳に集中された。カシャンカシャン徐々に俺の背中に
    鳥栖川 明 さん作 [211]
  • 俺と君と、神と罪 2

    友人の声で、夢心地から覚める。荷物を持って、妄想が残る教室を後にした。「お前さ、最近たるみすぎじゃね?」「ん、ちょっとな。人生のスパイスを探してるっていうか?」「…あほか。」なんて冷たい言葉を浴びせられながら二人で下校している。同じ年なんだし、共感してくれてもいいじゃんよ…。ねぇ?「じゃあさ、あの話でも確認しにいけばいいじゃん。満月の夜の殺人鬼の話。最近、行方不明者多いじゃん?あれって、実は殺人
    鳥栖川 明 さん作 [216]
  • 俺と君と、神と罪 1

    「神よ…」今日も、夜空に浮かぶ月を神に見立てて祈りを捧げる。その血に濡れた手で空を仰ぎ、神に懺悔をする姿は正に滑稽だ。殺しては許しを請い、殺しては許しを請い…。罪を罪で洗い流す。それが私達、赤の団員の運命…。キーンコーン始業のベルが鳴る。健やかな睡眠を妨げられ、顔を上げればいつもの担任のお出ましだ。学級委員長が、今だ!と起立の号令をかけた。はい、せーの『おはようございます』着席の号令と共にがらが
    鳥栖川 明 さん作 [272]
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