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三日月ななこ さんの投稿された作品が3件見つかりました。

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  • ブラウス?

    何も考えずに、ここまで来た俺はどうしたもんだか、言葉が出て来ない。黙っていたあゆみが口を開く。「汗かいてるよ。どっかお店入る?」俺はあゆみがいつもの調子に戻っているのに気付いた。雨の中、海岸線沿いを歩き、近くのファーストフードの店に入った。向かい合って女の子と座るのも俺は初めてだった。 緊張している自分がよく分かる。 「中止の電話あったんだ?」 「8時頃だよ。」 「あっ。もう出てた。」 一年生か
    三日月ななこ さん作 [125]
  • ブラウス?

    「行くよ。今から行くから。」 ‐何言ってんだ、俺。行ってどうすんだ?違う!何で、俺が行くんだ!?‐ 頭ん中の言葉と裏腹に、口が勝手に動く。 「一時間、あっ、40分位で着くから!駅に居てよ。」 何を興奮してしゃべってんだろ? 「分かった。」 あゆみは、一言だけ返事をして、電話を切った。俺は慌てて時計を覗き込む。 9時40分。 待ち合わせは9時だった。 ‐あいつ、何やってんだ、何で、もっと早く連絡
    三日月ななこ さん作 [153]
  • ブラウス

    「何時に家に着くかな?」あゆみがちょっとふざけた調子で聞いた。「分かんね〜な〜。疲れた?」俺は振り向きもせずにぶっきらぼうに答えた。本当は手を伸ばしてあゆみの手を引きたかったのに、、、。終電が行った江ノ電の線路の上。 俺。17の夏。20年経っても忘れられない一年の始まりだった。 その日は朝からどしゃぶりだった。 前からクラスの仲間達と海に行こうと約束してたのに! 「中止にすっか?今日は厳しいべ?
    三日月ななこ さん作 [203]
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