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萩原実衣さんの投稿された作品が71件見つかりました。

 
  • アイの実はどんな味?6

    デカ女は、いつものように淡々とスタジオに入ってきた。「社長 どうですか?スポンサーに連絡入れますか?」やっぱり…RIONA とは…信じがたい。「秦くん、あなた この後時間ある?」「あっ、はい」「呑みに行きましょ。織あなたも一緒に付き合ってよ」「いえ…。私は…」「たまには、いいじゃない!ねっ!」「わかりました」俺たち三人は、普通の居酒屋に入った。でも、さすが社長クラスは、奥の個室に通された。他愛のな
    萩原実衣さん作 [303]
  • アイの実はどんな味?5

    俺は、理解不能だった。あのメガネのデカ女が…この魅惑なモデルだなんて…。「まさか。冗談でしょ?」俺は、真実を知りたくその社員に尋ねた。「ちょっと、良いもの見せてあげる」その社員は、ある一室に案内した。書庫から、何冊かの写真集やパネル、雑誌をだしてきた。「あなた、モデルになるんなら、いい勉強になるわよ!」「いや…。まだ…決めては…」 俺の言葉なんて耳に入ってないらしく、話し続けた。「驚くわよ!全部あ
    萩原実衣さん作 [324]
  • アイの実はどんな味?4

    「ごめん。」「えっ?」「朝…ひっぱたたいて…。」彼女は、急に切り出した事に驚いた。朝のあの啖呵切った勢いからは、絶対に想像出来る人がいるだろうか。「あっ…。いや…。」とっさの事で俺は返事に困った。しかし、次の瞬間…。「叩いたのは悪いと反省してる。でも…見て見ぬふりをして誰かがどうにかしてくれるだろうとか…。関わりたくないとか…。そういう態度直したほうがいいと思う。」もっともだった。その後、彼女と他
    萩原実衣さん作 [326]
  • アイの実は、どんな味?3

    俺は、差し出された服を見て、嫌な予感がした。(たぶん…当たってる)「君、名前は…?」「村上秦です。」「いくつ?」「26…。」「えっ…。意外といってるんだ…。20歳くらいかと思った」その人は、ややひきつっていた。そう、俺は、モデルにさせられるようだ。「完璧!!」スタイリストの人は、自分の仕上げっぷりに満足していたようだが、俺は、七五三のようで笑ってしまった。「(トントン)入るわよ。出来た?」「どう?
    萩原実衣さん作 [334]
  • アイの実は、どんな味?2

    「な、なにす…(ん・だ・ょ…)」と言い終わる前に女は、「そうやって知らんぷりして、気付いていたくせに、あんたみたいなヤツが、女をダメにするんだよ!」そう、たんかきって去って行った。知らねえ人間にひっぱかれた事も頭くるが、人前でガキのように説教されたことのほうが恥ずかしかった。何なんだ… 嫌な1日で今日が始まったな…。俺は、バイト先に着いてもテンションが戻らなかった。昼間は、宅配ピザ夜は、コンビニの
    萩原実衣さん作 [362]
  • アイの実は、どんな味?

    「ニャ〜ニャ〜ン」「わかったよ!起きる」そう言いながら、石川クンを抱きしめまた、寝た。石川クン…俺の同居猫。石川クンは、焦げ茶の三毛猫で、何処からともなく現れ俺んちに棲みだした。対等に付き合ってやろうと思って、『石川クン』と呼んでいる。石川クンは、母親以上に正解に目覚ましのように起こす。最近、女が出来ないのは、『石川クン』が、原因だろうと責任転嫁をしている。俺は、村上 秦(しん)うだうだ生きて、気
    萩原実衣さん作 [361]
  • 誰がために、何がために?

    何日かして麻耶は、あっけらかんとした表情で見舞いにきた。母親が帰った直後で、ギリギリの入れ替わりだった。別に、会わせたくないわけではないが、何だか…こっぱずかしい。俺は、摩耶に伝えなきゃいけなかった。それが今の突き付けられた現実だ。「麻耶…。」「何?」「会社…。どうなってる?」「空斗がいないから大変みたいよ。みんな早く戻って来て欲しいって言ってるよ。そろそろ…退院じゃないの?「まぁ…。でも…前の
    萩原実衣 さん作 [364]
  • 誰がために、何がために?

    俺は、気力というものが自分に存在していない事に思わず、笑ってしまう。間が悪い…。麻耶が来た。「元気にしてる??空斗に何買ってきていいか解らなかったから、雑誌とあの店のシュークリーム!はい!」「あ〜。ありがとう。」「あんまり、感動してくれないのね。シュークリーム1時間並んだのになぁー。」「ごめん。今は…あまり食べたくないんだ。」麻耶は、俺を楽しませようと色々と話をしてくれていた。俺は、しだいにそん
    萩原実衣 さん作 [336]
  • 誰がために、何がために?

    身体が動かない…。手術からまだ2日後だからだろうか。まぁ、今…焦っても仕形がないか。日頃、忙しくて寝る暇が欲しかったくせに、もう…寝ている事に飽きた。つくづく勝手な思いだ。楽しみといったら、食事と若い看護士との会話だけだ。「よっ!」現れたのは、親友?悪友?…腐れ縁の大悟(だいご)だ。「おぉ、とりあえず暇つぶし用品持ってきたか?」「そんだけ、うっせぇ事言えるんだったら、大丈夫だな!ほら」「流石!大
    萩原実衣 さん作 [341]
  • 誰がために、何がために。

    人生の岐路は…ふとやって来るものである。良い場合…その事への喜びから神に感謝する。悪い場合…悲観から神を恨む。人間は、なんて無責任な存在なんだろうか。今僕は、その両方さえ感じられずにいる。どのくらい眠っていたのだろう…。何だか…ベットの肌触りが違うし、うるさい。目を開けると、知らない景色が広がっていた。「ここは…?」「高嶋さん、わかりますか?」(ブーッ)「先生、高嶋さんが目を覚ましました」(病院
    萩原実衣 さん作 [361]
 
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