携帯小説!(PC版)

トップページ >> ミク さんの一覧

ミク さんの投稿された作品が7件見つかりました。

  • 1
 
  • ギフト?

    狭い浴室は、蛇口をひねるとすぐに湯気が立ち込める。私は落ちてくるシャワーをしばらく真下で受け止めた。私は恋愛経験が少ない。男の人と付き合ったのも2回だけ。そのうちの1人とは中学の頃、登下校に手を繋いで歩くのが精一杯だったっけ。でも子供でも鈍感でもないから、マットの気持ちに本当は気付いてる。マットは友達以上でも以下でもない。随分前から出ていた答えだ。もしマットに求められるようなことがあれば、それは
    ミク さん作 [133]
  • ギフト?

    「体に悪いよ、そんなんじゃ。空いてるならディナーつきあってくれる?」「しょうがないなぁ…なんてね(笑)、いいのかい?」「手伝って貰ったお礼!いつもありがとう」PM10:00「ただいま」マットとの食事をすませてアパートに帰ると、既に部屋の明かりはついていた。「おかえり、架月」シェアメイトの中国人、イ・レオン(28)が下着姿に顔パックという出で立ちで出迎えてくれた。「遅かったわね。搬入は終わったの?
    ミク さん作 [99]
  • キラキラ

    やんなっちゃうなぁ。君の笑顔なんてみたから、僕は今日1日ほかの事が考えられないよ。話したこともろくに無いのに、妄想という夢は果てしない。イケメンと言われる社内きってのチャラ男(だって、絶対!)が君に話しかけてる。嫉妬、嫉妬、嫉妬、そして敗北感…。トイレで清掃のおばちゃんに『ヒゲが濃い』と言われた。いうほど珍しいですか〜、そんなに濃いですか〜…。僕の人生パッとしない。でも君がいればキラキラ輝く。キ
    ミク さん作 [92]
  • ギフト?

    ニューヨーク マンハッタン「カズキ!!この絵はどこに置いたらいい?」「あ、それは入口に近いところ!すぐ目につくようにしたいから」オシャレなショップが立ち並ぶ中、アートに関心の高い街、ここマンハッタンでは若手の芸術家たちが日々活動している。中谷架月 31歳。私もその中の一人だ。7年前に単身で渡米し、現地の人に日本語を教える仕事をしながらアート活動にとりくんでいる。小さな頃から絵や写真、オブジェ
    ミク さん作 [172]
  • ギフト?

    「どのくらい行ってるつもり?」「わからない。先生には絶対逢いたい。でも、それで終わりにはしたくない。だから、僕は僕なりに今までの経験をいかしてNYで結果をだそうと思うんだ。」「そっか…なら、応援する。頑張れよ、マジで!!」僕はNYに行く。涼は『行く前に俺の髪、切ってくれ』と笑いながら言った。僕は美容師だった。その仕事を択んだのも、中谷先生の影響だった。先生は僕の未来をつくり、そして僕の未来に居続
    ミク さん作 [133]
  • ギフト?

    PM9:00 新宿親友と久々に食事をすることになった。林田涼、中高生の6年、クラスも部活も一緒でとても気の合う奴だ。お互いに時間があうことが少なかったから、今回は2カ月ぶり。「何、お前マジで仕事辞めたの!?」「うん、昨日ね。」「はぁ〜…で?どうしたいわけ?これから」「うん………。」「?」黙り込む僕をみて、涼は一口お酒を飲んだ。「6年も続けた仕事辞めるなんて、よっぽどのことだろ?何か悩んでんなら
    ミク さん作 [114]
  • ギフト

    東京、10月。陽射しは随分穏やかになり、街を行く人の装いも替わり始めた。「秋だなぁ」忙しそうに歩くサラリーマンやOLを横目に、僕は立ち止まり大きく伸びをした。吉沢ひろ 24歳。昨日、6年間続けてきた仕事を辞めた。嫌なわけじゃなく、飽きたわけでもなく、なんとなくな思いつき…では、もちろんない。僕には、忘れられない人がいる。好きで好きでしょうがない。その気持ちの奥にあるのが、親しみなのか、尊敬なの
    ミク さん作 [182]
  • 1
 

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス