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rai さんの投稿された作品が45件見つかりました。
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その学校、混沌につき。卍外編『今までのおさらい前編』
【前回までのMGS】こちらrai。ジャンル「学園物」の進入に成功した。・・・・・うん。書くことが無いのでとりあえず今までの作品を振り返ってみます。1話。まあどこにでもあるベタな展開。ちなみに筆者はしがない公立高校の人ですよん。2話。ま だ まともだった。KooLとか孔明の罠とか(入れなきゃよかった)ニコ動ネタがあるけど気にしない。3話。新ジャンル「アンドレアス・リーガンなお兄ちゃんっ子」不発ッ!
rai さん作 [665] -
youngbaseball#14『間一髪』
少し時は戻って七回表東谷学園のベンチにて。「なあ、五十嵐。」凡退で帰って来たばかりの桃木が聞いた。「ん〜?」桃木は観戦席の方向を指差し、「あそこにいる奴、誰だろうな。俺達の学校の制服を着てるぜ。」五十嵐は桃木の指をさした方向を見た。しばらくすると五十嵐は「ああ」と言って「神谷、だったかな。俺と一緒のクラスの。」すると後ろにいた古谷がカッと目を開き「神谷?!」「ど、どうしたんすか!監督?!」桃木の
rai さん作 [472] -
youngbaseball#13『それは奇跡か必然か』
(マジかよ・・・)明石は赤池を見てそう驚いていた。赤池は気にせずワインドアップから第一球を投げた。インハイのストレート。「うわぁっ!」 あまりの球威に明石はのけ反る。ピピピピ・・・「へぇ・・・」ベンチにいる古谷はスピードガンを持っていた。そのスピードガンには『143km』と表記されていた。明石は慌てて体を起こしバットを構えた。第二球。アウトローの球、さっきより遅い球だった。(打てる!)が、ボール
rai さん作 [445] -
youngbaseball#12『素人vs県No1ピッチャー』
------------------------「へぇ」一人の観戦客がそうつぶやいた。「赤池か・・・懐かしいな。」その客はうっすら笑みを浮かべていた。しかしその男の笑いには少し悲しみの感情も混じってるようにも見えたのは気のせいだったのだろうか。------------------------「赤池だって?!」五十嵐はそう驚いた。「赤池?そんなにすごいのか?」中学野球出身の長峰はきょとんとした感じ
rai さん作 [485] -
youngbaseball#11『予期せぬ交代』
「お、俺っすか?!」東谷学園側ベンチで明石はそう驚いた。それもそのはず、明石は小学校はおろか、中学生の時も野球部やリトルリーグに入っておらず、野球に関しては全くのど素人だった。しかし古谷はそれも気にせず「たがキャッチ程度は出来るだろ?」「え、ええ、まあ・・・」「よし、じゃあ決まりだ。」「・・・」古谷の狙いはこうだった。(守備連携が悪ければ好プレーもエラーに繋がってしまう事もある。ここはあえて素人
rai さん作 [447] -
youngbaseball#10〜連携というもの?〜
「やっぱりな・・・」心の中で、古谷はそうぼやいていた。1回、2回までは特に問題もなかった。3回表にも五十嵐のヒットで4-0の追い討ちをかけたが・・・3回裏から完全に立場が逆転した。3回裏、氷室が好フィールディングを見せたが2塁のベースカバーが間に合わず4-2。4回表、桃木の2ベースによって6-24回裏、西谷学園、3番有楽町が適時打。6-35回表、9番、舟木が犠牲フライ 7-35回裏、桃木、尾崎が
rai さん作 [441] -
youngbaseball#9〜ホームラン〜
文句なしのホームランだった。鋭い打球は、外野手の頭を越え、バックスクリーンに突き刺さっていた。「うわ・・・」2塁ランナーの氷室は驚く。「すっげ・・・」1塁ランナーの五十嵐も驚いていた。------------------------「・・・」観戦客の1人はその状況を落ち着いて眺めていた。その観戦者は稲垣のホームランにも眉一つ動かさずただただ試合の状況を眺めていた。----------------
rai さん作 [437] -
youngbaseball#8〜初回〜
一回の表、東谷学園の攻撃。バッターは氷室。彼はゆっくりと左バッターボックスに入った。「プレイボール!」試合直前の監督の言葉。「いいか、この試合ではバントなどといったサインは一切出さない。だからこの試合では君達が思うようにやってくれ!」(・・ふむ、「思うように」、か。)(なら・・・)相手の投手がワインドポジションから第一球を投げた。(「コレ」だな!)すると氷室はおもむろにバントを「差し出し」て・・
rai さん作 [441] -
youngbaseball#7〜初陣〜
「さて、今日の試合のスタメンを言うぞ。」古谷はこほんと咳ばらいをしてスタメンを読み上げた。〜スタメン〜1氷室 三2伊達 遊3五十嵐 二4稲垣 投5桃木 中6長峰 捕7尾崎 右8小笠 左9船木 一〜ベンチ〜富士田 右金谷 遊明石 一「なお、選手交代をするべき状況があったらジャンジャン(三人だけだが)替える。それをよく頭に入れとくように。わかったな!」「オス!」そうして・・・「礼!」『よろしくお
rai さん作 [436] -
youngbaseball#6〜練習試合、当日。〜
5月の始め。谷川市民球場にて新生東谷学園野球部の初陣が始まろうとしていた。・・・始まろうとしていたのだが。何故か選手達は定刻を過ぎても球場の前で立ち往生していた。そしてその選手の一人、五十嵐がけだるそうにその口を開いた。「監督〜」「ん〜?」「相手高校の人、まだっすか?もう30分位遅れてるんすけど。」「おかしいな・・・向こうの監督は時間とかには厳しい人なんだが・・・」すると選手達から見て右側から、
rai さん作 [436]