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夜野 灯 さんの投稿された作品が22件見つかりました。
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証明写真?
とりあえずコーヒーに口をつけた。隣を見ると、高木はパスタにガッツいていた。それを見て俺は落ち着きを取り戻した。「証明写真が関係してるってどう言う事かな?」「詳しくは分からないけど、兄ちゃんは言ってた。『裕貴…あの噂は本当かも。写真撮れたよ。』って」「君は写真見たの?」裕貴は無言で首を振った。でも、これだけでは何も確証がない。ただ、調べていた男が写真を撮った後に事故で亡くなった事実があるだけ。「裕
夜野 灯 さん作 [668] -
証明写真?
高木がインターホンを押した。【ピンポーン…】渇いた音が辺りに響く。…反応が無い。留守なんだろうか?30秒…1分…まるで時間が止まっている様に長く感じる。高木がまたインターホンを押した。【ピンポーン…】やはり反応が無い。「高木…留守みたいだから出直そうか?」このまま玄関の前にいるのも、不審者っぽくて俺は嫌だった。「そうすっね。すいません。電話してくれば良かったですね。」「しょうが無いよ。俺がいきな
夜野 灯 さん作 [620] -
証明写真?
余計に分からない。こじつけか…思いこみか。「それなら【証明写真】が関わってるって証拠あるのか?」僕は少しあきれて高木に聞くと、震えながら話始めた。「その中の一人が友達だったんです。噂なんて信じて無かったけど、三日前に電話があって」「電話があってどうした?」「あいつ、言ってたんですよ。撮り方が分かったって。今から試してみるからって」なんの為にその子は調べてたんだ?それに撮り方って?「あいつ…写真が
夜野 灯 さん作 [869] -
証明写真?
「誰にも言わないよ。だから教えてくれないかな?」高木は、決心したように話だした。「実は……すいません。先輩のパソコン壊したの、俺なんです。わざとじゃないんです。すいません」あれ?どう言う事?パソコンが壊れたとか。俺に謝ってるって事は、俺のだよな。…もしかして、部室に置いてるやつ?「あのさ、パソコンって部室に置いてるノートの事か?」「そうです。調子に乗って遊んでたらぶつかってしまって…落ちたんです
夜野 灯 さん作 [847] -
証明写真?
まずはA駅に着いた。A駅は都心から20分くらいって事もあり、比較的に人が多い。と言う事は証明写真を撮る人も多いはず。もし…何かあったら、もっと噂やニュースになっていてもおかしくない。【とりあえず証明写真を探そう】北口…南口…西口…東口駅構内を回ってみると、北口と西口に一台づつ【証明写真】があった。「別に普通の機械だな」俺はとりあえず写真を撮る為に中に入った。『お金を入れてください』えっと…700
夜野 灯 さん作 [711] -
証明写真?
二日後…彼女が友達を連れてファミレスに現われた。「この人が理沙の話を聞きたいんだって」「別にいいけど…優の彼氏?」「違うよ〜。遠野さんは大学生で都市伝説かなんか調べてるみたいでさぁ。」「そ〜なんだ。それで…私に聞きたい事ってなんですか?」僕は【呪いの証明写真】の話を初めから話して貰った。この手の話は、元ネタがあって、人に伝わって行く内に少しづつ変わって行く。その変わった部分と基本部分の違いを調べ
夜野 灯 さん作 [837] -
証明写真?
「呪いの証明写真って知ってる?」「なにそれ?」「駅とかに証明写真の機械あるじゃん」「面接の写真とか撮るやつ?」「そう!友達から聞いたんだけど…ある駅で、ある物を持って証明写真撮ると、同じ顔の写真のはずなのに…四枚目に自分の死顔が写るんだって」「まじで?そんな訳ないじゃん。誰か見たの?」「ん…見た人はいるけど、見た人はいないらしいよ。」「意味分かんない?それってナゾナゾ?」「違うよぉ。写真撮った人
夜野 灯 さん作 [845] -
カケタツキ?
【私は誰を好きになったんだろう】【私は誰から愛されていたのだろう】夢から覚めると、最近…涙を流してる時が多い。夢の内容はよく覚えてないけど、心が渇いてるのは分かる。涙は出ても、悲しいのか寂しいのか…くやしいのか。自分の気持ちが分からない。こうなったのも、全部あいつのせいだ。ケイ…私が本気で好きになった人ケイ…私をまっすぐ見てくれた人ケイ…私の理解者だと思った人ケイ…私の心に消えない傷を作った人ケ
るい さん作 [399] -
ナイトウォーカー?
色々考えていると、ふと【ハク】の言葉を思いだした。「僕は好きな物は壊してしまう…」まさかね。【ハク】が私の事を?また会ったら聞いてみよう。私はその夜もまたあの場所に行った…。でも、【ハク】は来なかった。…次の日も…また次の日も。あれから【ハク】には会っていない。あの日の意味も分からないままだ。碧い月の日は【ハク】を思いだす。そして私はナイトウォーカー。知らない仲間とまたつるんでる。いつか【ハク】
るい さん作 [466] -
ナイトウォーカー?
「ナイトウォーカーの僕しか知らないからね。本当の僕は…」【ハク】の言葉が詰まる。「本当のハクって?」私が聞き返すと【ハク】は小さな声で囁いた。「本当の僕は…」そう言うと【ハク】はそでを捲った。白く細い腕。月の光がよけいに白く光らせる。…よく見るとその白い手に、うっすらとピンク色のライン。「何か分かる?」「ん…何かの跡?」「うん…僕の罪を流した跡だよ」罪を流した跡?どういう事だろう?私は【ハク】の
るい さん作 [471]