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北斗 さんの投稿された作品が6件見つかりました。

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  • 風の向こうにあるものは【6】

    俺たちは、居酒屋に入った。晶『先生、生ビールでいいですか。』加藤『あぁ、生ビールでいいよ。』晶『ひろのは、どうするんだぁ。』ひろの『あたしも、生ビールでいいよ。』晶『すいませーん。生ビールみっつ、お願いします。』店員『喜んで。』早速に、生ビールが運ばれてきた。店員『お待ちどうさまです。』晶『ひさびさの再会を祝して、乾杯。』三人『かんぱーい。』加藤『相変わらず、晶くんは、仕切り屋だね。』晶『いや、
    北斗 さん作 [129]
  • 風の向こうにあるものは【5】

    記憶の中から、中年男性の顔を呼び起こした。晶『あっ!』中年男性『思い出してくれたかなぁ』晶『はい。ご無沙汰しています。』そう、この中年男性は、俺とひろのが通っていた中学の先生で、加藤先生であった。加藤『晶くん、久しぶりだね。』ひろの『晶、驚いたでしょう』晶『うん。凄い驚いたよ。』加藤『驚かせて、ごめん、ごめん。たまたま、原田くんと今朝会って、君たちが、よいお付き合いしているみたいで、無理あり頼み
    北斗 さん作 [124]
  • 風の向こうにあるものは【4】

    ひろのは、中年の男と楽しそうに歩いていた。俺は、眼を疑った。心の中で、『ひろのに限って…。そんなはずない…。』と叫んだ。俺は、その場に立ち竦んだ。この場から、逃げ出したくなった。そんな思いをしながら、時間がたち、ひろのと中年男性が、俺の前に現れた。ひろの『ごめん、待った?』と、屈託のない笑顔で、俺を見て話しかけた。晶『いや。今来たところだよ』中年男性『お〜!久しぶりだね。見違えるようだ』晶『はっ
    北斗 さん作 [120]
  • 風の向こうにあるものは【3】

    朝の通勤途中に、そんな約束を交わし、俺は仕事に身が入らなかった。ひろのが、理由を言わずに、約束する事が初めての出来事だったからだ。そんな時間を過ごし、仕事を切り上げ、約束の場所である六本木アマンド前に行くため、日比谷線に乗り込んだ。六本木には、約束の時間より30分程前に到着した。この当時の六本木は、バブル景気で華やいでいた。俺は、ひなのを待っている間、この六本木の人波を眺めながら、観察していた。
    北斗 さん作 [105]
  • 風の向こうにあるものは【2】

    ひろのと、そんな会話を交わし、彼女の部屋から出勤した。その途中、彼女からポケベルが入り、彼女の会社に電話した。晶『もしもし、原田さんいらっしゃいますか』電話口の男性『原田ですか。少々、お待ち下さい。』電話口から待機音が流れる。ひろの『お電話代わりました。原田ですが…』晶『もしもし、晶だけど、ベル入ってたから連絡したんだけど…』ひろの『あっ、ごめんね。急にベル入れて。あのね。今日、会えないかなぁ?
    北斗 さん作 [133]
  • 風の向こうにあるものは

    時々思う。自分は何のために生きているのだろう。青空の下、土手に寝そべり、空を見上げて、そう思う。いつからだろ、こんな思いになるのは。そう、あの時からかも…。20年前…。晶『ひろの…。』ひろの『ん!どうした』晶『愛してるよ』ひろの『何言ってるの』と、照れながら微笑んだ。当時、今でもそうだけど、男の口から『愛してる』と言う言葉は、口が裂けても言えない。だけど、俺は本当に彼女を心の底から愛していた。ま
    北斗 さん作 [135]
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