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宝 さんの投稿された作品が66件見つかりました。
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バラバラ?
「どう思う?」「また何でそんな訳ありの部屋借りてんだよ!」「だって家賃安いしいい部屋だったし…」「俺から見ると、その手形ッていうのがまだくっきり残って見えるぞ…。」「…えっ!まぢでッ!?」友達はすごく霊感が強い体質で、相談にのってくれるにはとても心強い存在だった。「お前、すぐに引っ越せ。」「……!?やっぱり?」そう言われるような気がしていた。「でもよ〜俺今週、用事で忙しくてすぐに引っ越せないしさ
ひかる 未来 さん作 [779] -
バラバラ?
ガラガラと戸を開け、要らない物を押し込んだ。その時、ゾクッと寒気がして、体中に鳥肌がたった。何だ?風邪でもひいたか?そう単純に思い、おばさんの言っていた事は気にしなかった。その後、引っ越しの片付けで疲れたのか何もない和室の中で横たわってしまった。その日はそのまま深い眠りについた。翌日。「…ッあ。寝ちゃったのか、俺…。」起きた頃には昼を過ぎていた。「休日はゆっくり出来ていいね♪」体を起こし洗
ひかる 未来 さん作 [798] -
バラバラ?
「ここ、こんなにいい部屋なのに家賃安いね?」アパートの中を見渡した。ちょっとボロイけど広くて普通にいいアパートだ。「訳ありの部屋だからねぇ。あんまり勧めないよ。」大家のおばさんは気味悪げに部屋を案内してくれた。「訳あり?ひょっとして幽霊とかそんなの?」「ん〜まぁ。そうだね。」「へぇ〜おばさん幽霊とか居ると思うの?」「居るとは思わないけど近所の噂とか、前の住人からの相談があったりとか信じない
ひかる 未来 さん作 [951] -
〜貧乏神〜
目を開くと人で溢れる駅前に僕は居た。「ここは、何処だろう。」来たことがあるような気がしたけど見覚えがなかった。さっきまでのはやっぱり夢だったのだろうかと疑ったが、僕の体を通り抜ける人達を見てやっぱり夢じゃないんだと確信した。何をすればいいか分からなくなった僕はその場に座り込んでしまった。これからどうすればいいんだろう。何故、僕が?貧乏神?なんて…。人の幸福を奪ってこれば天国に行けるんだったよね?
ひかる 未来 さん作 [329] -
幸福の印〜告白〜
暖かい春の季節。放課後の教室で話をする男の子と女の子。私達はいつも一緒に居るけど友達という近くて、遠い関係なんだ。あたし春は一番、大好きな季節だな。何で?暖かいし、四つ葉のクローバーが見られるから。お前、四つ葉のクローバー好きだもんな。うん!好き。それでさ〜知ってた?四つ葉のクローバーの葉、一つ一つには意味があるんだよ。意味?1枚目は?名声?で2枚目は?富?3枚目は?満ち足りた愛?それで4
ひかる 未来 さん作 [306] -
〜貧乏神〜
真っ白な世界に僕は居る。僕は死んだ。何も覚えていないけど死んだ事は、はっきり分かる。死ぬッて不思議だ。生きていた頃の記憶はどうやら死んだら?忘れる?らしく死んだ理由、生きていた頃の思い出、何もかも覚えていない。あぁ、僕は天国に行くのかな。それとも地獄に行くのかな。真っ白な景色の中でそれだけを考えていた。そして方向が分からない中、時間の流れるままに歩き続けた。ここは何処だろう。そんな事を思った時、
ひかる 未来 さん作 [336] -
四つ葉のクローバー?
「私は…高瀬君の事…」テゥルルルル、と電話が鳴り響いた。「…電話だよ…。慎二。」「出なくていいよ。そんなの…。それより答えてよ…」なおもずっと電話が鳴り響く。「……(汗)」「あ〜ッ!もう、何だよ!(怒)もしもし!麻生です(怒)」慎二は怒りながら電話に出た。菊は助かったと思いホッとした。「あッ…はい。…居ます。…すみません…。菊は熱で寝込んだ俺の看病をしていてくれてただたけなんで…。はい…。分かり
ひかる 未来 さん作 [376] -
四つ葉のクローバー?
「いいよ、いいよ。お家の人、留守で居なかったから放っとくわけにもいかなかったんだし…」「ほんと…ありがと…」「うん…」菊は何を話していいか分からなかった。「何か…久し振りだな。二人で話すの。」「うん。そうだね。」一ヶ月くらいは話したりしていなかったから本当に久し振りに感じた。そして、慎二の笑顔も一ヶ月前とは違って大人びた優しい笑顔になっていた。菊は彼女と何をもめていたのか気になったけど聞く気には
ひかる 未来 さん作 [341] -
〜片思い〜
僕は幼い頃から君が好き。ちゃんと君に言葉を伝えられたら、僕の?心?も晴れるのに…。そんな弱い僕はすごく情けないけど…やっぱり告白は怖い…。いつも一緒に居る君と僕だけど、なぜか君が遠くに居るような気がして心が苦しくなる。好きな人が居るのは分かっていた。でも僕はバカだから、心が苦しくても、涙が出ても、君を諦める事は一生無いと思う。僕が強くなったら、君の心を必ず振り向かせる。そして。ちゃんと僕の気持ち
ひかる 未来 さん作 [313] -
未来へ繋がる扉?
〜転校生は注目の的〜「真宮…なぎさ…」「んッ?」「いや、何でもない。こちらこそよろしく。」「ああ!」なぎさは誠に満面の笑顔を見せた。(この二人結構、合うのかも…)憐は誠となぎさを見てそう思いながら頭をタオルで拭いていた。「お前、いつまで濡れたまんまでいるんだよ。さっさと着替えてこい!」「分かってるよ!」そんな憐を見ていた誠は憐と目が合うとまたフイッと視線を逸らした。(感じ悪〜(怒))体操着を持っ
ひかる 未来 さん作 [296]