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ぐうりんぼ さんの投稿された作品が176件見つかりました。

 
  • エリザベスドール(15)

    12月に入って…、ロバーツ家の自宅ではクリスマスツリーの飾り付けが行われていた。家族と一緒に飾り付けをするキャサリン。恋人が出来て、今はハッピーな気分?一緒に飾り付けをする父親のマルスがルークの事を色々と質問した。母親のマーベラと同じように、ルークを好意的に思っているのだ。「たまには、ウチに連れて来たらどうだ?」「イイの?」「構わないサ。一緒に食事でもしたいよ」「きっと彼、喜ぶわ」この夜の家族の
    ぐうりんぼ さん作 [603]
  • エリザベスドール(14)

    初めてバーソロン邸を訪れたルークは、アースルに嘘を付いていた事を詫び、今までの出来事を全て話した。アースルが注目しているのは、人形に関する不思議な現象である。ルークが詳しく説明する。「電話でお話したように、あの人形は自分で動き自分の口で喋るんです。しかも、生身の人間と同じように感情を持っています」「ただの作りモノの人形が…、信じられない。今まで、そんな不思議な現象が起きるなんて…考えも付かなかっ
    ぐうりんぼ さん作 [601]
  • エリザベスドール(13)

    「やれやれ、マイッタ」ため息付くルーク。気の荒いディックに執拗に問い詰められ、ホトホト参っていた。女の子に礼を言う。「ありがとう、助けてくれて」「礼なんて、イイわよ」「確か君は…、隣りのクラスの」「私の名前は“シェリー・ハイバー”。アンタ…、ルーク・ハリーって言うんでしょう?しかも、キャサリン・ロバーツの恋人」「え? 僕の事、知ってるの?」「キャサリンから聞いたから。私、あのコとは親友なの」「ヘ
    ぐうりんぼ さん作 [668]
  • エリザベスドール(12)

    「オメェ、事件について何か心当たりあるんじゃねえのか?」学校でルークはディックから激しく問い詰められた。大事な仲間が殺されて、ディックもティムも大変なショックを受けているのだ。「別に、ないよ」「隠すなッ! 正直に言えよッ!」「本当だったら!」「ルーク、オメェが犯人じゃねえのか?」と言ったのはティム。「人聞きの悪い事言うなッ! 何で僕が!?」ディックはルークに顔を近付け、指を差しながら言う。「動機
    ぐうりんぼ さん作 [620]
  • エリザベスドール(11)

    翌日…、「ジミーのヤツ、殺されたみたいだぜ!」「ブリスの森で、死体となって発見されたみたいよ!」学校内ではジミーの話題で持ち切りである。殺害時刻は一昨日の夜11時過ぎ頃、死因は絞殺に依るもの。犯人は途中、どこかの場所か…或いは現場で被害者を待ち伏せして殺害したのかもしれない。互いに争った形跡はあるものの、貴重品とかには手を付けていない事から強盗目的に依る犯行ではないようだ。怨恨による犯行か?事件
    ぐうりんぼ さん作 [607]
  • エリザベスドール(10)

    ?始めに?抜けていました(6)と(7)は再度、書き込みしております。宜しく? ────────本文?翌日の夕方、ルークはバイクでジミーを探していた。「朝になってもアイツ、家に帰って来てないそうだ」ニック先生からの知らせに、ルークはジミーの行方が気になったのだ。ジミー本人は今日は学校には来ていない。ケータイ掛けても通じないから、何だか…イヤな予感がする。─アイツに何か!─高まる不安を押さえながら、
    ぐうりんぼ さん作 [581]
  • エリザベスドール(7) 再投稿

    ルークとキャサリンは国立美術館で開催中の話題のアート展示会を観た後、街の郊外にある湖に出かけた。季節は真冬なのに、今日は珍しく暖かい。2人は手漕ぎのボートで湖へ出た。回りには沢山のボート。乗っているのは若いアベックばかりである。ルークは一生懸命、ボートを漕いでいた。キャサリンは片手で水面を掻きながら自分の身の上話しをした。「家族は、別居している兄と両親の3人。父は貿易会社に努めていて、いつも忙し
    ぐうりんぼ さん作 [497]
  • エリザベスドール(6) 再投稿

    或る土曜日、ルークはジミーから女の子を紹介される事を聞かされた。でもルークは、女の子と会う気なんて毛頭無い。「まあまあ、そう言うなって! 一度会ってみろよ、きっとお前は気に入ると思うぜ!」ジミーはルークを半ば強引に中庭へ連れて行く。「どんなコなの?可愛いコだったりして」「ああ、すっげえ可愛いコだぜ!」女の子はジミーと約束して先に来ていた。「!」その女の子にルークの目が釘付けとなった。サラサラとし
    ぐうりんぼに さん作 [546]
  • エリザベスドール(9)

    ジミーは一緒にルークの自宅へやって来た。人形は何事もなかったかのように物置にあった。触っても、ピクリともしない。体を揺すっても同じ。ルークは首を傾げる。「おかしいな」頭を掻きながら、眉間にシワを寄せるルークをジミーは腕組んだままジッと見つめている。「どうだ?」「うーん」ジミーは人形の肩を叩きながら言った。「よーく見ろよ。コイツは図体がデカい、ただの作り物だ。生き物なんかじゃない」「でもさっき、動
    ぐうりんぼ さん作 [770]
  • エリザベスドール(8)

    「やったなァ!2人は初めて、デートしたのかァ!」ジミーはルークとキャサリンのその後の様子を聞いて大喜び!内気なルークは果たして、キャサリンと上手くゆくのか心配だったのである。「私たち、今では恋人同士よォ?」自慢するキャサリン。「恋人同士って、オーバーだなァ?」ルークの方が照れる。「イイね! 似合いのカップルだぜ!」ジミーは嬉しさのあまり、親指を立てた。この夜…、夕食を済ませ、ゆっくりとくつろぐル
    ぐうりんぼ さん作 [685]
 
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