携帯小説!(PC版)

トップページ >> ぐうりんぼ さんの一覧

ぐうりんぼ さんの投稿された作品が176件見つかりました。

 
  • エルファ・人形残酷物語3

     この時…「ウィアーンッ! ウィアーンッ! ミャミャーッ! ミャミャーッ!」 車の中から子供の泣き声がして来た。「おやおや? まだァ、中に1人残っていましたなァ?」 中を覗いてみる。 ハハァ、なるほど… 中で可愛い子供人形が1体、足をバタバタさせながら泣き喚いている。 どうやら、他のみんなに遅れてしまって1人、置いてぼりになったのかもしれない。 笑いながら、配達人はその子を抱き上げた。「ウィアー
    ぐうりんぼ さん作 [354]
  • エルファ・人形残酷物語2

     それから1週間後… マルシア夫人宅に念願の人形の子供たちがやって来た。 人形幸せ工房から夢の玩具宅配便で届けられたのだ。 2頭のトナカイロバに引かれてやって来た金色の宅配便車。 ピエロもどきの配達人が車を下りた。「おっ待たせしましたァーッ! 可愛い子供たちのご到着でーす! 軽快な音楽が流れる中、配達人は車の扉を開け始めた。「ワタシダケノ、コドモタチ! タノシミ!」 ワクワク気分のエルファ。「で
    ぐうりんぼ さん作 [374]
  • エルファ・人形残酷物語1

     人間と同じように動いたり喋ったりする人形たち。 エルファも、その1人だ。 身長が約50?。 小さな顔に、カールがかった長い金髪。 宝石のようなパッチリとした眼。 キリリと引き締まった口元。 スラリとした体格。 その美しい姿で多くの人々を魅了している。 大富豪のマルシア夫人に大事にされているエルファ… 良家の令嬢の如く、毎日楽しく贅沢に暮らしていた。 なのに、どこか欲求不満な様子だ。 特注のステ
    ぐうりんぼ さん作 [399]
  • 帰って来た母さん(後)

     家では、親父がテレビを観ている。 親父の奴、俺の顔見るなり、変な質問をした。「どこかに寄って来たのか? 随分と遅かったじゃないか?」「俺は父さんに電話した後、タクシーでまっすぐ帰って来ただけだけど」「それにしちゃあ、遅いじゃないか」「遅くないよ。病院を出て家に着くまでの時間は約15分。結構、速いハズだよ」「ふーん、そうかァ」「どうかしたの? 親父、変な事を訊くけど」「お前が母さんより、帰って来
    ぐうりんぼ さん作 [1,174]
  • 帰って来た母さん(前)

     俺は祐介。 夕食時、母さんと口喧嘩した。 ほんの些細な事で、いつもの事だ。 入浴を済ませ、寝る前のひとときを過ごしていた時だ。 突如、隣の部屋から…「オェーッ!」 と言う母さんの叫び声が聞こえて来た。「何だァ? まーた変な声出してから」 と、思いつつ俺は気にも止めなかった。 ところが… 別室でテレビを観ていた親父が風呂場の方へ行った。 するとだ…「祐介! 祐介!」 何だか親父、慌てている様子だ
    ぐうりんぼ さん作 [1,105]
  • エリザベスドール…おまけ終

     カゴの中で安らかに寝ている人形たち… 温かい部屋の中で、柔らかい毛布にくるまれて気持ち良さそうだ。 いったい、どんな夢を見ているのだろうか? おやすみなさい。 可愛い人形たちよ。 しばらくして… サラが戻って来た。 カゴをソッと元の場所に置いて又、部屋を出て行く。 カゴの中には… 敷き詰められた毛布の上に、10人分のパジャマと帽子がキレイに並べられている。 あの10人の人形たちは今… 超極寒の
    ぐうりんぼ さん作 [629]
  • エリザベスドール…おまけ3

     この後、人形たちは風呂に入った。 人形たちは全部で約30人。 丸い3つの浴槽に10人ずつ、入るのだ。「オフロ、キモチイイ」「ポカポカ」「シアワセェ」 気持ち良く、湯に浸かる人形たち。 どの人形も… この上ない幸せそうな顔をしている。 やんちゃな人形たちばかりだけど… そこはやはり、年頃のレディたちである。 それぞれ… 自分の肌や長い髪を洗う時の仕草は女性そのものである。 ジャバジャバ!「キャー
    ぐうりんぼ さん作 [533]
  • エリザベスドール…おまけ2

    ※警告 食事しながら本文読むのは、ご遠慮下さい。      筆者 ―――――――――\r キディは自分の皿が回収されると…「エーン! タベターイッ!」 と、足をバタつかせながら泣き出した。「キディ、ナキムシ」「ミットモナイ」 他の人形たちが冷たい視線をキディに向ける。 何を思ったのか… キディは衣装のスカートをまくり上げると、その場にしゃがみ込んだ。 ブリブリブリブリ…「ゲーッ!」 周りが凍り付
    ぐうりんぼ さん作 [545]
  • エリザベスドール…おまけ1

     北の魔界の人形たちの城… 魔王スペルダーの娘ダーヤンが人形たちと遊んでいた。「キャハハハハ!」「ダーヤンサマァ!」「ダッコ! ダッコ!」 人形たちはダーヤンとの楽しいひとときに心をはずませている。「さて」 ダーヤンが帰る時間となった。「モット、アソビタイ」「カエラナイデ!」 駄々をこねる人形たち。 いつまでも長居は出来ないから、ダーヤンは城の管理人サラに託して帰って行った。 ダーヤンが帰った後
    ぐうりんぼ さん作 [610]
  • エリザベスドール・シリーズ最終回

     可愛い妹がダーヤンにこっぴどく叱られ… 身ぐるみ全部はがされて城から追い出されても、何とも思ってはいないのだ。○人形を含む全ての魔界 人たちは、勝手に魔界 を抜け出してはならな い。 …こう言った掟を… エリザベスは幾度なく破ったとは言え、あんまりである。 一見無邪気な人形たちに、情けはないのだ。 その後… 別室の祝いの間で、結婚式が盛大に行われた。 人形たちが歌う結婚行進曲が流れる中を… タ
    ぐうりんぼ さん作 [592]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス