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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • トンネル

    初秋の風が吹き抜ける山道。楓はマウンテンバイクを降りて山水の湧き出し口の横に腰を下ろして休憩していた。冷たい山水を持参のカップに注ぐと一気に嚥下する。楓は高校生。休日を利用した父親の趣味のマウンテンバイクに付き合わされてここに居るのだが、どうやら分妓の多い林道で父親とはぐれたらしい。ひとしきり覚えのある所まで道を戻って父親の捜索を待つ事にした。丁度山水もあって休憩には最適だ。それに出来ればその先
    マイナー さん作 [1,854]
  • 徒然木

    今日も今日とて様々な情報が私の周りを飛び交い、その流れの中で色々な事柄が錯綜し隆盛を極め、また、衰退して行く。人々の心とはかようにうつろう物なのだと思いながら今、キーボードを叩くのだ。 1・エコ 私は思う。消費文化と言われていた時代から、地球の未来を考えると言う壮大かつ夢想に近い言わば思い上がり的な事が叫ばれるようになって数年。私を含め周りの人達は一体どう変わったのだろう。化石燃料は依然生活に欠
    マイナー さん作 [1,051]
  • 英雄不在

    勇者は未だ姿を見せない。今、俺の眼前にはこの国を蹂躙しようとロイの国の王、デスガムの片腕、ダークエルフのヴェリス将軍が妻のセルに剣を向けている。いくつもの国を戦火に包み、冷徹に女子供の区別なく命を奪う者達がこの村にもその手を伸ばしてきたのだ。しかも、よりにもよってライトニングジェネラルの称号を持つ将軍が俺たちの前に立ちはだかったのだ。微笑む端麗な顔が逆に奴の残虐さを倍増させる。この危機に村に伝わ
    マイナーK さん作 [863]
  • 光と闇の時代

    ラッセルは最後の3つ目の作戦内容を説明し始めた。   『3つ目は敵軍を奥深い森の中に誘い込み、弓部隊が森の中に火の矢を放つ案です。火の矢を放てば敵は前方に進行するのを諦めて後方へ撤退して別ルートで進行しようとするはずですから、歩兵部隊と弓部隊で敵の退路を絶ちます。後は徐々に包囲の範囲を狭めて敵を火だるまにして全滅させるだけです。リスクは我々もなるべく早く撤退しないと火だるまになってしまうという点
    コアラちゃん さん作 [0]
  • 光と闇の時代

    ラッセルは一呼吸置いてから、2つ目の案を述べた。   『2つ目は敵軍を分散させる案です。歩兵部隊及び槍隊を右翼・中央・左翼に分け、敵を二手に分散させます。出来れば分散させた敵同士を引き離す形で包囲したほうが、より効果的になるでしょう。その時に騎兵隊は抵抗して逃亡する敵に追い打ちをかけて下さい。リスクは中央部が敵軍に包囲される形となってしまうため、右翼・中央・左翼が作戦開始時刻に一斉に行動を起こさ
    コアラちゃん さん作 [0]
  • Together

    もっと近くにあなたを感じたいとめどなく溢れる気持ちに今気付いたよあなたと出会えた事を誇りに思う誰よりもあなたを愛してる。ずっと一緒にいたい。僕はあなたと同じ道を歩んで行きたい。今頃あなたは、何をしてるの?出来るならすぐに、会って抱き締めたい。どんなに小さい花でも二人で見つけよう。あなたの本音が知りたい。僕はあなたと二人なら何でもいい。もし、あなたが辛いことに遭遇しても、僕はあなたの笑顔を守るよど
    じゅん さん作 [835]
  • †蝶々の遁走曲†第零番†

    更正院での生活は、芝居や小説によく描かれるガサツで荒れたイメェジと違って、わりと、良いものだ。一時間程の講義をのぞけば、一日の行動はほとんど自由。ある程度規則を守っていれば、罰則や独房行きなんてことはない。食事もこんな所のにしては美味しいし。けど、流石に何年も居ると、毎日代わり映えしなくなって、つまらない。楽しみといえば毎日3食の食事と、蔵書数50万を越えるという院内図書館の本を読みあさることだ
    ささみ さん作 [777]
  • 砂浜で揺れて(1)

     焼けるような砂浜で空を見上げると、目が眩むような夏の空は他の季節よりも青が濃くてまるで水彩絵の具で塗ったような色をしている。 僕は彼女と喧嘩して暑すぎる東京を飛び出して地元に帰ってきた、そして友人のタケオを頼って海の家でバイトをしている。青い海と青い空、それに水着の女の子に囲まれてのバイトは大変だけどひたすらに楽しくて仕事が終わってみんなでビールを飲む時などは人生で一番幸せな時間だと感じる。 
    榊原 マキオ さん作 [934]
  • 笑顔

    あいつの笑顔が好きだった。俺がしんどい時にいつも救ってくれるのはあいつだった。落ち込んだらいつも隣にいてくれた。季節が変わるたびにあいつはどんどん素敵になっていく。俺は逆に大切にしなきゃいけない事を見失っていった。秋も近づいた頃。季節外れの海で別れを告げられた。俺も色々あって自分しか見えなくなってた。いつの間にかあいつの笑顔を守り切れなかった。悲しくて、つらくてどうしようもない。何であの時気付い
    じゅんちゃん さん作 [858]
  • ヤクソク

    そこに永遠があるのなら・・僕は迷わず、君を連れて行きたい。君は、他の物になっていて・・僕とは出会わないだろうと思っていた。あの日、あの場所で君と出会ってしまった。叶わない恋だと知っていた・・それでも君は、いつものあの笑顔で優しく微笑んでいた。もし、一秒でも僕の願いが叶うのなら−・・その、笑顔を他の物に見せないで僕だけに見せて欲しい。僕のささやかな願いでも、君はひだまりの笑顔で僕を優しく包んでくれ
    樋口充 さん作 [1,057]
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