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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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一シズク
顔をぐしゃぐしゃにして、お前は泣いた。 いや、俺の勘違いかもしれない。お前の頬を伝っていたのは、むかつく雨かもしれないから。でも、確かなのはお前が『自分が怖いんだ』って言ったこと。すげぇ、辛そうな顔して。 一シズク 「腹へらね?」登校して一時間も経っていないのにこのセリフ。「あ〜、減ったかも」「やっぱり??」なにがやっぱり??なんとなく返したセリフに喜ぶコイツ。「翔〜。授業どうする?次ヤマだけ
なる さん作 [345] -
宇宙戦隊・33
星屑の上のその男は20代前半だろうか。黒く長い髪を一つに束ね、サラシを巻いた体に黒いベストのような物を羽織り、白い袴と下駄をはいている。無精髭を生やし、眼光は鋭く、髪と同じ黒い瞳がやたら不気味に見えた。そして何より気になる物…それは男の足元に転がっている、布を巻かれた“何か”…。その“何か”は布の上からでも人の形をしているのが分かった。「武器かもしれない、気をつけろ」テシはあえてテチだけに耳打ち
豆宮 さん作 [454] -
?のJack
某日、某国とある酒場で…店内にはサイケデリックな音楽とカードをシャッフルする軽快な音が入り交じっている。今夜、俺はこの酒場のキング・オブ・カードになる決心をする。店内にはざっと五人といったところだろう。俺は生唾を飲み込み酒場のドアを蹴り破った。ドアはものすごい音を立てへし折れ、回転して吹っ飛んだ。ギャシャンと一人の男に直撃する、他の男たちがすかさず身構える。あと四人だ。俺は正々堂々とドアのないド
マザーズ さん作 [393] -
あじさい山は午前8時に噴火する;其の参
すべてを飲み込むような濃霧に包み込まれた村。倉屋村およそ22家族から構成されており、人口は約120人。1家族あたりの構成人数は5人といったところである。全国でも珍い村全体が半自給自足であると言うのだ。半月に1回何10キロも離れた町から食料品や日用品が送られてくる。マコトは信じられないと言ったような顔をしている。それも無理もないことだった。町ではモノクロテレビジョンなるものが登場し、世間を騒がせて
ぽんぽこ さん作 [434] -
碧い星?
「救援艦隊だっ」「こちらは第5連合艦隊所属第1派遣艦隊だっ」「援護してくれっ」「了解した」「艦隊を散開しろっ、各個に砲撃。軍港を死守する!!」「敵の増援艦隊ですっ」「マイト中佐の艦隊を向かわせろっ」「了解っ」敵の増援艦隊は200隻もの大艦隊だった。俺は全滅を防ぐために撤退を考えた…「艦長…どうしますか?」撤退をするかということだろう。「撤退は艦隊行動ができなくなった時だっ、まだ艦隊行動はとれる」
流星 さん作 [413] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズの背景設定と細部
ども、ぽんぽこです☆今日は僕の小説「スペース以下略」をよりいっそう楽しんでもらうように精一杯書きましたんで、是非最後までおつき合いください(^ワ^)さて、他の方々のSF小説に比べると大分浮いていると思うこの「スペース以下略」なんですが。やはりSFのくせに全然宇宙に行きませんし、格好のいいロボットや宇宙生物の暴走なども書いてません。こんなのSFに入れんなよ!ボケがっ!って思う方も多々いらっしゃると
ぽんぽこ さん作 [494] -
サバイバル
地図にのってるかわかんないほどの田舎に住んでるオレにこんなことがおこるなんて誰が想像できただろうか……キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ンあきら「あ〜疲れた!」友達「帰ろうぜあきら!」オレの名前は「あきら」めっちゃ田舎に住んでるただの高校2年生だ。友達「てかさ〜現代社会の先生ウザくね?」あきら「ウザイ?なんか生意気だよな〜毎日ニュース見ろとかうるさいし」友達「あっ!ニュースと言えば見たか?」あきら「見てねぇ
啓介 さん作 [831] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズ?
山下は構えているが、全然強そうに見えない。男は山下の体型を見て、笑みを浮かべている。「そんな牛みたいな体でなにができるんだよ!」男はそう言うと山下の胸ぐらを掴み殴り掛かった。山下の「ヒッ!」と悲鳴が聞こえる。南方は思わず目をつぶった。…やっぱり無理があったか。しかし事態は思わぬ展開になっていた。男に胸ぐらを捕まれた山下は悲鳴と共に咄嗟に男の反動を利用し、手首をねじ上げた。「イテテテ」と男が言う間
ぽんぽこ さん作 [452] -
川下りで
娘が眠りにつく前にこんな話をしていた。今更だけど、夏休みの田舎のイベントの“米代川の川下り”息子、娘、別れた夫と三人でゴムボートを漕いでいると…娘「あ、鮎だ!」米代川で鮎は釣れるけど、何故かその鮎は串に刺さった塩焼の鮎。一同爆笑。だったらしい。私もそんな話を聞いて、娘は鮎=塩焼と思っていると思っていたので一生懸命説明したのだけど。そんなやりとりをしていると、息子がベッドに潜り込みがてら言った。息
kozma さん作 [539] -
スペース・ハニー・ストロベリー・ロッカーズ?
山下は構えているが、全然強そうに見えない。男は山下の体型を見て、笑みを浮かべている。「そんな牛みたいな体でなにができるんだよ!」男はそう言うと山下の胸ぐらを掴み殴り掛かった。山下の「ヒッ!」と悲鳴が聞こえる。南方は思わず目をつぶった。…やっぱり無理があったか。しかし事態は思わぬ展開になっていた。男に胸ぐらを捕まれた山下は悲鳴と共に咄嗟に男の反動を利用し、手首をねじ上げた。「イテテテ」と男が言う間
ぽんぽこ さん作 [383]