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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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Oracle:15-6:デクロス入国
第6ディメット暦187年14月03日〜均衡を保つ街 サリュトス〜「まったく、あんな事でここまで追ってくるとはな。」「『あんな事』とは何や『あんな事』とは。こっちは本気でついてきてるんやからな。」「で、『あんな事』って何なんだよ。」「よーくぞ聞いてくれました。 ある日、アタシが街を歩いとったらあそこのデカブツがぶつかってきたんや。それで謝罪が一言も無し、さすがのアタシもカッチーンと来たっちゅ
ガレック さん作 [341] -
ぼくがボクになる時
その音を聞くとすごく不安になるんだぼくの頭を突き抜けて真っ黒で鋭くとがった映像が無理矢理入ってくるんだぼくはそのとき空っぽになってるんだそしてちょうど五分後に気がつく五分間のことは何があったか覚えていないんだよ五分なんてとっても短いと思うだろでもその五分が十分になってだんだん増えていくかもしれない君の知らない内にぼくは誰かに入れ替わっているかもしれないよきっとこれはぼくに与えられた運命なんだもと
狐 さん作 [314] -
世界の消滅について
すごく大きな時計の針が空から落ちてきたんだみんなそれがあまりにも突然のことでなにも分からなかったんだそれが世界の崩壊だってことそうなんだ結局世界の終わりなんて突然やってくるんだよだから今じぶんのやること何か分かるだろ
狐 さん作 [291] -
月は一体なにを照らすのか
すべてのあかりが消えて町に闇が訪れても大きい月が僕らを照らしてくれるそして僕は君を探すだろう君も僕を探すのかな大きい月は僕たちを暗闇で引き合わせてくるかなとても明るい場所より真っ暗の中の光こそ本当の光なのかもしれない僕はその中で君を見つけたんだ君は僕の好きな色に輝いていたときには赤くときにはオレンジときにはブルーみたいにね僕はそんな君にみとれていたんだでも手を伸ばしてもつかめないんだ僕の手は空を
狐 さん作 [359] -
光マツリ13
着いた先は隣町のイートタウン。この町は食べ物が主な場所だった。『すまないな。いきなりつれてきてしまってよ』シゲの家は、でっかいビルの一番上で、景色がすばらしくよかった。『あのさ…よかったら、どこまでオレの事情知ってるのか教えてくんないかな。』ツキは、“オッサンにすてられた”という事実を受け止めたくはなかった。でも今一番自分がすべきなのは、光マツリについて知る事だと思った。『わかってるよ。何度も言
かぁ さん作 [407] -
思い馳せぬまま 2
彼女の部屋に入った俺は、一杯のコーヒーをご馳走になった。 室内ではコーヒーをすする音しか聞こえない。沈黙が、数秒間続いた後、彼女が口を開いた。「ねぇ、私、〇〇君とかなり仲良かったじゃん。」(俺)「お前が一方的に喋ってきてなかった?ていうか、どうして俺をここに連れてきたんだ?何か話でもあるんじゃないか?」(彼女)「まだ分からないの?私、〇〇君の事が好きだったのよ!」 俺は鈍感すぎたのだろうか。彼女
とも さん作 [338] -
逢えなくなる日まで…
時間が経てば「あなた」の事を忘れてしまうんだろうか…そんな時、「あなた」が来年、会社を辞めようと思ってる事を聞きました。これが運命…なんだと思った。でもこれで良かったんだとも思った。でも、せめて逢えなくなる日まで… は友達として仲良くなりたいと、また自分の都合のいいように思ってしまった。会えなくなれば辛いけれど忘れられる。それまでは好きなままいさせて欲しい。それから幸せな事に少しずつだけど仲良く
yoshi さん作 [386] -
逢えなくなる日まで…
よく考えた結果に出した事なのにそれでも悩んでしまった…。次に出した答えは大好きな「あなた」の事は忘れる事すぐには無理でも忘れられると…友達として仲良く出来ればそれで幸せだと思った。そして僕には彼女しかいないと思った。平凡でもそれが一番幸せなんだと。彼女が元気で幸せになれると思った。結局また付き合う事になった。彼女の事を幸せにしてあげたいと。でもこの決断が間違ってたのかもしれないとすぐに思ってしま
yoshi さん作 [398] -
光
不安があるからやっていけると言い聞かせた別れを選んで伴う痛みを知った好きな気持ちに楽は無いから好きでいること止めたんだ光を照らして歩いていくのは難しい戸惑い 悩んで 泣いて 泣いたどうしてもっと強く立てないのだろう二人の距離は測れるほど近くはなくて絆が無くなり心の痛みが増えた嫌いになれたら楽になるけどやっぱり好きな気持ちは消せない前を向いて歩くにはまだ十分な光が足りないお願い 会いたい もがいて
F さん作 [345] -
見えない壁
二人の時間は決して長くはなかったけれど 見つけたことは多かった二人の間に見えない壁が出来ていたこと気づかない振りしていた最後に交わした言葉さえ思い出せないもっと伝えたい言葉あったのに人混みの中 二人背中合わせで歩き出すお互い別々の道を選んだけれど何故か心が痛い一人でいるとこんなにも一日が長いこと初めて感じた気がする笑っていても何処か冷めた自分がいること気づいていないわけじゃないどれくらい経っただ
F さん作 [352]