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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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Really?3話
今日も部活の時間が来た。場所は市立体育館。「お願いします。」ゾロゾロと部員達が入ってくる。一年のあたし達は準備を整えそんな先輩達を気合い入った挨拶で迎える。「お願いしまーすっ!!!」こうしていつも弓道部は始まる。ただ…いつもとは何かが違う。何だろう?あれ…………?いつもクールで格好良い菊地先輩が何だかソワソワしている。他の先輩達はニヤニヤしてる…?何かあったの?「おい早紀っ」友信だ。「え何?」「
たかチャン★〃 さん作 [487] -
Really?2話
まず、すべきことは…菊地先輩に彼女が居るかどうか確かめること。あたしと菊地先輩は一応お互い挨拶はする。でも普通の会話はしたことがない。まあ…………弓道部は部員少ないし挨拶しあうのは当たり前なんだけど。とにかくほとんど面識がない。だから直接本人に聞くなんてのは…無理!!先輩と仲しであたしとも普通に話せる人に聞く…それが今のあたしに出来る精一杯。「ねえっ」「おう早紀。何?」友信に聞くことにした。依田
たかチャン★〃 さん作 [528] -
Really?1話
あたし、早紀。山上早紀(やまがみ さき)16歳高校1年。恋愛経験は2回。どっちも手を繋いだだけで終わり。…………普通だよねえ?そしてチビ。決してデブではない!高校の部活は弓道部。弓道部に入ってなければきっと…菊地先輩を憧れの人って思うことはなかったんだろうな。そもそもあたしが菊地先輩に憧れたのは弓道をするときの姿が格好よかったから。綺麗な顔立ちってのもあったけど…いつの間にかあの目で見つめられた
たかチャン★〃 さん作 [581] -
万華鏡(15話)
『ホントに治療、しなくていいのかよ‥。俺にはホントのこと全部話せよ‥!』俺は説明を受けた後、瞬のところに行った。部屋には瞬1人しかいなかった。「‥‥‥。」瞬は黙った。ほんの数分だったと思う。‥けどその時間がとてもとても、長く感じた。「‥したいに決まってるだろ‥?」瞬の声が静かに響く。「やり残したことだって、これからしたいことだって‥沢山ある。‥まだ死にたくねーよ。けどな‥お袋が夜まで働いて疲れて
飛水 さん作 [447] -
恋人なのにカタオモイ
コンニチハサヨウナラだけでもいいよ…ソレダケデイイカラこっちミテ…ちゃんとミツメテ言ってよあたしだけ?あたしだけコイシテタノ?恋人だけど…カタオモイ?別に終わりにしてもカマワナイ…でもあなた以上に愛せるヒトはイルノカナ…いたらラクダケド…いないから…ダカラ…
AIKA さん作 [480] -
ナイト・オン・ドラグーン【32】話
神水の塔を解放したアインとマナは様子を見に枯れた地、【水の村】まで向かった。 村の水路には再び川が怒涛のように流れていた。 村人達は何が起こったのかわからず、水路の周りに集まっていた。 ようやく、一人の村人が歓喜に叫んだ。 「水が…村に水が戻ったぞ!!」 つられてその場にいた村人達も喜びの声を挙げた。川に飛び込み、子供のようには
Mr.MilkBoy さん作 [489] -
リトルブルー??【帰れ】
佐竹[そんなこと聞いてどうする]佐竹はサクラの問いには答えてくれなかった、逆に聞き返す青[それは....ザックとかが使ってるから格好いいなあって思って...]青がサクラの代わりに答えた。それを聞いた佐竹は急に口調を変える佐竹[使えたらいいなぁ??甘ったれんなよ。お前ら2人の目的はなんだ?そこの2人と旅でもしたかったのか?ふざけんのもたいがいにしろ]そんな佐竹に圧倒され、青は言葉を失った確かに青
あヤッペ さん作 [467] -
Jumpin' Five 51
〈トルコ行進曲〉は、かなりテンポを上げてできるようになっていた。それは、4人が練習を積み重ね、アンサンブルの基本でもある「人間関係」を築いてきたからである。そんな4人の中に、畑中さんが入っていくことも、非常に難しい。 アンサンブルの練習時間はあまりとれない。もう合奏のお時間になってしまったので、1回ずつ通して、すぐ合奏の準備に取りかかった。 私は、先週の風邪が治っていないせいか、咳がひどかった。
曽根菜由美 さん作 [420] -
現実と夢の狭間で…別編ー真美ー3
食事も食べないで部屋に行き、着ていた服を脱ぎ部屋着に着替える…チェストの上には涼のはにかんだ写真が写真立てに入っている。涙が自然に溢れて頬を幾つも伝った。心が彼を求めて泣いている…凄く辛くて、出会った事を全て忘れたいと思った。「涼…どうしてなの?私は…都合のいい女だっただけ?」写真に向かって呟く。だけど、写真の彼は答えてくれない。自分で彼に別れを告げたけど、それが正しいか正しくないかは判らなくな
満真 さん作 [483] -
Jumpin' Five 50
年内最後の練習が行われた。「畑中くん、どうにかしねーとならねぇな。」岩田さんがセッティングをしながら、ぼそっとこう言った。私もそう思う。もう、このところ、彼の姿を見ていない。 あんまり、放っとらかしにしておくと、またやめられてしまう。そんな気がしていた。職業柄、そういうことには敏感なのだ。常に、やめるやめないの瀬戸際をたどっている生徒と直面している私にとっては、岩田さんの言うとおり、他人事とし
曽根菜由美 さん作 [377]