携帯小説!(PC版)

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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 成長

    小さい頃からずっとおとなしいキャラなアタシ…ほんとのあたしは違うのに小学生の時は何でしゃべらないの?何で笑わないの?と言われ続けたアタシだってみんなと楽しく話したい!けどしゃべらない人みたいに決めつけられたからちょっとでも言葉を発したらみんな驚くしそんな中普通にしゃべれない!そんなアタシでも少ないが友達はいた。別にいじめられてる感もなかった。ただ自分のこんな性格がコンプレックスなだけ。家ではお
    にお さん作 [386]
  • アシンメトリー(3)

    華波はさっきから、時計ばっかり気にしている。「夏生くん、遅いね。」優菜がA&Wのオレンジジュースを差し出した。「ありがと。時間も言ったんだけど。」搭乗アナウンスが流れる。「も、来ないかもよ。また、あの時みたいに海行ってるかもね。」あの時。そう、あの時。夏生は初デートに大幅遅刻をしてきた。自習室で待つ華波に、いつもの笑顔で近づく。「ごめん、大分待たせた。」「どこ行ってたの?携帯にかけてもとらないし
    砂川華波 さん作 [423]
  • 偽り彼女 ?

    「うっせ〜なっ!!」「18にもなって彼女の1人もいないくせに偉そうな事言うんじゃないよっ!!」「・・彼女の1人ぐらいいるっつぅのっ!!」偽り彼女「お前そんな事言ったん!??」「・・・・」良(マコト)は椅子の上に膝を抱えながら座り、下を向きながら黙って小さく頷いた。「あほちゃう」「分かってます」良の隣の椅子に座り呆れながら友達の健太(ケンタ)は笑た。「お前彼女いんの??」「いると思ってんの??」「
    瑞希 さん作 [593]
  • 闇に見い出す

    その日は朝方から雨だった。太一は目玉焼きをパンの上に乗せると、ほとんど一口でそれを頬張る。「ほな、行ってきまぁす!」勢いよく玄関を飛び出し、太一は学校へと向かった。公立の進学校に通う彼は、大学受験を間近に控えていた。「おはよっ」「おはよー!今日模試の結果出るんやってね」「憂鬱やな。あっ先生、おはようございまーす!」学校に着くなり朝の慌ただしさが次々に教室へと吸い込まれていく。一限目が始まってすぐ
    けん さん作 [447]
  • アシンメトリー(2)

    最後に二人が会ったのは、合格祝賀会のあとのプロムでだった。帰る時間になって、華波は夏生を会場の外へと連れ出した。泊の港で、二人は抱き合った。せっかくキレイにお化粧したのに、華波の顔は涙でぐちゃぐちゃになった。「上等なスーツなんだから、鼻水つけるなよ(笑)」と言って、優しく抱きとめる。「もう、会えなくなる?」「生きている限り、会えるから。」「明後日、出発なの。空港へ来てくれる?」「わかった、行くか
    砂川華波 さん作 [428]
  • 母が想うこと・2

    それから、しばらくして学校の三者面談の日がやってきた。 繭は相変わらず学校には行ってない。『繭さんどうですか?』『お友達に仲間外れにされてるみたいで』『そうですか。こちらでも調べてみます』『よろしくお願いします』 私は家に帰り、繭に詰め寄った。『学校行きなさい!』二学期の終業式だけでもという思いで。 繭はしぶしぶ『わかった』と。終業式の朝、学校まで送って行き私は仕事に向かう。二時間もたたないうち
    川上優輝 さん作 [694]
  • 焼肉屋で気付いた恋

    焼肉屋で聞き慣れた声がした もう何年も聞いていない声 体は焼肉の匂いに必死でついていこうとしている でも目線だけはその声を追っていた 頭に体中の血液が集まり紅潮した ジュージュジュジュー肉が焼ける こんなにも魅力的な肉を前に 閉じていた鉄の扉は簡単に壊れた 美味しい肉なのにわからない ずっと忘れてなかったんだずっと好きだったんだ 涙が鉄板におちてジューって音をたてていた
    もうこ さん作 [386]
  • 夢魔 ?

     私の彼、名を高林明といい、県内随一の名門として名高いN学園に籍を置いている。家業は不動産屋だ。 一ヶ月前に彼の家を訪れたが、それは立派な豪邸だった。県内で三本の指には入るであろう高級住宅街の一角に建ち、車庫にはベンツ、ルノー、アルファロメオが一台づつ。池には鯉が泳いでいた。 彼の両親にも挨拶をした。挨拶がてら彼のことをべたほめし、手土産(ろんぽの和菓子を買ったので高くついたが仕方ない)を渡し、
    柚木麻里 さん作 [530]
  • 母が想うこと

    それは、ある日突然はじまった。中学二年の繭は、『今日学校休む!』 『はっ?なんで?』繭は無言で布団の中から出て来ない。私は『わかった』父親には『おなか痛いんだって…』と嘘をつく。繭は、明るくて元気のいい至って普通の女の子。ちょっと元気が良すぎて、学校からは、《はねっかえりもの》と思われている。友達も多く、それだけが自慢で学校を休む事など、考えられなかった。父親は仕事に行き、繭に事情を聞いてみる。
    川上優輝 さん作 [641]
  • MORTAL〜カケガエノナイモノ〜第3話

    「・・・・・・笑ってる・・・?僕が?そんな分けないじゃないですか!」僕がそう言うと、キリカは嘆息し「自覚はないのね。無自覚的にそんな笑いが出来るなんて、なんて恐ろしい・・・貴方、そこの鏡で自分の顔を見てみなさいな。」そう言った。どういうことだろう。彼女はなにが言いたいのだろう。意味の分からないまま、僕は机の上にある鏡に手を伸ばす。「・・・・・・!」絶句した。鏡に映っているのは一体誰だ?鏡に映って
    コナタ さん作 [334]
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