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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 希望〜 ?

    はじめに これはノンフィクションです。あやは19才の普通の女の子です、あやが体験した残酷な出来事を書いてみます。まだあやが保育所に通っていたころの話です。夜6時 「あっお父さん帰ってきた」と、あや「どこ行って来たの」母は父が浮気をしている事を知っていた。「仕事だよ」父がめんどくさそうに答える。その言葉で2人は毎日喧嘩を始める、喧嘩と言っても口喧嘩みたいな可愛いものじゃなく、殴り合いだ
    章子 さん作 [429]
  • 告白

    耳を疑った。思いもしなかった台詞。目を疑った。真っ直ぐ私を見つめているのは貴方。いつもは聞こえない心臓の鼓動こんなに力強く打ち鳴らされていたの?いきなり飛び込んできたあなたの想いは初めからそれだけかのように私の中に一瞬にして広がる。何という幸福。すぐに返事をしたいけどもう少しこのままこのまま漂わせて…瞬きなんかしないでしっかり見ていて私の瞳の中で上下に揺れる貴方の姿を。
    ロコ さん作 [362]
  • まいほーむ 11(最終話)

    あまりに可愛らしい答えに呆然としていると、マコが唇をとがらした。「バカバカしぃ〜とか思ってるんでしょ。どぉせバカですよ〜だ。」すねるマコにまた軽くキスをして、頭をなでる。「また新しいの買ってやるよ。次は結婚記念かな。」真っ赤になって絶句するマコの手をひいて歩く帰り道。優しい月を見上げて、この手は一生離さないと誓った――。
    るぅ さん作 [460]
  • まいほーむ 10

    「あんなの、本気じゃないから。」耳元で呟くと、マコが笑った。「知ってる。最初はびっくりして悲しかったけど、すぐ嘘だってわかった。」「なんで・・・?」「アキラ焦ると眉間にシワが寄るもの。怒った時も考え事してる時も寄らないけど、焦ってる時だけ。」すべておみとおしだ。俺すら気付かない俺のクセ。思わず笑う。「私も大っ嫌いなんて嘘だからね。」「知ってる。」「なんで?」「教えない。」「なにそれぇ!」ガバッと
    るぅ さん作 [431]
  • まいほーむ 9

    柔らかい髪の毛も、華奢な体も、細い腕も、すべてが愛しくてたまらない。しばらくそのままでいると、マコが弱く背中を叩いた。「苦しいよ・・・」そう呟いて笑う。少し力を緩めると、マコが顔を上げた。その瞬間に唇を奪う。「っふ・・・んん・・。」激しく、深く、むさぼるようなキス。離れてはまた恋しくて口付ける。何度しても足りなくて、数えきれないほどキスを繰り返す。「ア・・キラ・・」途切れ途切れ聞こえた声にようや
    るぅ さん作 [427]
  • まいほーむ 8

    一瞬見つめあった後、すっとんきょうな声を上げた。「アキラァ!?」パタパタと近付いてくる影の顔が鮮明に闇に浮かぶ。正真正銘――マコだ。立ちすくむ俺の腕をさすりながらマコが見上げてくる。「こんな薄着で何してるの!?風邪ひいちゃうよっ!!」自分だって薄着じゃねぇか。軽口を叩こうとしたが、舌がうまくまわらない。きょとんとしたマコの頬に触れながらやっと声をしぼりだす。「・・どこ・・行ってたんだよ・・。」「
    るぅ さん作 [409]
  • まいほーむ 7

    俺ん家の反対方向を指差す。その方面は普段ほとんど行ったことがない。ただの住宅街で、だいぶ先に違うコンビニがあるくらいだ。「何してんだあいつ・・・。」思わず毒づく。まぁとりあえずここまで何事もなく来たらしいことにホッとしたけど。「・・ありがとぅ。」呟いてから次の目的地へと向かう。こんなに走ったの久しぶりだ。痛む脇腹を押さえながらも速度は下げない。一分でも一秒でも早く、顔が見たい。声が聞きたい。この
    るぅ さん作 [697]
  • まいほーむ 6

    更に力を入れると、掴んでた男が小さく首を振った。「み・・見てねぇよ・・女なんて・・・。」「・・・・・。」うそをついている様には見えない。「・・・悪かったな。」手を離して一言詫びると、座ってた男が口を開いた。「女探してるなら急いだほうがいいよ。さっき違う奴らもたむろってたから。」答える余裕もない。俺はまた走り出していた。公園を飛び出て勘を頼りに進む。真っ暗な道を走っていると不安ばかりがつのる。嫌な
    るぅ さん作 [493]
  • まいほーむ 5

    「何やってんだ俺・・・」軽い気持ちで怒らせて、傷付けて――――婦女暴行の――突然耳にはいった不穏な言葉に驚いて顔を上げる。TVはいつのまにか明るいバラエティから無機質なニュースに変わっていた。時刻は1:10女が一人で歩く時間じゃない。思わず携帯を掴むがもちろん何もきていない。当たり前だ。隣にマコの携帯が転がってる。だからかけることもできない。「携帯くらい持っていけよ・・!」次の瞬間には家を飛び出
    るぅ さん作 [488]
  • まいほーむ 4

    いやに明るい司会者の声が今日はやけに耳につく。しばらく眺めてから時計をみやるとまだ5分しか経っていない。軽く嘆息してからTVに集中する・・・が、駄目だ。くだらないボケになぜか腹が立つ。いつもは笑ってるのに――隣でキャッキャッと笑いころげるマコが目に浮かんだ。あぁ俺いつもつられて笑ってたんだ。マコがあまりにも楽しげに笑うから。頭を振ってもさっきのマコの顔が離れない。ほんの一瞬だけ見せた顔。悲しい―
    るぅ さん作 [534]
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