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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • まいほーむ 3

    「もともと私がなんで怒ったか、ちゃんと解ってる?」「は?」突然の問いに一瞬止まる。「・・・家に女入れたから。」「もひとつは?」「もひとつ・・・?」今度はしばらく考える。なんだ?女入れたこと以外・・・別に何もしてねぇよな・・・。まじでわからねぇ。「・・・・・?」黙ってる俺をしばらく見つめてたマコが、不意に手をあげた。俺の眉間に人指し指をあてる。「アキラなんて嫌い。大っ嫌い。」嘘だ。マコは嘘をつくと
    るぅ さん作 [523]
  • まいほーむ 2

    「くだらねぇ。」わざと呆れた様に呟いたら、予想通り。マコは更に唇をとがらした。「なぁんでそゆこと言うのっ?」嘆息する俺にかまわず、マコは更に声を張り上げる。「とにかく約束して!もぅこの部屋に女の子は入れないで!それと・・・」「別にお前の部屋じゃねぇだろ。」マコの声を遮った俺の一言。正直言い過ぎた。気まずい沈黙――フォローの言葉が思い付かない。「・・・元々は・・お前が勝手に入り浸った・・んじゃん・
    るぅ さん作 [442]
  • まいほーむ 1

    俺―アキラとマコは、同棲して丸2年を迎えた。付き合いは5年を越え、お互いのことはほぼ全部――時には自分自身よりよく解る。例えば何気無いクセやリアクション・・そして次の行動パターンなど。その日も俺には、マコの次の言動が手にとるように解った。「これ、なに?」22歳には見えない童顔を精一杯しかめるマコ。手には愛用のマグカップ(クマの顔形)・・・口紅付き。「マグカップ。」「そうじゃなくて!これっ!」「口
    るぅ さん作 [475]
  • 航宙機動部隊

    銀河で唯一の専制政体―それは単に「帝国」とのみ呼ばれていた。 成立以来70年を経ない浅い歴史と、急激な拡大に象徴される精強な軍事力とによって、今やこの勢力は銀河中の注目を集めるに至っている。 最も、その勢力圏は今だ全人類の0・1%を支配しているに過ぎなかったが。 帝国は純粋な軍事国家だった。 その柱であ
    まっかつ さん作 [1,641]
  • 部屋-2

    夕方がすぎ、俺は、窓から顔を出していた。夕焼けの町並み、自転車を漕ぎ、家に帰る中学生たち、集団で手を繋ぎピカピカのランドセルをからう小学生達、野良犬が一匹ボロボロの首輪を首に付け、脇道を通っている姿、俺は、空を見上げた。「広いな、とても」空には無数の星屑が散らばっていて、町に隠れる太陽の光が町にあたり、オレンジ色に染まっている。「今日も終わりかぁ・・何か・・・刹那いなぁ・・」俺は少し一日の終わ
    人狼 さん作 [762]
  • なんでも屋?

    なんでも屋!…なんて看板を掲げてると、何だか見た目は格好いいが、特にどういうことを引き受けるというわけでもない、なんとも中途半端なサービス業だ。私の名は和泉優。24歳で、かつて警視庁捜査一課で警部補をしたことがある。自慢はできなくとも笑われるような経歴ではないと思う。…多分。とある事情でやめてしまったので、どうせなら昔の経験を生かせる仕事をしようと思い、なんでも屋を始めた。しかし、そううまくいく
    ゆん さん作 [480]
  • あたしとあなたの宝物

    「行ってきまーす。」あたしはいつも通り学校へ出かけて行った。羽柴優香、野木山高校2年生。どこにでもいる、普通の高校生だ。トンッ。誰かがふと後ろから肩をたたいた。「おっはよー☆」親友の彩乃だ。「おはよー」二人はお互い腕を組んだ。「ねえねえ!!最近はユウとはどーなの?」「なんも無いよー☆」本当になにもない。だって何かあったら真っ先に彩に言うもん。あたしはユウという彼氏は一応いるけれどお互いが友達感覚
    羽柴 優香 さん作 [416]
  • 好き?

    好き?君はいつも僕に問い掛けて来る。そのことを答えられる強さを僕に下さい。好きだよってたったの一言が言えない。君は常に好きと言葉を待っている。その君の期待に応えられる自信がない。応えられる勇気を僕に…!好きって言葉って短いようでものすごく重いね!
    hiko さん作 [349]
  • 大切な想い

    楓の目を被うようにミシアの手は置かれた。 すると楓は操り人形の糸が切れたかのように気を失って倒れ込んでしまった。 「楓に何をした!!」 隣で見ていた智明は叫んだ。 「何って、見ての通り抵抗されるとメンドイから少し眠ってもらっただけよ。心配しないで。 すぐに君もこうなるから」 ミシアは智明の怒りをかわすように智
    カズ さん作 [345]
  • Memorys〜初恋〜

    桜の咲くこの季節。私は、新しい校舎の前に立っていた。これから、運命的な出会いをすることになるなんて知らずに、心踊らせていた・・・。私、有沢優香。今年から、高校生になった。入学式は、緊張して不安もあったけど一ヶ月が経ち、高校生活にも慣れてきた。友達も出来た。あとは、彼氏を見つけるだけだった。そんなある日、HRの時間に『何の部活に入部するか?』という質問を先生からされた。私は、まだ決めていないと言っ
    蓮華 さん作 [475]
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