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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • クルス case1/2

    「隼施さん」 マスターは買い物袋をカウンターに置き、俺に話しかけて来る。「ん?」「事務所の前で、愛理さんと怪しい人が、何か話していましたよ」「え?」 凄く嫌な予感がする、助手の愛理が勝手に依頼を受ける事は多々あるが、その全てが変なものばかりだ、勝手に契約するなと言っているのききやしない、そのおかげで何度死にかけたか、急いで阻止しなければ。「マスターありがとう。いくらだ?」「ビール七杯で千七百
    奇空の朱&海炎 さん作 [367]
  • きらりん☆ダストボックス?

     神谷は神谷で、本来ならこういう時こそ、部下をうまく統率せにゃならんのに、船に乗り上がってきた巨大イカの足に捕まって身動きがとれない。ぬるぬるした足で巨大イカは神谷を叩いたり転がしたりして遊んだ。船体が揺れるたびに、神谷は、船頭に行ったり船尾に行ったりしてコロコロ転がってる。愛犬のムラマツは、神谷にしがみつきながら、レイプされた後のブッシュ大統領のように為す術もなくプルプル震えていた。 もうわけ
    ライスごはん定食 さん作 [799]
  • きらりん☆ダストボックス?

     神谷がそうつぶやいた時、東京に残した、神谷の妻若菜は、練馬区の神谷邸で、大きなくしゃみをした。「誰か噂してんのかな」 若菜は一瞬、夫の顔が思い浮かんだがすぐに忘れ、ドレスの試着にいそしんでいた。「気に入らない」  若菜は、高価そうなシルクのドレスを、惜し気もなく、ゴミ箱の中に突っ込んだ。台所の脇に置いてあるゴミ袋はそうしたドレスやブラやパンティやバッグ、ハイヒールでいっぱいだ。「しょ
    ライスごはん定食 さん作 [409]
  • きらりん☆ダストボックス?

     彼は、首にかけていた双眼鏡を下ろし、代わりに、学制服の内ポケットから煙草を取り出して、一本ふかした。 ぷはぁ。煙が空の入道雲に紛れた。 しかし、これからどうしたもんかいの。ゴミの島の場所は完璧にわかってんだ。なにしろ、人工衛星を使ってるから、ヘタな宝の地図より、ずっと探しやすい。しかし、どういうわけか一向に到着しない。 それより気になるのは、俺は、目的の島に到着し、よしんば、ゴミが山ほど入った
    ライスごはん定食 さん作 [339]
  • きらりん☆ダストボックス?

     マストを上げたり下げたり、すすだらけの顔に流れる汗をぬぐいながら原子のカスをシャベルでどんどん燃料タンクに突っ込んでいったり、釣った魚をさばいて寿司を握り賄いを作ったりやることは山ほどある。なのに、目的地になかなかつかぬし、親分は親分でキレ気味だし、みんなの巻いてるバンダナが、疲労でヨレヨレになっていた。 もちろん、神谷は神谷で、部下に怒鳴り散らしながらも、上司としての無能をひしひしと認識して
    ライスごはん定食 さん作 [548]
  • きらりん☆ダストボックス?

    青い空。白い雲。なのに、荒れる海。カモメが微妙なユニゾンで鳴いている。Am♭だ。 昔ながらのマストの木船に乗り込む海賊の一団は、かなりあせりながら目的地を目指している。動力は原子力だからかなり速いが、ボディが古いので、ちょっと危なっかしい。 船長神谷たけしは、グラサンをくいっと上にあげる仕草をしながら叫んだ。「まだかっ。ゴミの島はまだなのかっ」 手下のパイレーツたちはおろおろするばかり。そら
    ライスごはん定食 さん作 [369]
  • Gayとしての人生〜1話

    初めて自分が同性愛者だと認めたのは19の冬・・ まだ認めて無かった頃は ただ同性を見ててもただ単に自分に無い物を持ってる人に憧れを感じるだけだと思ってた 小2の夏に親の仕事の関係でとある街に引っ越して来てから友達が出来なくて、初めて出来て遊んだ友達も女の子で女の子と遊ぶようになってから次第に周囲からオカマとかキモいとか イジメが始まる様になり 中学に上がってからイジメはエスカレートし
    YO さん作 [422]
  • 平安☆美人の法則!!?

    伊織姫が新たな疑問に悩まされている一方、螢雪は、穏やかな口調で、「よい、月乃。姫は優しく賢い方だ。必ず解ってくれる。それに…お前が首尾よく現帝を庭に誘いだしたから、ここまで巧くコトを運ぶことが出来たのだ。しかしあの衛兵め…私を盗賊などと間違えおって…。あれは当然の罰だった。お前が殺らなければ私が殺っていたよ。」と、優しく言いました。月乃はそう言われて、一瞬嬉しそうな顔をしましたが、すぐに表情を元
    杏奈 さん作 [351]
  • 平安☆美人の法則!!?

    伊織姫が、螢雪に『壱の宮』へ連れ去られてから数刻が経ち、月のない闇がますます深みを増してきた時…──突如扉の開く音がし、何者かが宮の中へ入ってきました。伊織姫はその音で目を醒まし、そして素早く音のした方に目をやると、助けが来たのかと思い、疲れ果てて力の抜けた身を無理矢理起こしました。しかし途中で、(盗賊仲間かもしれませんわ──…!)と思い直し、じっと息を殺して燭台の光の届かない暗闇を見つめました
    杏奈 さん作 [304]
  • 偶然に

    今日は、通学路のパトロールだった。うちの息子が副班長なのと班長のお母さんがフルタイムで平日は、うちにいない。で、私は夕方からの仕事だし昼間早い時間なら動けるので…。他のお母さんと三人で出発して、一時間弱歩いた。今日は、15:00下校なのに一時間も早く回ったから、意味なかったみたい。まぁ、いっか。と言う訳で終了。パトロール日誌書いて、腕章と一緒に次の班に渡そうとしたら…。次の班の人、他のマンショ
    kozma さん作 [460]
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