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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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ココロのキモチ?
泣いて目覚める毎日。ひとりで目覚める朝は寂しかった。夢を見た。長い長い下り坂を下って行く夢。進んでも進んでも先が見えない。自身は進んでいるのにとたんに目の前が見えなくなる。このままじゃ何かにぶつかってしまう。と思っていると、視界がよみがえる。でも進んでも進んでも先は見えなかった。ふと目が覚めた。そこにはテレビに夢中なカズヒロの姿。「…カズヒロ??あんたどうやってはいったの…」「入ったも何も
ミライ さん作 [298] -
切ない瞬間
切ない瞬間。親が子供を虐待し殺害した。しつけだと言った。…しつけを知らない人間が親になっている。切ない瞬間。制服で地べたに座りマスカラを重ねぬりする子供達。…化粧してキレイになった顔さえ醜くブサイクに見せてしまうその行動を正しいと思っている。切ない瞬間。ごみ箱に捨てるように道路にゴミを捨てる人間。…ごみ箱と道路の違いもわかりませんって恥ずかしい公表をしている。切ない瞬間。今の生活に不満ばかり言い
つう さん作 [755] -
運命の輪05
「力で駄目なら技で勝負だ!」優は顔にわずかながら恐怖を浮かべていた。その精神の弱さからか、安易な真上からの斬り付けを選択してしまった。「受けてみろぉぉ!」男は優の太刀を受けとめるために頭上に短剣を振りかざした。しかし、そこにあるはずの優の刀がない。「…かかったな。お前の負けだ!」真上から振りかざされたはずの刀は−いや振りかざされた刀は、事実、その動作を伴っていた。しかしそれら一連の流れを消し飛ば
最上 さん作 [329] -
恋01話
★+:.*゚・☆:。・*・゚★:・。*゚涙を流すことでしか生きていくことが出来ない人が居ました。そしてその人の心の支えは自分を可哀相と思い流していた涙でした。そんなあなたが言った「好き…だよ。」…あの時,この言葉をどんな気持ちで言ったのですか。最期を看取った私に。あの弱々しい…最期の言葉。きっと私は一生忘れないでしょう。あの汚れなき恋物語を…★+:.*゚・☆:。・*・゚★:・。*゚時は2001年
たかチャン★〃 さん作 [421] -
もののけの宴(4)
旅館を出て5分ほど歩くと、民家が少しづつ増えてきて、確かに人がいることを物語っている。しかし、人の姿はない。(一体どうなっているんだ?)さらに5分。遠くの神社から太鼓の音や笛の音が聞こえて来る。もしかしたら祭りなのかもしれない。そう思えば納得がいく。おそらくそこに人が集まっているからこっちにいないのだろう。亮「……行ってみるか。」俺は神社に向かった。神社に近付くにつれ、太鼓や笛の音が大きくなり、
暗闇少年 さん作 [447] -
白く美しい獣
毎日‐毎日―\r俺は一人家の外の 丘で町並みを眺めていた―\r気まぐれだと思われることが多い‐何となく感覚でそんなことは分る‐分っていた―\r俺だけじゃない‐でも‐そんな事全然気にはしてはいなかった‐ある日一匹の獣が 丘に登っているのが見えた‐(あれは...何だ?)はっきりは見えない....光の反射でだろう...後を遅れた俺は急いでその獣を追った‐(はぁはぁはぁはぁ)全力疾走で駆け上がる―\r登
S・ さん作 [468] -
星
ごめんね君のこと…今でも好きだよ…大好きでも私新しい彼をつくっちゃったごめんね君を嫌いになったんじゃないよ?君を好きなんだよ?大好きなんだよ?でもねどうしても寂しい夜があったんだ泣きたくなる夜があったんだ一人じゃ嫌な夜があったんだ堪えられなかったのごめんねいつも君に甘えてられたあの頃は…すごく幸せだったよ真面目な君は少し照れてたけどそんな所も大好きだったよでもね一人君を思い出す夜は…すごく辛かっ
たかチャン★〃 さん作 [318] -
あなたの願い叶えます?
グググッ「痛っ」掴まれた腕から血が流れる「…お前の願い…叶えてやっただろ…」子供の顔がみるみる変形していく目はつり上がり顔が歪み頭からは血が流れているぎちゅっ…ぐぐっ…血の付いた手で私の首を絞める「ぅぐっ…」夢なのに…苦しい…誰か…誰か助けてグググッ「あ〜な〜た〜の〜ね〜が〜い〜か〜な〜え〜ま〜す〜」グググッさっきまで子供だったはずなのにその子は大人の姿になっていた『子供の姿になってただけか…騙
時雨 さん作 [893] -
魔女の物語?
ストッ!!着いたぁ♪ここが人間界かぁ。何だか思ってたのと全く違うなぁ…ガさガさ…ガさガさ…『ん?何?』カバンから何か音がする………『ってジ…ジョナサン!?何でいるの―??』「んもう、何でってあんた一人じゃ心配だから、あたしが着いてきてやったのさ!」『だったら早く言ってよ!』「あのねぇあんたがまだ気ずいくてないようだから言うけど、ここ人間界じゃないよ…」え――???じゃここは?「わかんない
リンゴ さん作 [309] -
粉雪の天使 1
ユメ…おれユメに出会えて良かった…………そう言ってせつは粉雪の舞う日雪と共に消えて行った。 私がせつと出会ったのは12月の始め、初雪が降った日の事だった。あたしは学校の帰り寒く凍えた体を暖めるようにして一人小走りで歩いていた。 … ドスッふと前方の誰かとぶっかった。『あっ…すみません』せつだった。これがせつとの最初の出会いだった…『こっちこそスミマセン』そし
雪 さん作 [452]