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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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二つの宇宙(そら)で ?
「おい、陣。早く行くよ」「ん?あかりか。どこに行くんだ?」「今日は、このあかり様のバースデーでしょうが」「そうだっけ?」「え〜い、つべこべ言わず、付き合え」「わかりましたよ。あかり様」「わかれば、よろしい」「で、どこに行くんだ?」「とりあえず、映画観てから決めるか」「ほ〜い」二人は映画館に向かう。そう、ここは別の時間帯を巡る地球。そして、これから起こる事件が、二つの地球を繋げてしまう…映画館、二
ゼロ さん作 [523] -
天使のすむ湖81
バレンタインデーを過ぎると、俺の受験合格を聞いた香里は、それに安心したように、水分も取れない日が続いて衰弱激しく油断できない状態になっていた。高校自体は、もう自由登校になっていて、時々卒業式の練習に顔出すくらいになっていた。そのうち卒業生代表にも選ばれて、その原稿を担任から渡されて、覚えたりしていた。それでも心配な俺は、香里のそばに付き添い、あまり起きられない日でも、岬に教えられたように、朝起き
雪美 さん作 [327] -
二つの宇宙(そら)で
「宇宙って、広いよね〜」「お前、知ってるか?」「何を?」「この宇宙には、いくつもの時間が流れてて、俺達の住んでる地球もいくつも存在するんだってさ」「ん?」「俗に言う、パラレルワールドってやつよ」「何言ってるか、全然わかんな〜い」「だろうな…」「ジン君て、そんな話すきなの?私はさっぱりだけど」「好きっていうか。なんか考えるわけよ。俺と同じ名前で同じ姿してるけど、全く違う人生生きてる奴がいるんだろう
ゼロ さん作 [507] -
Oracle:13:戦塵
第6ディメット暦187年14月03日〜エルゲック責任者 ガーデナ夫人の家前〜ガーデナ夫人の家に集まった義勇軍はざっと70人弱。その中でリオン達をはじめとする剣士は15人ぐらい。「皆さんよく集まってくださいました。では早速作戦の説明をします。盗賊の隠れ家はギューオレス帝国偵察部第6小隊が事前に発見して下さいました。場所は東ヘルマニア平野で、地下城を造営しているとの事です。」「城とは大
ガレック さん作 [335] -
小さなしあわせ
『どないしてん?』と聞くと『なんで騙されてるんわからへんかったんよ』と逆に聞き返された。『お前か?警察にゅぅたん』そぅ問い掛けるとコクりとうなずいた。『だってあんたが死んだらぃゃゃもん。あたし、あんたのこと好きやもん。』と泣き叫ばれた。俺はその時初めてあずさに涙をみせて、またあずさに感謝した。そんなことから5年。あずさと俺は1ヵ月後に結婚式を迎えることとなった。あの時、通報しなかったら俺は間違い
ひゅうが さん作 [387] -
小さなしあわせ
そぅ理解したとき怒りにストッパーがかからなくなった。『おまえら残らず殺したる。やくざなめたら痛い目にあうちゅぅこと教えたるさかいなぁ』俺は気付いたら拳で相手を殴っていた。落ちていた鉄パイプで男も女も、無差別にはりたおしていた。そのうちに警察がきて手錠をかけられちまった。それが事のすべてだった。『刑事さんょ、誰が通報しょった?』と俺は刑事さんに問い掛けた。『それはいえへん』とあっさり断られた。俺は
ひゅうが さん作 [448] -
小さなしあわせ
『とりあえずお茶のみぃや。』『茶なんかいらんのじゃ。毒でも入ってたらかなわんからな』俺は名前は日向。この時、補導されて取り調べを受けていた。こじんまりとした、コンクリート壁の個室で。俺には付き合ってた女がいた。そいつは俺を裏切った。これが補導の原因や。それは昨日のこと電話で「たすけて」と俺にいってきた。場所をすぐに聞くと走って助けにいった。だがそれは罠にすぎなかった。ついてドアを開けたら男が10
ひゅうが さん作 [410] -
ドコへいってしまったの
何処へ行ってしまったの?涙のワケを知ろうともせずに何処へ向かうというの?あたしを置いてなにもかも奪ったくせにあたしの目はあなたを見るためにあるのにただ側に居るだけで良かったのにかすかな温もりだけじゃ もう夜は越せないよなにもかも奪ったくせに 悲しみだけを残してあたしの想いはそれでも愛に溢れているのにただ側に居るだけで良かったのに何処へ行ってしまったの?
Soul さん作 [313] -
夜空に誓う?
俺は自販機でビールを買い、あてもなくふらふら歩く。ビールの苦味とアルコールが、俺の胃を駆け抜ける。初めての恋。人妻である人と。学生の俺。なにもない俺。金もない、なにもない。未来しかない俺。雨が振る中、空を見上げる。涙を誤魔化してくれるかのように振る雨。彼女は何を思い、俺と体を重ね、何を思い、俺をつきはなしたのか。今はわからない。これからもわからないかもしれない。俺の初恋は、ビールの苦味と雨が全て
ゼロ さん作 [445] -
夜空に誓う?
お決まりのように、体を重ねる。俺は行為の最中も彼女の影のある顔を思う。事が終えて、また話す。たわいもない話。彼女は何を思うのか。聞きたくても聞けない自分。別れ際、またねと笑う彼女に、うんと答える。俺は彼女に本気で彼女に恋をしたようだ。何がきっかけかわからない。体を合わせたから。彼女の影のある笑い顔に惹かれたのか。理由はどうだっていい。彼女が好きなのだから。家に帰り、俺は彼女にメールする。本気で好
ゼロ さん作 [319]