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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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シリウス 16
その声で、いろんなことに気付かされる。まず、アイツに色がついていること。そして何より、自分が単色化していること。にわかには信じられない光景だ。その証拠に、一瞬の沈黙が空間を支配する。ドクンと心臓が高鳴ったかと思うと、自分の中の血が引いていく。「その通りだ。体を頂いたぜぇ!」 (何だと?)答えてはいたものの、頭で理解する事は出来なかった。有り得ないと思っていたことだ。それが目の前で起こっている。夢
紫炎 さん作 [260] -
シリウス 15
(ここは何処だ…。)さっきまで体を動かしていた自分は、目を醒ました。目を開けているか解らなくなるくらいの暗闇の中にいた。辺りを見廻すが何もない。何も見えない。寝ぼけた頭をかき、記憶を洗う。そしてハッと気付く。そうだ。アイツは何処に行った。そう思った瞬間、その暗闇に眩しすぎるほどの光が目の前から差し込んでくる。思わず目を手で覆う。すると、アイツが歩いてきた。「ハッ。やっとお目覚めか。」
紫炎 さん作 [329] -
シリウス 14
(直接本人に聞いたワケでもね―のによ、勝手に答え決めて、逃げてるだけじゃねーか。テメーは傷つくのが恐いだけなんだよ!)それまでオレは悪びれた素振りしか見せていないようだったが、急に目に力が宿ったように見えた。目に見えない力が働き、後退りしてしまう。瞬間、意識が遠のいて行く。灰色のオレが何か言っていた。(だから、俺が手本を見せてやるぜぇ!)
紫炎 さん作 [247] -
シリウス 13
オレと俺が窓越しに話を続けている。(テメーはホントに意気地がねーなぁ。見てて腹立ってくるぜ。)オレは俺に向かって呆れたと言わんばかりに言い放った。「仕方ないだろ。向こうには好きの男がいるんだぞ!」少し口調を荒げて俺は反論する。(ハッ。だからテメーは腰抜けなんだ。)見下したように言う灰色のオレに怒りを覚える。自然と筋肉がまた強張る。反論しようとするが、灰色のオレに遮られる。
紫炎 さん作 [250] -
シリウス 12
一体なんなんだ。何故こうなった。答えが見えないまま、心の中で自分に問う。この混乱した状況を打破しようと抗う。しかし、答えたのは自分ではなく、目の前でニヤついている灰色の自分だった。(ハッ。その質問に全部答えてやるよぉ。)自分は頭の中で考えるのをやめた。何故なら、全て自分と似たそれに筒抜けだからだ。余計な考えは無駄に等しい。身構える事をやめた事で、頭が冴えてきた。体中の筋肉も、徐々に弛緩していく。
紫炎 さん作 [258] -
シリウス 11
(オレが現れたか…だろ?)またしてもそれは自分の頭の中を言い当てる。一瞬、冷や汗が額から頬までつたうのを感じる。理解したところで、自分との対峙は気持ちのいいものではなかった。「そうだ。何故お前がいる?」自分と似たそれに、畏怖しながら恐る恐る聞く。体中の筋肉は強張ったままだ。灰色の自分は、蛇のような口から白い歯を見せてニヤついていた。自分の問いになど答える素振りを全く見せなかった。
紫炎 さん作 [330] -
for you〜最後のlove STORY〜
あなたが言ってくれた始まりのコトバ。貴方は、覚えてる?『今、一番大切なのは君だ。だからそばにいてくれ。』私は居場所を見つけられた。そこにいて良いというコトバ。何より、私に安らぎを与えてくれた…。でも―――\r私は貴方の一番じゃない…。『特別』だけど。私は…二番。でも、一番にしてほしくない。貴方にあの人を忘れてほしくない。だけど、一番になりたい…。矛盾した想いを抱えたまま、私は貴方の腕の中…。苦し
ななか さん作 [419] -
【ナイト・オン・ドラグーン】第1〜始まりの時〜続。4説
すべて支度を終えたアインとジャックは、緊急収集のため2階中庭で大勢いる兵士の塊に混じっていた。兵士達の前に立ち、漆黒の鎧を纏った男がいた。厳つい顔に長い口髭はまさに、強さの威厳を放っていた。そして、その男の後ろには女騎士のエリスがいた。ジーク:「聞けぃ!!皆の者!!今、こちらに向かってきているのは我ら連合騎士団の守護する封印を破壊する帝国軍だ!」その場が静まり返る。ジーク:「だが、帝国軍の
ミルクボーイ さん作 [430] -
俺は幸せを願う
俺はお前が好きだ初めて会ったときから大好きだっただけどお前には彼氏がいたその彼氏は俺より数倍優しい俺なんか不良で頭わるいだけそして優しくない突き飛ばすだけ彼女の幸せ願うなら俺はひいて彼氏と一緒にいてもらいたい本当は気にくわないが彼女は彼氏のことが好きだ俺はかなわないだからひくんだ幸せになってくれよ俺が祈ってるから
奈海 さん作 [334] -
日本終焉 ?
恭平と空が飛び出すと同時に障害物の横に隠れていた2人が銃を構えた。 恭平はそれを確認すると大きく横にそれて2人を狙撃しながら自ら囮になった。 「空!!今だ!」 恭平が叫ぶと空は2人に接近し狙撃した。 するとペイント弾ははじけて2人の戦闘服は色鮮やかになった。 「そっちも済んだみたいだな」 空が銃をおさめると後ろから澪と春奈が歩いてきた。 空達はそれからも順調に他のチームを倒していき
182 さん作 [697]