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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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夜明けは必ずやってくる1
・・・・・・「はっ!!」俺は気を失っていたらしい周りには川と橋が見える暗い・・夜だな・・・・・・此処は・・何処だ・・いや・・・それ以前に・・俺は・・・俺は誰だ・・?解らない、何もかも なぜ俺が此処にいるのか 此処は何処なのか 俺は何も解らなかったが とにかく腹が減った、飯を食おう俺は橋の方へ歩いた、向こうに繁華街が見える、どうやらこれを渡れば繁華街に行けるようだ俺は橋を渡り繁
悪代官 さん作 [390] -
恋の涙?
彼が隣にいることの心地よさを、私は何かあると訪れる寂れた地元の動物園のように感じていた。それは、自然な感情でその感情に名前も付けれなければ理屈とかそう言う類の物では言いあらわせれなかった。ただ、九月の風がより私の好きな物になっていた。「何を食べたい?」私は、静かに聞いた。彼は決まって同じ答えを言う。「何でもいいですよ」そう言って、優しく微笑む。私は、不思議だった。なぜ彼の記憶が此処までないのだろ
MINK さん作 [387] -
‐Blood‐04?目
第02話「仲間」男はルキをベットの上に寝かせて布団をかけた。「泣くな、泣いたって誰も助けちゃくれない。お前にはもう見寄もなく天外孤独だ。それはいくら泣いたって変わらない事実なんだ」「・・ひっく・・うん」ルキがゆっくり頷くと男はルキの頭を撫でた。「お前はまだ幼いのに心は強いな。お前・・俺と来るか??」「えっ??」「ここにはお前と同じ年頃の奴もいるし、寂しくはないぞ。・・そう言えば自己紹介がまだだっ
レイタ さん作 [332] -
‐Blood‐03?目
第02章「空賊」第01話「目覚め」「くっ・・」ルキはそっと目を開けた。そこは見慣れない一室のベットの上だった。「ここは・・??俺は母さんとユキと一緒に家にいたはずじゃ??」ルキはベットからおりて背伸びをして部屋のドアを開けた。ドアの向こうには長い廊下が続いていていくつもの部屋があった。「・・??」ルキは廊下を進み階段を下りた。その先にはまた廊下が続いていて、廊下の奥からは沢山の人の笑い声が聞こえ
レイタ さん作 [293] -
恋ごころ 第一抄 第三話
教室に着いた。既に10分間の朝課外が始まっていて、教室はとても静かだ。幸い俺の席は一番後ろの廊下側だったので、誰かに見つかる事無く席に座る事ができた。課外が終わり、ホームルーム。「では美凪君。出席簿を。」担任の佐藤先生が出席簿を持ってやってきた。「はい。わかりました。」ここ栢山高校では、出席簿を付けるのはクラス委員長の役目になっている。だが俺は委員長ではない。言うなれば副委員長だ。「全く…あのバ
浅川悠 さん作 [411] -
大切な想い
智明は歩いていた。 いつもの道に見慣れた人々。いつも通りの登校風景。そう、いつも通りのはずなのだか、智明は違和感を感じていた。 視線が、誰からか見られている感じがするのだ。 智明は辺りを見渡した。 すると、右斜め後ろの大木の影に、まるで御偉いさんのSPをやってそうなスーツを着たゴツイ黒人がいた。 黒人と目
カズ さん作 [310] -
花のように
たとえるなら花のようにきれいに。たとえるなら花のように儚く。たとえるなら花のように上を向いて。人生なんて短いんだから、花のように美しく、全力で生きたいと思う。
よわむしパズル さん作 [319] -
‐Blood‐02?目
「何を言っ・・・アレは??村の方角の空が・・赤い??」村の方角を見ると赤く空が燃えていた。カイは落ち着きながら目を擦りまた村の方角を見つめた。「なっ!!村が燃えているっ!!」「えっ??」「お前はここにいろ!!」「やだよ!!」カイはルキの言葉を聞かずに村の方角へと急いで走って行った。ルキはカイの後を急いで追ったが、まだ9才のルキには到底追い付けなかった。それでもめげる事なく村へと走って行った。第0
レイタ さん作 [292] -
深層心理オブジェクト?
犬を、殺したことがある。 その犬は結家の飼い犬で、名前はフールといった。犬種は不明。けれど、ハイブリッドではないだろう。あの屋敷で飼われていたのだから、それなりの血統は備えていると思う。まあ、これは僕の憶測に過ぎないのだけれど……。 とにかく、そのフールが僕の足元に転がっていた。最初は寝ているものだと思っていたけれど、そうではない。フールの首の辺りから僕のつま先辺りまでにかけて、芝生が赤
鯖人 さん作 [384] -
生涯の恋人 23話
彼の隣は居心地が良い優しくて暖かい帰る時間になると空気が冷たくなり風が頬に染みる「だんだん寒くなってきたね。」手をこすり合わせながら私は言った私はかなりの冷え性だこの季節になると辛い「ねぇ、お願いがあるんだけど。」彼が少し照れくさそうに言った「うん、何?」「手…繋ぎたいんだけど…。」思わず照れ笑いしてしまった「いいよ。」彼はポケットに突っ込んでいた右手を私の方に差し出したそっと左手を添えた彼は私
ふく さん作 [285]