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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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天使のすむ湖59
翌日から、香里の詳しい検査があわただしくはじまった。不安とわずかな希望とが入り混じっていた。数日して検査結果が医師より説明があり、身内の無い香里には俺が婚約者として一緒に聞くこととなった。CTとMRIを見せながら腫瘍は3.8?あり、しかも悪性だった。ガンマナイフは使用できない事と、左脳に位置していて、言語障害と視覚障害、右行動障害がでる可能性と、余命半年を言い渡され、二度目の告知だった。その後香
雪美 さん作 [344] -
大切な命
12月1日午前5時たった3時間前メールで「明日同じ時間に仕事だね。嬉しい。」ってやり取りしてたよね。私は仕事場に行き、店長もマネージャーも普通に仕事をしていた。私は何も気づかず彼が仕事に来るのを待っていた。すると、マネージャーが「今日、鈴木君腹痛で仕事休むって連絡があったから。」って私に伝えてきた。すぐさま私は彼にメールして、半ば呆れ気味に「深夜に遊んでるから。」って一言送った。今日はやたら電話
みゆう さん作 [379] -
あるもの
オレンジから紫へ、空の色が変わるとき。ちょっと汗臭い下駄箱とはやる気持ちが重なって、いつも少し気分が悪くなる。君は、私を見ない。私も、君を見ない。目を合わせることは、きっともうない。君の両手の中には、沢山の幸せと沢山の笑顔が詰まっているだろう私の両手の中には、沢山の疲労と、沢山の涙が詰まっているのだ。比べてほしくなかった。光に導かれるように進む君に、私を見てほしくなかったんだ。汚れて、疲れきった
mikko さん作 [314] -
あんまん 〜?〜
「え?」カラン!!私はビックリして、ついあんまんを取るトングを床に落としてしまいました。彼も周りの人も一斉に私を見た。「あ…申し訳ございません!!す…すぐに変わりのトングを持って来ます!!」私は慌ただしくスタッフルームに駆け込みました。「彼女……いたんだ…。」その場に座り込み、再確認するかの様に呟いた。なんでだろう…胸がズキズキする…。ただ……ただ……コンビニでの一時の彼を見てちょっと気になる程
鈴 さん作 [245] -
なきそう
はじめて、恋をして泣きそうになった「おい、先生来たぞ」あわてて席に着くクラスメート。私もその1人。教室にホコリが舞う。「きりーつ。お願いします」級長が号令をかけ、授業が始まる。タルイなぁ・・・黒板が暗号にしか見えない。早く時間よ過ぎれ!と念じながら時計をチラチラと見る。さっきから5分もたったいない。はぁぁぁぁぁ
mari さん作 [312] -
あんまん 〜?〜
えっ?えっ?あたし何かしちゃった??「あの…。」「は、はい。なんでしょうか…?」私はこの時、初めて彼とまともに目を合わせました。周りの人もつられて黙って、彼と私を交互に見た。ドキドキする……。「もう1個…あんまんください。」「え?」『え?(部活仲間一同)』……はい??「や、だからもう1個あんまんください。」「あ…はい。少々お待ちください。」なんだよぅ〜!!もう1個あんまんが欲しかっただけだったの
鈴 さん作 [281] -
KNGDOMHEARTS ★刻時雨8
時雨は路地裏を歩きながら考えていた。あの赤いマントの男の目的は?何故トワイライトタウンに?ロクサスが関係するのだろうか?わからない事が多過ぎる。調べる必要があるらしい。その時、後ろから誰かが走って来る音が聞こえた。後ろを振り返ると、そこにはロクサスがいる。その手にはトロフィーが握られていた。「時雨!何してるんだ?行こうぜ!」後からハイネとピンツとオレットが走って来る。「時雨!コイツ優勝したんだぜ
田舎もの さん作 [236] -
貴方と私
私達は年も違うし、住んでいる場所だって違うし、性格だって合わない。でも、そんな貴方と私は確かに同じ時間を歩んだんだ。お互いを見て、お互いを知り。お互い近づき、お互い離れて行った。貴方の本当の気持は今となっては分からないけど、私の気持ちは確かに一つだった。私達が出会った事は、私達が生まれるずっと前から決まっていた運命だとすれば、私達が離れた事もきっと運命だったんだ。私は一時の夢を見ていたのかな??
@yuki さん作 [385] -
影の夢
目の前の光景が信じられなかった。数人の警察に抑えられて、必死でもがきながらあたしを睨み付ける正人…。まるで映画のワンシーン。半年間ずっと苦しめてきた。いつまでこの悪夢は続くの!?「いやああぁぁあぁあ!!」ハッと目が覚めた。授業中に居眠りしてたんだっけ。安心してまた、先生の声を聞きながら、ボーっと窓から運動場を眺めた。あれからずっとあの夢をみる。あの日からあいつはどんな毎日を送ってるんだろう。気付
ちー さん作 [297] -
愛してる。
夏実「ゆーちゃーん!」はるか向こうから、夏実が走って来る。祐介「夏実…(笑)」勢いよく走ってくる夏実を見て、笑った。夏実「一緒に行こうって言ったじゃんっ」祐介「はいはい。じゃあもっと早く起きろよな。」夏実「…(怒)」ほっぺたを膨らます夏実を見て、祐介は、ハハッと笑った。僕らはまだ、付き合って浅い。
なな さん作 [380]