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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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ずるやすみ
雨が降りそうだったが、傘は持って行かなかった。傘を持つことすら面倒だ。少々濡れたって構わない。化粧が崩れたって。今日は構わない。いつも通りに無言で家を出た。いってきますってなんだか照れる。高二にもなってね。ただいまは言えるんだけど。そう高二にもなってまた学校をさぼっている。一時間に一本しかないバスにわざと乗り遅れる。ゆっくりゆっくり歩いていく。そうしてバスをやり過ごした後、案の定、私は雨に打たれ
プリン頭 さん作 [351] -
甘ったれナギサちゃん2
ナギサは今年19才。おひつじ座B型。趣味、恋愛。特技、朗読。惚れた男は数知れず、愛した男は誰もいない。思えば私の初恋は小学6年生。クラスが同じだった高見沢君にゾッコンLOVE。彼は忘れ物の絶えない私にいつも消しゴムや、教科書を貸してくれたなぁ。でも一度も告白なんてできなかった。気付いたら私は中学生。一年の時、クラスで一番の美男子、坂本くんに一目惚れ。国語の授業で私が朗読した時、きれいな声っていっ
モップ さん作 [505] -
宇宙戦隊・11
『それと、後でメリード星のバトルスーツに着替えてもらうよ。さすがにTシャツにGパンはね…』コウは死んだ時の服のままであった。『メリード星のバトルスーツは丈夫だよ!地球の綿製品よりも圧倒的に通気性が良いし…』「それより…一つ聞いていいか?」『何?』「…どうやって戦えば…」『心配いらないよ!星屑を破壊した時の様子を見る限り、君はルコフィエルの戦闘能力もしっかり受け継いでいるみたいだし、戦い方を知らな
豆宮 さん作 [532] -
〜Stliker〜哀編(9)
結奈が見舞いに来てから数日後、龍雅は病室で寝ていた。点滴は外され顔色もよくなり、体力も回復しつつあった。ここ数日、龍雅は沈黙を守っていた。何十冊もの本を読み、新聞を一日中読みあさった。退院を明日に控えたある日の事…。コンコン!ノックが鳴った後、ドアを開けて私服の結奈が入ってきた。結奈「…お…おはよう。元気になった?」龍雅はドアの方に目を向けることもなく新聞を読んでいた。横の棚には本が積み上げられ
焼き魚 さん作 [516] -
air 29
ロー達と別れた日の夜レックスはフィーにすべてのことを話した。 「今まで黙っててごめん…」 レックスはまっすぐフィーの目を見ることができなかった。 「私は大丈夫、レックスは私のために黙っててくれたんだね…ありがと。」 レックスが顔を上げるとフィーはニコッと微笑んだ。 だがフィーの頬には涙がつたっていた。 レックスは体を小刻みにふるわせて今にも崩れてしまいそうな少女を強く抱きしめた。
182 さん作 [320] -
変人
グシャッグシャッグシャッグシャッグシャッ…君のことは好きだったよグシャッグシャッグシャッグシャッグシャッ…僕なんかに出会ってくれてありがとうグシャッグシャッグシャッグシャッグシャッ…ぶっていい?グシャッグシャッグシャッ…ペタッ ペタッ ペタッパン パン パン…焼けた鉄板の上で寝かせてあげるよコオォォォォォジュアァァァァァバチバチバチ…嗚呼……君はとても良い断末魔(歌)を奏でるね…最後に酒を飲ませ
ヘンジン さん作 [351] -
悩み
悩みが在りすぎて心が痛む。人が生きる上で悩みなんて憑き物だけど僕にはそれが在りすぎる温かい心で悩みを解決したいけど今の僕の心は凍ってるだからせめてお願い誰か僕の悩みを聞いてそして貴方の心で僕の悩みを空に還して
アサミ さん作 [278] -
君がいたから?
雨の音で目が覚めた。シトシト…目は覚めたのだが、起き上がる気にはなれなかった。昨日の出来事が夢だったのではないかと思いたかった。目が腫れているのが分かった。でも、今日はやっぱり訪れてもう一日が始まっている。昨日は過去となってしまった。私は、未だ昨日を過去に出来ていないでいた。ただ、30歳にもなって失恋ごときで会社を休むわけにもいかなかった。そう思って勢いよく体をベッドから起こし、パンパンに腫れた
MINK さん作 [423] -
air 28
次の日、レックス達はロー達と合流した。 「お前らこれからどうするんだ?レブルアにはまだ行かないほうがいいぞ。とりあえずガザムに行ってみたらどうだ?そこに行けば…」 ローは銃をカチャカチャといじりながらレックスに言った。 「レブルアにはまだ行かない。…それよりガザムってとこには何かあるのか?」 「いや、…実はフィーが指名手配されてる。フィーのこともその手配書に書かれていた。『イルバースの兵
182 さん作 [330] -
飛ぶ鳥?元カレ
達也と付き合ってから数日、あたしわあることに気付いた。心と心が繋がってないような淋しさ。そんな時半年前に別れた元カレが私の荷物置きに会いにきた車の中で話しキスをされた「お前が忘れられない」ってあたしわ正直嫌ぢゃなかったこの人をひとリにわできないと思ったその日にあったことを彼に全て話し私わ「別れてほしい」と言ったもうこんな話聞いたら別れたくもなるだろう私わ達也と別れて元カレとよりを戻すつもりだった
星 さん作 [260]