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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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声がする
Y県の、とある湖での出来事。 その日は午後から、彼女と魚釣りに来ていた。雨が今にも降り出しそうな、湿った空気が辺りに漂う。 我々の他には、友人同士らしい男二人が釣りをしていた。 湖の一部には橋がかかっていて、橋の向こうは山のふもとにつながっている。そのような場所で釣りをした。 それなりの釣果をあげ、我々がそろそろ道具を片付けようとしていた時だった。 「つれルかァー?」 不意に誰かの声が
けん さん作 [798] -
出会い
文化祭。私達は出会った。友達と一緒に見ようとした後夜祭。私は楽しみにしていた。でも、友達はいなかった。約束した場所にきたのは友達の先輩だった。「一緒に見よう?」私ははめられたと思いつつ、かっこいいと言っていた先輩が、先輩からきてくれたことにとっさにOKをだした。嬉しかった。それが私達の出会いだった。私は陸上部に所属していた。だが足を痛めて、寮生活ではなく、通学をしていた。その時に、いつも一緒に帰
高専 さん作 [310] -
私の…過去?
魅「芙結!!大丈夫!そこに座るところがあるから座ろう」 私は椅子に座った。 芙「魅唖…大丈夫だよ。」 10分くらいたった。私の頭の痛みはなくなった。 なんの痛みなのかわからなかったけど… でも、私は昔のことを少しだけ思い出した。そう、友達の事を思い出した。
RINM さん作 [287] -
犯罪者
俺はもう3時間も誰もいない山を歩いている。なぜなら俺は連続殺人事件を12件も侵してしまい逃亡中なのだ。TVで全国放送されていて顔も名前も知らない人はいないと言う程だ。ふと前から声が聞こえてくる。前をみると同じ年くらいの綺麗な女の人が走ってくる。『遭難しちゃったんです。助けてください。』その人は俺の顔を見て犯罪者だとわかったみたいで一瞬ビックリした顔をしたがすぐに平然とした顔に戻り『よかった!!!
ちゃづけ さん作 [318] -
私の好きな人?
「うわぁぁぁぁ!!!!ヤバイィィッ!!遅刻ぢゃ〜ん!!転校初日が遅刻なんてやばいよぉ(泣)」朝からあわただしく言っているのは欄(らん) 「何やってるの!?早く行かないと遅刻するわよ!!」お母さんが言った。「わかってるってばぁ!!」そういいながらバタバタと階段を降りて行き、テーブルの上にあった弁当を持ち、欄は学校へ向かった。「行ってきまぁす!!」 ドンッ 「い
繭 さん作 [305] -
ディフェンド? ”新たな武器” 39
「そ、そんな・・・弓が・・・」 李那は、全身の力が抜けてその場に座り込んだ。その姿を見てキリヤは、ニッと笑う。 「これで、戦えない・・・かな?」 「くっ・・・」 李那は、粉々になった弓砂と一緒にグッと握った。そして、キリヤをにらむ。 「そんな怖い顔すんなよぉ」 キリヤは薄く笑った。そして、右手を前に突き出した。 「決着といくか・・・」 ズォォォォォォォォォ 「!」 勢いよく砂が飛び出してきた
梓 さん作 [274] -
血染菊五郎
「血染菊五郎て知ってる?」オカルト好きな奈美の言葉から恐怖は始まった‥俺は奈美の幼なじみの健吾である。『なんだよそれ?』「江戸時代末期の血を好む人斬りだって!」『それが?』「噂によると〇〇池の辺り昔処刑場だったらしくてそこで殺されたの。出るらしいよ。いかない?」こんな肝試ししなければよかった。そう考えながら俺は今、例の血染菊五郎から逃げ隠れている。ヤツは血塗られた刀を持ちながら俺のを探す。背は1
深川四郎 さん作 [587] -
僕と同じ髪の色
僕は最近夢をよく見るようになった。その夢の中の僕はとっても幸せで、リクと一緒に手をつないで話をしながら歩いていて、日本でもイタリアでもないおっきな花畑にいたんだ。そう、それはまるで・・・・・・「・・・殺人人形なんて、嘘みたいに・・・」 純弥の風邪は次の日にはだいぶ良くなっていた。 だから純弥は父親の言ったように『青葉』と呼ばれる団体を潰しに行こうとしている。青葉は日本の暴力団と小さなマフィアが
快雅 さん作 [276] -
透明な気持ち
「はいっ 今日の練習おしまい!」まだ肌寒いと感じるような4月・・・部長の声で、みんなが一斉に動き出す。さよならの声が飛び交う音楽室で「それじゃあ、また明日っ バイバイ 音色!」と、いろんな人に声をかけられているのは −国 音色−「うん バイバイ」そう手を振って教室を出る。−麗沙ちゃん 部活を終わったかな?音色は体育館に向かって歩き出す。けれど廊下の曲がり角で、ふと足の動きが止まり、窓に近づく。「
音色 さん作 [238] -
猫の目が見たもの?.完
佐和子が美奈子を連れて帰って来た。散らかったリビングに入るや否や、振り上がる手が美奈子を襲う。倒れ込んだ美奈子の髪を佐和子が無造作に掴み上げる。容赦なく浴びせる罵声に、泣き叫ぶ声が入り混じる。 「おまえはなんでそんなにできそこないなの!」 「ごめんなさいお母さんごめんなさい…」
葉桜 さん作 [472]