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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • VAMPIRE+KNIGHT 〜バンパイアナイト〜+プロローグ+

    初めて会った。初めて話した。そして。初めて愛した。君は…天使だった初めて会った。初めて話した。初めて愛し愛された。貴方は…バンパイアでナイトだったこれからずっと。君と、貴方と、輪廻が廻ってく…
    日和 さん作 [285]
  • 蝋燭の火?

    翌日は日曜日であった。 五郎は手短に朝食と身支度とを済ませ、近くの車庫まで歩いた。月極めの専用駐車ガレージが数棟続いている。自分の車を納めてあるところまで来て、シャッターを開け車に乗り込む。長年付き合ってきた彼のマーク?は、すでに廃車寸前の状態まできている。丁度いいやと、心のどこかで五郎は毒づいてみるが、状況が状況だけに、余計に気分を滅入らす結果となった。昨日の出来事によって、五郎はあるひ
    けん さん作 [357]
  • 永遠の子供たち?

    なんともいい日和だった。始業式はとおに過ぎ、つぼんですらいなかった花たちも、今を盛りと咲いていた。「准ちゃん!」見上げても、青い色など垣間見えぬほど、そこは桜色で埋まっていた。たいていの学校にはあるであろう、このトンネル。いかにも日本人らしいその一貫性も、この気分の良さのもとでは許されるだろう。「准ちゃん!!」この分だと、花散るころは、さぞかし・・・「准ちゃん!!!」「うるせえっ!!!」先ほどか
    四君子 月 さん作 [218]
  • 永遠の子供たち?

    そしてなにより、瞳が他の人間を拒絶していた。なにか、世の中の全てを敵とみなしているかのようだった。常に鋭く、常に孤独だった。なにをしてこうなったものか、ただの反抗期の瞳とは、あまりにもかけ離れていた。その瞳を、准は静かに開けた───「───まだいたのか」かなり呆れた口調だった。先ほどの少女が、まだ同じ位置にいたのである。「あなたこそ、いつまでそうしてるつもり?」「この式が終わるまでだろ」「式に出
    四君子 月 さん作 [206]
  • 忘れ物・4

     消えてしまったほうが良い。僕はきっと、必要とされていないのだ。そんなかってな想像をし、背を向けた。「待って!」 また引き止められた。そしてまた振り向いた。すると父親の姿はなく、すぐ目の前に彼女がいた。「お願いだから、行かないで」 その懇願に対し、頷いてもいいのか。今の僕の存在が、彼女に悪影響を与えてしまわないか。「あたしは、一輝が傍にいてくれれば、それで、それだけで幸せだから」 その言葉が、僕
    慶衛 さん作 [265]
  • 忘れ物・3

     でもなぜ彼女はそんな顔をするのだろう。その疑問に答えるように、彼女の口が開いた。「会いにきて、くれたの?」 そのつもりだ、と答えようと口を動かすが、言葉がでない。「聞こえないよ。やっぱり、あたしが見てるのは幻なのかな」 そんなことはない。僕はちゃんとここにいるよ。しかし声は出てくれない。「そうだよね。一輝は、一週間前に死んじゃったんだもんね」 その時だ。 僕は何もかも思い出し、同時に彼女の後ろ
    慶衛 さん作 [276]
  • 忘れ物・2

     気付いたのは数時間後のこと。久しぶりに彼女に会いたくなった僕は、連絡もせずに彼女の待つマンションに向かった。 本来大学生である僕らは、卒業まではそれなりに距離を置いている約束だった。しかし僕はその約束を破ろうとしていた。 神がいるのであれば、それを見越していたのかもしれない。だから僕に死を与えた。時々そう思う。 それはともかく、彼女の部屋の前についた僕は、合鍵を使って入った。 すると玄関には、
    慶衛 さん作 [260]
  • 忘れ物

     僕は知らなかった。いや、知っていたのかもしれない。ただ認めたくないだけで、ただ避けていたのかもしれない。 避けて当然だ。そんなこと、正直に認める人なんて、そうはいない。 そのはずだ。 自分の死を認める。そんなこと。しかし僕は認めざるをえなかった。 それは、一週間前の出来事・・・・・・。 まだ自分が死んでいることに気付かない僕は、渋谷のハチ公前にいた。 特別、何か待ち合わせがあったわけではない。
    慶衛 さん作 [322]
  • ディフェンド? ”砂の地獄?” 38

    李那の立っている両側から砂が一気に飛び出してきた。その砂はロープのように李那の体に巻きついた。 「くっ・・・」 だんだんと、その砂はキツク李那の体に巻きついていく。李那は、苦しそうにあがいている。 「んー・・・。でも、なんか詰まんない」 キリヤは、右手を下ろした。すると、李那の体に巻きついていた砂が消えた。 「でも、こんなのどぉよ・・・?」 キリヤの隣には尖った砂の塊がある。それは、猛スピード
    さん作 [270]
  • 100日間のキセキ #01

     「はぁ・・・」 少女は大きなため息をついた。少女は病院のベットの上に寝転んで、上に上げた両手には、ホワイトボードを持っている。 「はぁ・・・」 また、ため息をつく。この少女の名前は遠藤榎音(えんどう かのん)という。 (ため息ばっかりしてると、幸せが逃げていくよ・・・) と、思ったとき榎音は起き上がりながら訂正した。 「幸せって言っても、私の幸せはもぅ全部逃げてるか・・・」 榎音は、ホワイトボ
    さん作 [334]
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