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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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大阪ナンパビッグウェーブ
俺は勇者シマコー。いつもと同じ毎日。昼起きてメシ食ってエージに電話。「…なにしてるん?」「…今…起きた」「ほな二時にエレガント公園集合で」俺は勇者シマコー20歳。愛とセックスに奮闘する若者達の中でまだ汚れを知らない童貞ファイター。そんな俺は今日もビッグウェーブな大阪中心の汚れた街ミナミへ狩り出す。二時になった。約束の時間だが俺はお気に入りの“はましゃきあゆみ”のCDを聞いている。二時半になった。
勇者シマコー さん作 [602] -
光マツリ?
でも実際はそんな甘い話ではなかった。男の声がした。『そうか…あの少年、ナツキと言いのか。で?Okもらえますかねぇ』何の話が気になった二人はドアの裏で耳をそばだてた。『いいえ…。それは―ぁ…アノコは幼いころから一緒ですし…』ツキはイマイチ話の内容がつかめずにいた。『では売れないと?アナタはあの少年のサーカス上での才能しかわかってない…』ここで、はっきりとわかった。これは…オレを売るか売らないかの話
かぁ さん作 [304] -
タイミング
恋はタイミングあのときこうしていればとかあなたと彼女が出会わなかったらとか色々考えても恋はタイミング恋には必要不可欠で、もっともずれやすいもの。…タイミング
はな さん作 [312] -
光マツリ?
『なるほどね…』チィはツキの身におきたできごとを知るとこういい出した。『オッサンにさぁ、相談してみない?もしかしたらツキ魔法使いカモしれないし!』その言葉にちょっとびっくりした。魔法使いは本当にいるらしきコトは聞いている。でもオレが…??そんなこと考えもしなかった。オレは普通のニンゲンでいいのに。そんなことが頭をよぎった。でもオッサンは結構頼れたりする。(悔しいけど)夜になってオッサンの部屋へ
かぁ さん作 [291] -
幸せの一月を一生忘れない 6
私と澪は屋上に向かっているさいちゅうです。 「澪・・・」 「何」状況的には嬉しいのですが、とても澪の機嫌が悪いのが辛いわけで、話しかけると「何」と冷たく言われてしまう。屋上に着くと、鍵が開いていて、出入り自由になっていた。 「風香、なにしてたの?」 「何って・・・本を読んでただけだけど・・・・」澪がため息をつくので、何か悪いことをしてしまったのかと心配になった。 「本当に?」 「え?・・・まぁ・
那巧 さん作 [312] -
光マツリ?
チィはツキにお茶のカンをなげわたした。『は??なにいってんの?なぁんにも考えてないけど!!それにしてもオレの華麗なる空中ブランコみた?』どうせさっきの不思議なできごとをチィに話したって信じてもらえない…そう思い、ごまかた。『じゃ…アタシのみまちがえか…。』チィがつぶやいた。でも今、しっかり聞こえた。コイツ、みたのか??おそるおそる訪ねてみた。『えっ…なにをみたわけ?』『いや、べつに?!アタシの気
かぁ さん作 [286] -
僕と同じ髪の色
麗久は純弥の長い過去に頭がついていかなかった。「スカイラーク・・・は、僕がしたこと、恨んでいるのかな・・・・?」 純弥は冷たく笑った。「最低・・・だよね、僕。父さんの言った通りに動いて、泣くほど愛した人、殺すなんて・・・・ホント、最低・・・」「・・・じゃあ、何で・・・・言うこと聞いてんの?」 恐る恐る麗久は訊いた。「・・・目が、怖い。」「え?」 純弥が怖がるなんて信じられなかった。「僕を、見透
快雅 さん作 [320] -
何も知らない
仕事だろか?深夜男はクタクタになりながら家に帰って来た。男は「ただいま」と一言。だが返事はない。当然だ。男は独身なのだ。返事の代わりにプルルルル…と受話器が鳴る。(斉藤さん!!斉藤刑事〜!!実はさきほど事件がありまして…応援お願い出来ないでしょうか?)仕事の電話だ。どうやらこの俺は刑事のようだ。「何だ?」(殺人事件ですよ。ご存知ないですか?ニュースはもう流れてると思うんですが) 斎藤は急いでテ
友樹 さん作 [556] -
僕と同じ髪の色 (昔)
アルトン家、初めて聞くわけでもないし、仲がいいわけでもなかった。でも、特に関わりを持っていたわけでも無いのに何故今更、始末する必要があるのかと思った。それも、今日明日のうちに殺れというのだ。 しかし、そう思ったところで自分は何をするわけでもないし、ただ父親の言った通り動くだけだ、理由はない。「ジュンヤ・・・仕事なのか?」「まあね。」 白い短めのコートを羽織り、ナックルを手にはめた。「なぁ、」「
快雅 さん作 [354] -
ラストラン
42kmという過酷なロードもまもなく終焉に近づいてる。私にとって何度もこの瞬間を経験してるが、自分の衰えなどから、近いうちに潮時を迎えるべきだと数年前から感じ始めてた。だが今年は過去では味わった事の無い状態だ。競技場に入った瞬間、私に対しての拍手喝采。私を待ち望んでたかのように会場が沸き上がる。まるで1966年6月30日の日本武道館でのザ・ビートルズにでもなった気分だ。ドリフターズ等の前説がやっ
コザ さん作 [444]