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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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天使のすむ湖44
香里が望んだように、俺は湖で、桜井をよんでバーベキューを計画を週末に立てた。その日は澄んだ五月の新緑まぶしい午後で、湖には、蝶々なども花による、穏やかな季節である。キヨさんが材料を下ごしらえして、俺と桜井は、かまどの用意をした。レンガを積み上げて、かまどらしくして、上に鉄板を乗せた。火をおこすのがなかなか苦戦して、新聞紙に火をつけてようやくついた。このごろ体調不良のせいから、香里は食欲不振が続
雪美 さん作 [332] -
仰心
小さな家だけど僕はそこに住んでいた。広い意味で借家だった。家の管理主が戻って来ると、慌てて近くの家の影に隠れて一晩を過ごす。寒い日や暑い日、関係なく夜は外で暮らしていた。こんな窮屈な生活を強いられたのは理由がある。お金の問題だった。金貸しとの関わりは地獄しか生み出さなかった。毎朝、毎晩ドアの向こうで騒ぎ立てるバイトのチンピラ。サラリーマンみたいな恰好をして話合いはただ冷酷な脅迫。結局逃げせずにい
leaf→leaves さん作 [365] -
純粋さ
純粋に生きようとすると、生きづらい気がする誰もが持っていたはずなのに、いつの間にか忘れてしまう。大人になるとなかなか思い出せなくなる。でも、笑われても純粋に生きたいそれは、子供じみていることかもしれないけどまっすぐに生きたいそれがどうしていけないの?俗っぽくなりたくないし、染まりたくない心が狭いのか?潔癖症なのか?解らないけれど、笑われてもいい、今は自分の道を信じて生きてみよう。純粋な美しい感性
雪美 さん作 [503] -
デジログ使いと翁の鍵 第22ログ―障害―
第22ログ―障害―\r長い間捕まらない様に急いで横を通ろうとしたら、肩をがっしり捕まれてしまった。「…何すか…」「運ぶの手伝ってくれますよね?」「は!?」駄目だ。無理だ。こいつから逃げるのは不可能だ。仕方が無いので零太は唯の持つ書類の上半分をひったくり、教員室に向かった。「ありがとうございます!いやあ、まさか君が手伝ってくれるとは…」どの口で。「…先行っときます」何やってんだ、俺…―…零太殿も苦
白山こっこ さん作 [537] -
dis-[65]
管野「全コンディションステータスに異常が…!!心感圧力上昇、精神周期に若干のずれ!…パシザー率、数値足りません!!!――ッ怜子さんッッ!」怜子「ッ限りなくパイロットの精神が…余裕のない状況に……ッ!!!?」瑞枝「くッ――使真……!」――‐‐‐――――――‐ハァ…ハァ……ッ!!――漆黒の世界――祐希(痛ェ……何も…ナイ――…)『…‥‥』祐希(ぁ?)何かが聞こえる。祐希(……何だよ…?誰だ!
遥香 さん作 [369] -
dis-[64]
――‐‐〜フェイコックピット内〜“ピッピピッ”祐希『(――なんだ?――通…信…?)』通信回線を開くために手を伸ばす。祐希の意識は朦朧としていた。“ピッ”祐希『瑞枝…――?』瑞枝「祐希。いい?使真の核を狙って。核よ?――他をいくら攻撃しても、使真には効かないわ。」瑞枝は言葉短く、そして“核”を強調して説明する。祐希『わか…ってる―…』そう言うと祐希は再び使真へ武器を構えなおした。“ジャ
遥香 さん作 [337] -
dis-[63]
――‐‐瑞枝「ッ――牽制班は援護して!!」瑞枝はとにかく、出来るだけ祐希の戦闘時間を短くしたかった。怜子「無茶言わないで。あんなに混戦してる中撃ったら……逆にヴェリを巻き込みかねないわ。」瑞枝「ッ―――」管野「フェイヴェリス、使真の触手3本の切断に成功!」システムに信号が表記され、メインモニターにもその様子が映し出される。怜子「でも使真は核を潰さなければ意味がないのよ――何度でも再生するわ。
遥香 さん作 [368] -
幸せの一月を一生忘れない 4
「お、は、よ、うー!!風香、どうだったのよ」 「どうって・・・」朝登校するとすでに琴那がいて、昨日の出来事をきいてきた。昨日は、あの後気まずくてほとんど何にも話さないで、それでも「一緒に帰る?」と澪が言ってくれたので一者に帰れた。外はもう暗くなっていた。自分より十五、六センチは背が高い澪を見上げるとそれに気がついたのかこっちを向いて微笑んでくれたのは良く覚えている。それは、すんごく・・・ 「う
那巧 さん作 [288] -
電話
友達に電話をした明日遊べるか聞こうとした。携帯はまだ持っていないから固定電話にした電話をすると相手の母親がでた 子機のようで相手(友達の母親)が電話に出たあと、どこかへ移動する足音が電話からかすかに聞こえる僕は元気な声で○○君はいますか?と聞いた。相手の母親はいるよ…ちょっとまってね。といった相手は保留ボタンをおさなかったので電話からはメロディーは流れてこなかっただから電話からむこうの会話はつつ
小都枯 さん作 [984] -
キリンのゆびわ。1
「お母さん 私の指輪を見なかった?」焦りを隠せない表情で、紅葉が駆け寄ります。「指輪って?」のんきそうなお母さん。娘のいるほうを洗濯物を抱えたまま振りかえります。「キリンの・・指輪。」「あら。玩具かと思って捨てちゃったわよ。」「え・・。」「あの指輪。サクラから貰ったものなの。」紅葉の瞳から涙が零れます。「サクラくん・・。」お母さんは洗濯物を床に落としてしまいました。娘の、サクラくんへの思いを知ら
柊リンゴ。 さん作 [282]