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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 月光稀

    そのころ…青年の住んでいた村はまだ制圧されていなかった。燃える炎の中、村の男達が反撃にでたのだ。つまり、海星達が村を離れた直後に男達が姿をみせたのだ。まるで「あの青年を守るように…」燃える炎の間を一人の青年が歩いていた。ダークブルーの瞳に金髪。銀色の甲冑に身を包み背中に青いマントを着けていた。腰には一本の剣がさしてある。マントには鷲の羽ばたく絵…帝国のマークがあった。「月の民をなめるな!」青年の
    ユータ さん作 [354]
  • 月光稀

    薪割りでいつも使う斧よりも多少軽い感じがする。しかし初めて持つ真剣の重さに少し驚いていた。ギギギー…ギョロリと奇蟲の目が青年を見つめる。脚を踏ん張り、一気に飛び込んでくるだろう。青年は剣を正眼に構えた。剣術は全くしらないが、何となく攻守に1番よいと思ったからだ。じりじりとパワーを溜めている奇蟲…勝負は一瞬だろう…体中に入る恐怖感…劣勢感を押さえ付けながら敵を睨む。そして。ビュンッと口を広げて飛び
    ユータ さん作 [471]
  • 月光稀

    「う、うわぁぁ」逃げ出す青年を追い掛ける奇蟲。複雑な道にしかもでこぼこ…奇蟲は木に穴を開けながら確実に距離を縮めてくる。青年は運悪く枝に足をかけてまえのめりに転がった。奇蟲は数メートル先にゆっくり降り立った。「俺は…死ぬのか…」涙目になりながらゆっくり立ち上がる。奇蟲は歯を向きだしギギギーと鳴いた。「…こええよ…畜生…みんな…」ポタリと涙が地面に落ちた。そしてさっき転んだ時に落ちてしまった剣に当
    ユータ さん作 [348]
  • 月光稀

    「はぁ…はぁ…」青年は木の下に座り込み休んでいた。額から少し汗がでて、肩で息をしていたが、無事だった。見渡す限りに大木が空に伸びている。僅かに紅く染まる空が木々の間から見えた。いまさっきまで平和だった自分の世界が一瞬で別の世界に来たようだ。静で優しい森が、今は暗く恐ろしく見えた。恐怖感に捕われないようににぎりしめる拳の中に、海星から渡された剣があった。ひどく錆び付いている刀の柄の部分。「なにが護
    ユータ さん作 [405]
  • 月光稀

    羽音の主の姿はまるでバッタだった。ギョロリとした目。太い後ろ脚に大きな羽。人間と同じ大きさの巨大バッタだ。海星は錫杖をしゃらんと一振りすると、飛び込んできた奇蟲を薙ぎ払う。続けざまに札を投げ付け爆破させる。バラバラになった。そこに二匹の奇蟲が飛び掛かる。なんとか錫杖で受け止めると弾き飛ばした。「オンキリキリ…ナーマクサーナンダーラー…」左手で刀印を結びそのまま十文字に空を切る。放たれた聖なる力が
    ユータ さん作 [356]
  • 少年

    ある少年がいた今日はクリスマスクリスマスプレゼントがクリスマスツリーの下に3つあった窓を見るとサンタがこっちを見て笑っている少年はよろこんだ一つ目のプレゼントを開けた長ズボンだった少年は少しがっかりしたサンタは馬鹿にしたように笑っている少年は2つ目のプレゼントを開けたサッカーボールだった少年はがっかりしてなきそうだサンタは馬鹿にしたように爆笑した少年は3つ目のプレゼントを開けた自転車だったサンタ
    小都枯 さん作 [1,108]
  •  青い空 白い雲 眩しい太陽  青い空 入道雲 夏の太陽 赤い空 紫の雲 炎のごとく燃える太陽 
    湯島 朗 さん作 [363]
  • 生涯の恋人 4話

    ヒロコから聞いた彼の携帯番号をその日の夜 自分の携帯に登録した今日はさすがに電話する勇気はない幸い明日は休日だ『明日、電話してみよう』そう決めて布団に入った目を閉じると色んなことが頭の中を駆け巡る『第一声は何て言おう』『何を話そう』『話してどうするんだろ』一人でそんなことを考えていると 何故か想像は膨らみ 二人が付き合ってるところまで行き着くバカみたいな想像力で二人の世界を広げた『何勝手に付き合
    ふく さん作 [441]
  • 想いは君へ

    私はいつもこのキツイ坂を自転車で上って部活へ向かう。でも、あまり苦じゃない。吹奏楽部だが、体力は同級生の部員の仲では一番だろう。私はこの坂を上るのが毎朝毎朝楽しみなのだ。坂を上りきったところに、カップルがよく風景に合ってない大きな丸太に座ってイチャイチャしている。私はこれを見ると無性にテンションが上がる。でも今日は違った。丸太には見たことのある顔が座っていたから。しかも、イチャイチャするわけでも
    @ふう さん作 [414]
  • 天使のすむ湖34

    その晩は、安心しきって深い眠りについた。しかし、なぜか目が覚めてしまい、隣に寝ていたはずの香里がいなくて、探し始めた。外はひどい春の嵐が吹き荒れて出窓に雨が音がするほど当たっていた。とりあえず屋敷内を探すが姿は見えない、まさかとは思い、外へ出ると、湖の中に立ち、ずぶぬれになって水の中に行こうとするところだった。「やめろー香里ー」俺は夢中で湖に入ると、足元にしがみついて止めた。しかし香里は力強く
    雪美 さん作 [356]
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