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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 七日七晩の慟哭6

    菜那の家まではわずか数十メートル。あまり体育が得意ではないながらも、必死の思いで駆け続けた。後少し。そこの角を曲がれば…「待って下さい!!」ついに自宅の敷地に片足踏み入れた所で男に腕を掴まれてしまった。「離してっ!この、変質者ー!!」雷鳴の様な菜那の叫び声が届いたらしく、近所の人々が訝しげな表情で窓などから顔をのぞかせる。「菜那ちゃん、どうしたんだい」中でも世話焼きで有名な左隣の老人が、庭木の剪
    伯修佳 さん作 [349]
  • 蜜の誘惑 八

    ―何で……?慌ててその場から離れようとするが、あまりの恐怖で身体か上手く動いてくれない。転んだ拍子に隼人にも殺された遺体の血がたくさん付着してしまい、気が動転していた。「…何してるの?」相変わらずの表情でリリィは隼人を見つめる「………な・何で…こんな所に死体があるんだ…」直視出来ないほどの醜い死体と、一面に広がる強く甘い香りに気が失いそうになる。一歩、また一歩とリリィから離れる隼人だが、微笑みな
    ぽち さん作 [531]
  • 天使のすむ湖27

    勢い良く切り返していた母も黙ってしまった。しばらくして俺をみると、真剣に「あなた、本当に看取りをするつもりなの?学校はどうするの?」母は聞いてきた。「香里が俺を選んでくれたなら、もちろん俺は看取りたいと思うよ、同情とかじゃなくて、愛する人の最後の願いなら叶えてやりたいんだ、俺に出来ることは全て叶えたいんだ。学校は香里も行くことを願っていたし、昼間はキヨさんがいるから行くよ必ず。」「そんな言葉で言
    雪美 さん作 [325]
  • 天使のすむ湖26

    キヨさんが腰掛けて、 話し始めた。「香里お嬢様の小さな頃から、乳母として雇われてずっと共にしてきましたが、お生まれになって三歳にはお母様を亡くされ、旦那様と私と三人でずっと過ごしてきました。画家として旦那様は有名人ですから、家を空けることも多く、私がいないときには一人きりで過ごしていたんです。旦那様はしつけに厳しい方で、香里お嬢様の帰宅時間を遠くからでも必ず電話で調べたり、学生時代は送り迎えは全
    雪美 さん作 [334]
  • 完璧

    人間、完璧な人はいる。完璧を努力して手に入れたり、運良くなった人、人の出会い、人の力を借りた人、完璧を演じられる人、金で手に入れた人…。完璧だと、人から羨ましがられる。その声に、気付く人、気付かない人、気づかされる人がいる。完璧はある意味気持ちがいいものだ。でも、その完璧が、自信を左右するのだ。そんな時は、自分を信じること。決して自分の殻に隠ってはいけない。時には完璧は怖くなるが、怖れていては、
    スター さん作 [408]
  • 付き合ったKとは、すぐ3日で別れた・・・。あきっぽい私だった。そんなある日、電話がなった。「もしもし?」「俺」その声はBだった。「お前Kと別れたのか?」いきなりゆわれて、動揺する私。「うん。」「なんで別れたかしんないけど、大丈夫か??」「うん・・・。じゃぁさ。Bは、好きな人いんの??」「おう!いるぜ。」「誰誰??かわいい??」「俺が好きなんだから、かわいいんだよ!!」「教えて!!お願い!!」「お
    羅武 さん作 [407]
  • レジェンズドリーム5

    突然の父親の話しに、マサトは驚いた。また怒りもわいてきた。「…それだけ?どうでもいいよ。じゃあねるね。」そういって寝室に向かった。「ワタルが大変なことになってるのに…。考えてよ!」そのままマサトは寝てしまった。その夜不思議な夢をみた。暗闇の中少女が泣いているのだ。「大丈夫?」「…もうすぐ会えるよ。…待ってるから。…助けに来てね…。約束…よ。」そういうとすーっと消えた。マサトは朝起きたら、憲二はい
    山田 さん作 [403]
  • あいつと見た夢?

    カキーン!!! 「また将伍か...。」 うちはいつものように野球部のグランドのよこを通りながらおもう.. うちの野球部は毎年、地方大会では名のあがる学校だ。ベスト4まではいってもそのあとがなかなかあがれない...。もちろん今年の目標も『甲子園出場!!!!』そんなうちの学校の野球部の要の選手。それがうちの幼なじみの[田辺
    野球少女 さん作 [328]
  • 天使のすむ湖25

    翌日、俺と母さんと岬と三人でタクシーに乗り込み香里の自宅に行くことになった。タクシーは山を奥へ奥へと進んでいてた。母は、どんな人なのか見て確かめたいと言うのだが、俺は見ても今の状態じゃ反応もろくに無いのだからわからないだろうと思っていた。香里宅のアーチ状の門をくぐると、白い大きな洋館が見えて、母は目を丸くして「ここって噂のお化け屋敷じゃないの?」と言った。俺は呆れ顔で、「母さんまでそんなくだら
    雪美 さん作 [278]
  • 夏の記憶

    60年前の今僕たちにあったものはただただ続く空腹と真っ赤な空と真っ黒な大地と微かな希望ですら生み出そうとしない絶望だったあそこは僕の家あそこは僕の学校あそこは毎日放課後行って遊んだ川真っ赤に燃える炎に包まれて何もないあれは僕のお母さん お父さんお姉ちゃん皆皆もういない反発すら許されずにただただ戦った生きる事が戦う人にとって罪だった時代敵は海を越えてやってきた人たちだけではもはや無かったのだ何も
    Mikko さん作 [351]
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