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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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真と偽6
「お呼びでしょうか?ユナ様。」(このおっさんいつから俺の隣にいたんだ!?)俊はただ驚くしか無かった。男は俊を見てユナを見た。「この子のトレーナーになるんですよね。」「流石は典三ですね。その通りです。いいですか?」「もちろん構いません。じゃあ坊主早速いくか。」俊は何も言わずについて行った。「坊主、お前はこっちに来て間もない。本部でも見学していきな。修業はそれからだ。」(坊主って言うなよ。おっさんの
ケシゴム さん作 [413] -
戻れるのならあの頃へ……
私には大切な大切な友達がいましたいつも側にいてくれて 優しくて 暖かくて 大きくて………お兄ちゃんの様で 弟の様で性別は違ったけど 解り合えたと思うあの人はどう考えてたのかは解らない…でも あたしは親友だと思ってたずっとずっと一緒だと思ってた学校卒業してもずっと一緒にバカやって 成人したら一緒にお酒飲んで…でも…もう…叶わないのかな………
クローバー さん作 [376] -
捨てる男、拾う女?
携帯は自分を誇示するかのように鳴り響く。一人の追っ手がハッと気付き携帯を取り、うわずった声で電話にでた。[追っ手]「は、ハイッ!」電話からは艶やかで悩ましげな、妖艶さ漂う女性の声が囁いてくる。[女性]「どうぅ?、例のモノは手にはいって?」[追っ手]「そッ、それが…予想外な事に、例のモノを運んでいるのがアノ“破棄者”でして…」と、弁解を計ろうとすると、今度はさっきとは別の、透き通る様に澄んだ元気の
幽玄 さん作 [377] -
air?
「そろそろ終わりにしようか…」 フラーはそうつぶやくと再び呪文を唱えはじめた。 フラーの頭上にはさっきの炎より、数倍大きな炎の塊が浮かんでいる。 「…もう…逃げる体力もねぇよ…」 レックスは剣を構えながらゆっくり立ち上がった。 その瞬間レックスに真っ赤な炎が襲いかかった。 「レックス!!」 ハウィーが叫んだときにはすでに炎に包まれ、レックスの姿は見えなくなっていた。 フラーはそれ
182 さん作 [355] -
遠い遠い君へ
やっとの思いで顔をあげ、声を限りに叫んだ。「先輩!!先輩!!許してください!! もう晃輝先輩には近付きません! だから許して・・・。」途端に、先輩の力が緩む。先輩の顔を見ると、いつもの優しい笑顔が浮かんでいた。「そう・・。 やっぱり紅璃は可愛い後輩だね。 じゃ、晃輝先輩と私のこと、応援してね。」「は、はい・・・。」「じゃ、気を付けて帰って。」そう言い残すと先輩はくるりと後ろを向いて、帰ってしまっ
くろ さん作 [358] -
紅の月『第五話』刀の名前
その日の夕方、信夜は香織と焔と三人で帰り道を歩いていた。「あ〜あ。眠い。」焔は大口を開けてあくびをする。それを尻目に、信夜は化け物の気配を感じた。「香織。昨日みたいな奴がいる。焔連れて逃げろ。」「…わ、わかった」動揺しながら香織は焔を連れていく。「グギャァァァア!」昨日の様な化け物が現れた。信夜は光輝刀を抜き、構えた。「まじで剣道やってればよかったな…。行くぜ。」信夜は走り、化け物の肩を刀で斬り
文下手 さん作 [382] -
紅の月『第四話』焔
(何だったんだ…あれ…)信夜は机に肘をつけながら、そう思っていた。昨日の化け物の事、今信夜が持っている刀『光輝刀』の事をつい考えてしまう。しかもこの刀が変化できてしまうから、余計に信夜の頭を混乱させる。「ん?どうしたんだ信夜」信夜の前の席を、一人の少年が座った。龍崎焔(ほむら)だ。「元気ないぞ。考えことか?」「あぁ。…今から言うこと全部本当の事だからな。…笑うなよ。」信夜は焔に昨日の出来事を話し
文下手 さん作 [338] -
ナイフ?
『もちろん、俺だ』太郎は言った。『何で太郎なんだよ』十番が反論した。まあ、当たり前だろう。太郎の恋の手伝いをするためにファンクラブに入ったわけではないのだから。『お前たち、本当のファンというものを知らないな』太郎、何か幹部を納得させる秘策でもあるのか?『ファンにとって芸能人アイドルは手がとどかない存在だろ。アイドルと付き合うことができるのは同じ立場の存在の者だ。今の場合、奈々さんと付き合うことが
陣内 さん作 [511] -
怨念?
洋平『っ!…』明人は笑顔なものの、目が笑ってはいなかった。明人『君は発見した時、海に捨てられていてねぇ』つまり、死にかけの俺をわざわざ運んで治療してくれた訳だ。洋平『すまなかった』素直に頭を下げた。明人『別にいいですよ、僕も病院に連れて行かずにここに拉致ってた訳ですし』明人『それより、あなた名前は?何があったんですか?』洋平『今井洋平です。…その他のことは、覚えてません…』明人『え?覚えてません
森田 さん作 [677] -
蒼い記憶の中で・・・・
プロローグ3年前、僕は彼女を失った。彼女の名前は柳 晴菜といい生まれて初めて全てを愛せた人だった。晴菜に会ったのは大学2年の時。僕が作った映画サークルに晴菜は入ってくれた。サークルといっても小さいもので全員で5人。しかもほとんどが僕の知り合いでとてもサークルと呼ぶには恥ずかしいものだった。僕が映画サークルを作ったのは夢のため。将来 世界中の人を泣かせる映画を作りたいというガキのころからの夢
えるご さん作 [314]