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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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アランバル8
二人が戦いを終えて、しばらく歩くと、日が暮れてきた。なるべく安全な場所を探すと、二人はテントを張った。空には満天の星。透き通るような暗い闇に、キラキラと輝く星が広がる。「さっきの戦いだけど…」楽しそうに肉をあぶるユータにフドウは話かけた。「…ん?」「ん?じゃない!…さっきの戦いはめちゃめちゃだったじゃないか」肉汁がポタリと落ちて、油が跳ねる。「そう?」「剣士なのに剣は当たらないし、防御はうまい
ユータ さん作 [359] -
アランバル7
「な、なんだ!?」まえのめりになり、倒れかけそうになるところを踏ん張ると、ユータを見ようとした。「!?」三体のゴブリンがユータに襲い掛かっていた。たった一本の剣ですべて受け止め、払いのける。「敵か!?」ようやく状態を理解して、腰のサーベルを抜きはなつ。「いまこそ!我が剣の錆と−ぐはっ」せっかく格好つけていたのに、ゴブリンの雄叫びに邪魔されてしまった。「ええぃ!登場シーンからイイトコない
ユータ さん作 [375] -
アランバル6
「……そんなに買ってどうするだね」照り付け太陽の下。露店でユータが買い物をしていた。薬草や食料を買えるだけ買っているのだ(フドウのお金で)ひょいと薬草を積み重ね、紐で縛ると、ポシェットに詰める。(比率…ユータ2…フドウ8)「……」(こんなめちゃめちゃなやつ…もしかして…このまま使うだけ使って逃げるつもりじゃ)「さて…行きますか」ユータはすたすたと歩いて行きました。「待ってよ」カシャ?甲冑を鳴らし
ユータ さん作 [370] -
アランバル5
僕はエリート剣士…名は…フドウ…今回も僕に相応しいクエストに挑んだつもりだ。凶悪モンスターを倒し、町の被害を食い止める…それだけだった…。「ゴブリンとスライムか…雑魚だな」さらさらの緑髪をかきあげながら、青年が言った。ピカピカの甲冑に碧いマントをつけている。カウンターでクエストを受け取ると、店をでようとした。その時にすれ違った少年が目に止まった。銀髪で新米丸出しの装備。へんてこな長さの剣…(へん
ユータ さん作 [623] -
アランバル4
「よ〜…新米君」肩腰に振り返ると、全身傷だらけを自慢げに見せる男が立っていた。「な、なんすか」「君…この俺様に挨拶しないで、店を出ていこうとするなんていい度胸だな」指をボキボキならしながら、ユータを見る。「…あんた…誰?」首を傾げたユータの顔面を拳が殴り飛ばした。「へへへ…鉄拳のゴンザ様をしらな…ん?」パラパラと上がった埃が晴れるとゆっくりとユータが立ち上がった。「いきなり殴るなんて…あんたも初
ユータ さん作 [314] -
大好きだよ
高一の時大好きな彼と出会った。付き合って一ヶ月の記念日、その日は私の誕生日でもあった。あいにくその日は雨。彼は雨の中、自転車で私の家に来てくれるはずだった…でも来る途中にトラックの信号無視で事故に巻き込まれた。彼打ち所が悪くて救急車の中で息引き取っちゃった。駆けつけた時、彼静かにねてた。信じられなくて…名前呼び続けた…でも返事なくて…涙溢れた。これからもっと、もっと幸せになるはずだったのに。彼の
あい さん作 [643] -
ここを出ればわかること
ふぅー。この中もだんだん狭くなってきたしそろそろ出ようかな〜ヨイショヨイショ…あ〜一服してぇつかなんで俺は気付いた時にはすっ裸なんだ!?まぁとりあえず外に出ないとわかんねーか…ヨイショヨイショ…ん!?目の前にグロテスクなモノが見えんぞ!?それにマスクをした汗ダラダラなおっさんがこっち見てるし若いねぇちゃん達やおばちゃん達もいる…?『……んばって』なんか聞こえる『…ガンバって!』応援してくれるの
1217 さん作 [420] -
理解できなかった私
ねぇお父さん お母さんなんで泣いてるの人前で涙なんか出さない兄ちゃんまでなんでなんでどうして箱の中見てないてるのその箱の中何が入ってるの人形?人間?私にそっくりだけどその子私じゃないよ私はここよ今病院からぬけてきたのお腹空いたからご飯たべよういつもみたいにみんなでテレビ見て話したりしようよいつもみたいに口喧嘩していつもみたいにみんなで笑ったりしてさなのに私が入院してる間になんで
1217 さん作 [436] -
夕陽の空に。第七話
昼休みに最悪の光景を目撃。屋上でサキとタクヤが話してたのを聞いてしまった。『タックンさぁ、彼女とかいるのぉ?』得意の猫なで声でサキが言う。『そんなもんいねぇよ。』タクヤの顔がすでに少し赤い。『なんでぇ?タックン、カッコイイのにぃ。じゃ、好きなヒトくらいいるでしょ?わかった!!2組の長谷川さんでしょ!?』まさか自分の名前が出てくるなんて思ってないからビックリした。でも、それがサキやり方。自分に惚
亜紀 さん作 [398] -
夕陽の空に。第六話
『マチ』あえぐ声でタクヤがアタシの名前を呼ぶ。幸せそうに、苦しそうに、快感に顔を歪めながら、何度も、何度も、何度も。 『マチっ、俺、もう、イッちゃう、よ、。っはぁっ!やばい、もう、イクっ!』タクヤはいつもHが終わってからも、アタシに甘えてくる。『一緒にお風呂入ろぉ?』これにはさすがに驚いた。おかげでまぬけな声がでてしまった。『ふぇっ?』『だーかーら、一緒にお風呂入ろ?俺一人寂しいから。』まった
亜紀 さん作 [476]