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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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オセロ
俺は深夜の家宅と家宅、その両方をそのたった一つで隔てているブロック塀に、足音も立てずに飛び降りた。当然だ。靴下なのだから。 肩掛けのポーチから拳銃、ナイフ、札束などをゴソゴソとそのせまい空間であっちへ押しやりこっちへ押しやり、ようやくボロスニーカーを探し当てた。 それをゴソゴソ履き替えると、人気のない深夜の路地に降り立った。蛍光灯とお月様が、俺を険しい顔でにらんでいる。というか、そう思えてしま
ビーバー さん作 [435] -
カオスバスター 第8話:狼少年
レーヴの村を出て一週間。バスター社の本社があるクォッツシティを目指したツバサとリアは深い森の中を歩いていた。「なぁリア〜。もう一週間だぜぇ?なのに村一つないってどうゆうことだよ〜。」「ゔ〜ん…。少し言いづらいんですが…迷ったみたいです。」「は!?え?目的地に向かってるんじゃないの?……もしかしてリアって方向オンチ?」リアは慌てて否定した。「ち、違いますよ!?ただあまり村から出たことなくて
キングボーズ さん作 [336] -
恋の歌?
ガチャガチャ。親父は鍵を開けて、ニヤケタ顔でこっちを見て「結構綺麗でしょ?」といった。「綺麗〜!!あたしラブホって初めて〜。」理香が甘えた声で言う。もちろん、嘘だ。あたしも、理香も処女ではない。こうゆう売りも何回かやっている。だけど、処女は、親父には受けが良い。 「先にシャワー浴びてきますぅ」理香が、バスルームに行った。「優香ちゃんっておとなしいね?」あたしをソファーに座らせて肩に手を回してきた
優香 さん作 [457] -
泥棒探偵!
俺は隣家と目的の家をそれ一つで隔てているブロック塀に降りて、呼吸を整え、それからすり切れてゴミクズのようになってしまったスニーカーをはいた。 腕時計をみる。予定時刻よりちょっぴり早い。まあ、贅沢はしない方がいい。もしそんなことをしようものなら、あの「正義感」のオーラを全身にまとわりつけた我が…いや、同業者達の天敵にブタ箱にぶちこまれる。 さあ読者の方々。わたしのしょうたいはわかりましたかね?
ビーバー さん作 [478] -
?夕焼け…其の?
明るく光る宵の明星。夕焼け空が赤く輝きを見せる時、貴方の周りで何か起こるかも知れません。スーツ姿の30代後半の男が、ゆっくりとした足取りで、ネオン街へと向かっていた。週末、給料が出た会社が多い為か、飲食街は大変な混雑をしていた。男は、割と静かなバーに入ると、マルガリータをバーテンに注文した。出て来たのは、マルガリータと共に、一枚のメモ用紙がバーテンから無言で渡された。男は、マルガリータを呑み干す
亜紀 さん作 [392] -
カオスバスター 第7話:
砂煙が巻き起こり、ギガースは斧を上げた。「ツバサさん!?どこですか?ツバサさん!?」「もう死゙んでるよ。次はお゙前だぁ!」ギガースはリアに斧を振りおろした。「ビシィッ!!」突然斧が音を立てて壊れた。「ふぅ〜。危なかったぁ。」リアは声のする砂煙の方を向いた。そこには土まみれになったツバサがたっていた。「お゙前、なぜ生きてる?殺゙したはず…!」「危なかったよぉ。斧がおりてきたときに素
キングボーズ さん作 [300] -
Word・・・第2章『記憶/過去』
「記憶が無い・・・?」「あぁ・・・。名前もどこにいたかも、覚えていないんだ・・・」「・・・。一種の記憶障害ですね・・・。」「記憶障害・・・?」「はい・・・。何か、強い衝撃やショックを受けるとなる事があるんです」「この傷もなにか関係があるの・・・?」「恐らくですが・・・」「そうなんだ・・・」「過去を・・・、『見たい』ですか?」「え・・・?」「自分の『真実』を知る覚悟はありますか?」「・・・」少年は
黒猫 さん作 [335] -
realfriend
「綾香、友達できたか?」「できたよ!!」「よかったなっ!…母さん喜んでるだろうな…」「…うん。」実は私の家はお兄ちゃんと私だけしかいない。お母さんは小さい頃に病気になってもういない。お父さんは…もともと知らない。お母さんが一人で二人を育ててきた。お兄ちゃんの名前は龍斗(りゅうと)といって、今、大学2年だ。家にいるときはだいたい勉強か家事をしている。とても優しい。そんなお兄ちゃんがいたから、ここま
栗谷 さん作 [405] -
wakening?
「あいつ、同じ高校の生徒じゃねぇの!?」 聖は驚きのあまり大きな声を出してしまった。 男子生徒は振り返りこちらに近づいてきた。 「見られちゃったね。みんなには内緒だよ。」 その男子生徒は静かに言った。 「お前、何やってたんだよ。麻薬の取り引きとか?屋上でそういうこと言ってたよな?」 修介は思い切って言ってみた。 「やっぱり聞いてたんだ…。…麻薬の取り引きじゃない、その逆。」 「逆
182 さん作 [369] -
カオスバスター 第6話:決意
カオスバスターが村や町を焼き払う奴等だと知ったツバサはリアの家に泊めてもらったその夜、ある決意を固めた。(カオスバスターとしてこの世界に呼ばれ、自分に他に無い能力があることに気付いた。でもカオスバスターのやることは気に入らない。だからオレはぶっ潰す!!)翌朝。リアがツバサの部屋に行くと、ツバサは何処かへ行く準備をしていた。「何処へ行かれるんですか?」「カオスバスター潰し。」「!?ホ
キングボーズ さん作 [331]