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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 【お兄ちゃん】 3

    朝ご飯を食べ終わった頃にはもう9時近くになっていた。「奈緒、今日何か用事ないの?」母が奈緒に聞いた。「ないよ」奈緒は携帯をいじりながらそう答えた。お兄ちゃんは何か用事あるのかな?奈緒はそんな事ばかり考えていた。「人尋は?」奈緒が小さく反応した。まるで早く兄の返事を聞きたいかのように。「俺もなんもねぇよ」母は、そう、と言って洗濯をするためにリビングを出て行った。「お兄ちゃん、今日ほんとにどこにも行
    椎名 さん作 [386]
  • 【お兄ちゃん】 2

    お兄ちゃんがいないなら退屈だ。そんな事を考えながら、ソファーに座りテレビを見ていた。あれからどのくらい経ったのだろう。奈緒が目を覚ますと、隣には兄の人尋がいた。びっくりして急いで体を起こす。人尋は奈緒を見た。「お・・おにいちゃん、居たんだ」兄が不思議そうな顔をして見ている。「結構前から居たけど」「そうなんだ・・」兄は視線をテレビに移した。奈緒はパジャマ姿だったので自分の部屋に戻り、着替えをした。
    椎名 さん作 [492]
  • 呪縛?

     亜紀乃がこの不自然な状況に至るまでは、彼女が卒業を控えた小学校六年生の頃までさかのぼる。 あの頃の彼女は、小学校のミニバスチームのキャプテンを務めていた。もちろん女子チームのだが・・・。先日、引退試合も終え、世代交代のためのキャプテン引継ぎも済んだ彼女ら六年生に、コーチである嶋 由空(しま よしあき)はある提案を持ちかけていた。「お前ら、中学校行ったら部活どうすんの??バスケやるんなら、高いゴ
    涼汰 さん作 [292]
  • 呪縛

    『ドーン、ドーン、ドーン、ドーン・・・』 あの日、二人きりの体育館中に響くドリブルの音がとても心地よく、すごく安心できた・・・。「下に出せー」「そこディフェンス出ろ!」「今のシュートシュート」「ナイッショ!!今日調子良いじゃ〜ん」 体育館の中に絶えず響く個々の声、この感覚私は嫌いじゃない。もうすでに慣れた環境だからだろうか?それともあの人がいるという安心感と、嬉しさからだろうか? 普通なら私くら
    涼汰 さん作 [542]
  • あいつと過ごした日

    -好きな人いる?- そんな事を話した日もあったけ...。 あれから?年。。。いろいろあったよね..。 うちは、多山 惟。中学3ネン。部活は陸上部で野球チームにはいってます!!そんなうちが、初めて恋をした。相手はテニス部の祐輔くん。通称おっしー...。身長はうちよりも高い。まぁ、ぱっと見、かっこいいのかなぁ?っ
    ☆YUi☆ さん作 [570]
  • 雪の華?

    「あんなのが婚約者なんて…」「あんなのって…」庭のテラスでお茶をしている。聖夜は行儀悪く茶菓子を食べている。「白藍…良い人だと思う」聖夜がその言葉にピクッと反応し、真顔で朱斐を直視する。「──……見合いの席につく前に無理矢理連れ出したあんなのを…婚約者と決めるのか?」「白藍は悪い人では無かった。……黒峯を…他に好きな人がいる、でも叶わない恋だと言ったら…辛かったなって言ってくれたわ」「それは…誰
    龍王 さん作 [535]
  • けいたいしょうせつ

    けいかくてきにいっぱい文章がたくさん書けていンパクト溢れるしろうと作品よなかまでピコピコうかばない時もあるけ どせけんの人が読んでく れるからつづきを書き続ける
    1217 さん作 [640]
  • 荷造りはすませて・3

    浩二の震える背中に、たった数センチの距離なのに、もう触れることはできなかった。ただあたしは、目の前にいるこの人にあたしより幸せになってほしいと心から願った。
    椎名 美雨 さん作 [304]
  • 荷造りはすませて・2

    浩二の大きな背中は震えていた。ただ上手くいかなくなってしまった。それだけのこと。いつからか会話が噛み合わなくなって、笑い合えることがなくなって、触れ合うことがなくなって…お互い別々のところを見ていた。気付いたときにはもう戻れなかった。ただそれだけのこと。どちらも悪くない。「昨日までずっと一緒におって、同じ物食べて、同じ布団で寝て…そういうことが当たり前やったから…もう上手くいかへんってわかってる
    椎名 美雨 さん作 [283]
  • 二人の長い夜?(完)

    しかしそんなことに思考は回らない。怒りで頭が沸騰している。拓也『…』よくも竜一を殺しやがったな…拓也『あいつはなぁ…俺が殺す予定だったのによぉ…』壁の照明スイッチを押す。拓也『俺の勝ちだ』明かりがつく。明滅を繰り返し、廊下中の蛍光灯が白く光る。怪物『ギミャァア!』怪物は階段の方へと走る。拓也『逃がさねぇよ』階段の電気もつける。次々と明るくなる周囲に殺虫剤をふきかけられたように怪物は廊下に倒れる。
    森田 さん作 [1,188]
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