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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 荷造りはすませて

    あたしの荷物は昨日に全部出してしまったし、浩二は物を持つことが嫌いなので荷物が異様に少ない。がらんどうの部屋に、二人の噛み合わない会話だけが虚しく響く。部屋の隅の床に置かれたままの赤いコーヒーメーカーは、いまだにどちらの物でもない。初めて二人で買った物だから、思い出が強すぎてどちらも引き取ることができない。沈黙が続いて、それから浩二はコーヒーメーカーのほうを向いて口を開いた。「これを買ったときに
    椎名 美雨 さん作 [296]
  • 二人の長い夜?

    拓也『さてと、なんとかしなくっちゃな』恐怖がピークを過ぎると逆に冷静になるのか。五月蠅いくらいに激しい鼓動も他人ごとのように感じる。長所は短所。こういった輩には何かしらの弱点があるはずだ。拓也『音だ。奴は移動するときに必ず音を発する。つまり音を頼りに動けば暗闇の中でも十分に戦える』竜一『音を頼りにしても意味ねぇよ!戦えないだろが!』言われてみればそうだ。漫画のキャラではあるまいし、こちらに戦闘力
    森田 さん作 [977]
  • 愚行

    私の部屋には、(何故か)「考える人」の像がある。肩肘ついて、難しい顔して俯いているアレである。もちろん、考える人の目線の下には何もない、ただの床だ。これではあまりにも寂しいので、私は(父親からパクってきた)イケナイ本を、考える人の目線の下に添えてみた。……………何だ、この妙な虚無感は……………。 7月23日(曇りのち雨)終
    ジャーミー君 さん作 [518]
  • お約束家族?

    「母さん、まずいぞ。メグミが考え込んでる」「ええ、これはお約束発動の合図です」 私の中で得体の知れない感情が湧き出てくる。 ジワジワこみ上げてきたものが、加速度を増して私から吹き出すような感覚に襲われる。 頭が痛い、体が熱い! 周りの環境も私の体調も最悪だ。 もうダメ、耐えられない。 この混沌とした状況に我慢できなくなった私は叫んだ。「も〜っ、こんな生活――」「母さん、避難だ」「はい」 そして私
    leap さん作 [405]
  • 想い

    私の想いはきっと貴方に届かない。                    だって私、ずっと貴方に気のないふりしてきたから。            気づかれて気まづくなるのが嫌だった。                  だから私、貴方の前でわざと男っぽく話たり、行動した。                      それだから私、貴方に言われた。「お前本当男友達みたいで話しやすい」って。       
    美夏 さん作 [456]
  • ショボ

    ☆第1話★美香と涼「みさと〜!!!! あたしのケータイとってぇー。」美香は クラスメイトの 高橋涼 を撫でながら言う。『おぃ!!』涼は遊ばれている。「涼、動かないで★」カシャ…― 写メを撮る。『なんだょ涼!!遊ばれてんのか?(笑)』クラスメイトのつっぱり 三船慶太 だ。「涼ちゃんはあたしたちの大事な仲間なんだから遊ばれているなんて言わないでよねぇ(笑)」美香は笑いながら言う。『馬〜鹿。美香たちの
    ?ヴ さん作 [304]
  • 【お兄ちゃん】

    何であなたはそんなにかっこいいの?顔も、性格も、声も、些細な仕草までも、貴方の行動すべてが私を狂わせる。もう、誰も私を止めることはできないだろう。今日もまた朝がきた。カーテンの隙間から漏れる太陽の光が、私の目を覚まさした。いつでもどんな時でも、私の頭の中にはあの人がいる。「・・お兄ちゃん」声に出して兄を呼んでみる。返事がするわけがない。期待はしていなかった。当然、返事がくる訳がなかった。パジャマ
    椎名 さん作 [473]
  • foot step

    誰だってそうだよ。みんな不安と寂しさと背中合わせ。だからどうしても振り返りたくなっちゃうんだ。目の前の光は眩しすぎて思わず後退りしたくなっちゃうんだよ。だけどほら君はそうやって1歩ずつだって進んでいける。だから お願い。君は進んでいけること、わかってほしいから。時間をかけて。一歩ずつでいいから 進んで欲しい。怖がりながら泣きながらそれでも進めた一歩はちゃんと足跡に残るから。君が進んだ 証になるか
    やまだ さん作 [401]
  • 日常茶飯事? 〜20〜

    「何笑ってんねん。気色悪いなぁ。」嵐山蓮花の微笑みは2日に1回なのに。今微妙っつった人、この小説読むのやーめてっ。ザッと見40人くらいいるなぁ。「乙女の唇のまどろみよ。」「まぁ行ってみるか。アンがあんなコトやるって、初めてやし。」無視かよ。&オヤジギャグカヨ。「サブッ。」「はっ?・・・・・・・違う!!オヤジギャグちゃう!!!」「サブッ。あー凍傷になる。あーサブ。」「うっさい!!!」醤油ちゃんとい
    梨希 さん作 [441]
  • 赤の眼

    「ふぅ、これで今日の塾は終わりっと♪もう10時か!早く家に帰らなきゃ。」彼の名前は赤井恵(あかい けい)ごく普通の10歳の元気な少年だ。夜道は危ないので恵は懐にナイフを入れている。「もう少しで町が見えてくるな。急がないと!」恵は走り続けて町が見えてくると急に足を止めた。「あれ?何か明るいぞ。」恵は疑問に感じながらさらに町に近づくとある事に気付いた。「燃えてる!?町が燃えてる!!」恵はパニックに陥
    クローバー さん作 [514]
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