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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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あしたなんていらないから?―終―
次の日。穏やかな朝。僕は屋上にいる。少し風がつよい。ユキのスカートが、ふわりとなびく。―…end…―\r―…あとがき…―\rはじめまして。あめのです。初めての携帯小説で、拙いところばかりでしたが、読んで下さった方、本当にありがとうございます。更に"(^^)"に投票して下さった方、腕が千切れる勢いで握手したいです…!(笑)またお世話になるときはどうぞよろしくお願いします。 やまだあ
あめの さん作 [305] -
あしたなんていらないから?
『あしたなんてこれからいっぱいくるよ。』彼女は全然わからないって顔をしている。僕もわからない。でも『僕はあしたも遅刻する。』そのあしたもそのまたあしたも。『今日にするよ。あしたも今日にする。』何言ってるんだろう。日本語がなってない。ユキは、わらっている。笑うなよ!叫ぼうとしたときだった。『あいだふみやーーーーーーーッッッ!!!!!!』担任の怒鳴り声がした。気が付くと空はうっすら夕焼け色に染まって
あめの さん作 [271] -
あしたなんていらないから?
『初めて会った日も死のうとおもってたんだよ。』『うん。』『だけど、ブンがあしたも来てくれるっていうから、やめたの。』『うん。』ユキはずっと喋ってる。『だけど、ブン毎日遅刻するんだもん。』『うん。』『明日は来ないだろうなって思ってたのに。』ユキの声がふるえだす。『ブンが遅刻しなければ、あたし死ねたのに。』『うん。』ごめんね。と言うべきなのだろうか。僕は迷った。『ブン、あした遅刻しないでね。』ユキが
あめの さん作 [264] -
あしたなんていらないから?
『……………は?』わからない。なんて言ったんだろ?『ごめん、よく聞こえなかっ…』『あした死んじゃうの。』『…誰が?』『あたしが。』『なんで?』泣いてるように笑う。やだよ。そんな笑顔。『ほんとは昨日だったんだよ。』『……………。』『でも、延びたの。』『……………。』し、死ぬって………何言ってんのかわかんないよ。『…ブン?』『病気なの?』おそるおそる聞いたら、ユキは笑った。『ちがうよ。』『じゃぁなん
あめの さん作 [267] -
ノンフィクションの愛の結末?
翔からのメールにはこう打ってあった。【親の転勤で。言ってなかった?】「転勤って遠くなのかな?」『絶対イヤ!今聞いてみるから』【どこに引っ越すの?遠く?】【いや、隣の市だよ】『ねぇ、冬…。近いなら塾やめる必要なくない?心なんて、隣の隣の町から通ってるのに〜!!』「しかたないよ。家の事情なんだから…」『返事する』「何て?!」【遠くなくて良かった☆★でも、翔がいない塾なんて寂しいよ…。】「心ちゃんは可
心 さん作 [397] -
あしたなんていらないから?
―――――キーンコーン…HR開始を知らせるチャイムが聞こえる。『ちょっと待てってばーーーー!!!』バタバタと下駄箱からうわばきをとりだして慌ただしく履き替える。『あーもうっ!』うわばきをスリッパのようにはいて、僕はダダダダダっと下駄箱から屋上に向かって駆け上がった。バタンッ!!!!――……まぶしい屋上のドアを開けた途端に、光が目にとびこんできた。『あ。ブンが来た。』ユキは、足をぷらぷらさせながら
あめの さん作 [276] -
ノンフィクションの愛の結末?
後日…塾での突然の出来事だった。『先生ー、翔は?最近いなくない?』「えっ?塾やめたよ。聞いてないの?」『えっ?』思わず心は聞き返した。「引っ越しだって」『えぇーーー?!聞いてないし!!』「心ちん、声でかい!!」心は先生から[心ちん]呼ばれている。本人たちは何気に気に入っているらしい。心は返事もせず、すっかり憔悴して教室へ帰った。『冬香ぁ(ふゆか)〜(泣)』「心ちゃん!どうしたの?」『翔が引っ越し
心 さん作 [474] -
ノンフィクションの愛の結末?
『翔(しょう)〜〜〜!!』このバカでかい声の持ち主はこの実話の主人公、心(こころ)。「なに?」こっちは翔。幼なじみで心の好きな人。片思いだけど…。『一緒に帰ろう!!』「おう」2人は同じ塾。中学校は違うけど、小学校からの付き合いで仲が良い。塾の帰りに駅まで帰ることが日課。『ねぇ、元カノとはどう?』「んー、普通」『何ソレ?(笑)ヨリ戻したいんでしょ?だったら、頑張らなきゃ!』「はいはい」『相変わらず
心 さん作 [445] -
思い出
思い出の公園であなたからの手紙を読みます忘れようと何度もしたよだけど忘れられない二人で過ごした思い出ありすぎて懐かしくなって会いたくなったもう少し、あと少し傍にいたいもう時間がないと知ってもお願いよ 私のこと忘れないで私は思い出の中でしか生きられないから・・
ラン さん作 [417] -
ひと夏の恋(番外編)
私が空にいったのは、原口くんも見送って、82歳になってからだった。空にいくと私の体は高校時代の姿に変わった。「ユメ!」振り返ると大地と高校時代の原口くんがいた。私は泣きながら二人に駆け寄った。「二人に会いたかったよ」「俺たちも!!」「でも、お前すげー長生きしたな(笑)」大地は笑いながら言った。「まぁユメの取りえは元気だけだったからね!原口くん死ぬの早いんだもん60代なんて」「しょうがないだろう!
メグ さん作 [343]