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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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忘れられないあなたを?
隆二くんがそっとあたしの右手を握った。 「はぐれるとあかんしな。お前ちっちゃいし。」その顔は耳まで真っ赤になっていた。純粋でかわいい。にこにこして隆二くんを見ていると 「そんなみんといてや。照れるやん。」 「だってうれしいんだもん」「そか。笑」 握った手に力が入る。 「俺なぁ、ずっとボクシングやっとってずっと男子校やったし女と交流なくて、手繋いだ
ちえ さん作 [361] -
忘れられないあなたを?
隆二くんは家まで送ってくれた。帰りぎわにケータイの番号とアドレスを交換して。 その日から毎日のようにメールをするようになった。たまに電話も。休みが合う日は尋と3人で遊びに行った。 「尋抜きで遊ぼうや?」 そう隆二くんに言われて2人で遊ぶことにした。 2005年11月27日 いつものように桜木町駅で待ち合わせ。桜木町駅に着くと隆二くんの車がもうあった。
ちえ さん作 [340] -
忘れられないあなたを?
海のすぐ横のオシャレなレストランに入った。 「隆二くんは助けてくれたからあたしがおごるね☆」 「ええんか?俺むっちゃ食うで!笑」 「たくさんお食べ☆笑」 「また俺の事忘れてしゃべってない?笑」 尋の事はおいといて、料理を注文する。海の近くとあって魚介類が豊富にある。刺身やらスープやらを食べてお腹が膨れてきた。 「トイレ行ってくるから待っててね。」 あた
ちえ さん作 [344] -
ハツコイ。
降りしきる雨を前に立ちすくんでいると、不意に目の前に差し出された1本の傘。あたしにそれを無理矢理押し付け、何も言わず彼は走っていった。ほんの少し覗かせた顔。無愛想なフリをしてるけど、顔が真っ赤になっている。とっても優しそうな人。名前も声も、なんにも知らない、その人にあたしは初めて恋をした。 終
aLiCe さん作 [330] -
忘れられないあなたを?
「俺?洋楽は聞かんな〜。何しゃべってるかわからんしな。」 確かに。あたしは背伸びして洋楽を聞いてた事に少しはずかしくなった。隆二くんは自分を飾ろうとしなくてすごく自然体で素直で、しっかり自分の事わかってて、まわりにはいないタイプだなって思った。 「おぉ〜海だ!!」 ケツメイシの曲をのせて湘南地区に入った。 「真っ黒だょ〜!少し怖い」「夜だからな〜。降りてみよっか?
ちえ さん作 [350] -
〜天使の笑顔〜?
ピチチチチ ピチチチチ・・・・「ぅ〜ん・・・」今日もいつもと同じ朝。飽きるなぁ・・・「ぁ〜、だるぃ〜」部屋のカーテンを開け、外を見ると・・・・・・雨じゃない・・・快晴だ「最悪・・・」あたしはなぜか晴れがキライ・・・ガチャ「いってきます」バタン・・・キーンコーンカーンコーン・・・「授業なんてダルぃよねぇ!彩」「まぁね・・・でも、家に居るよりかはマシ」そう言ってあたしは教室を後にし、トイレへ行った。
〜aya さん作 [291] -
忘れられないあなたを?
「隆二くん、助けてくれてありがとう!初対面なのにはずかしい所見せちゃったね。」 「そんなん全然いいで!困ったときはお互い様や。てか尋は見てるだけやったな。笑」 隆二くんが友達の方を見た。友達は 「はは、俺は被害者保護の役だから。笑。でもやっぱ関西弁は強いね〜!」 そーいえば。気が動転してて気付かなかったけど隆二くんて関西弁。関西弁て初めて生で
ちえ さん作 [364] -
忘れられないあなたを?
2005年11月12日、友達と遊ぶ約束をしていたあたしは、桜木町駅で友達がくるのを待っていた。ボーッと立っていたら、 「ねぇ、これから飲み行かない?おごるからさー。」 「ドライブ行こうよ〜。」 「お腹すいてない?飯でも食べ行かない?」 ナンパの嵐。行きませんとか返答するとしつこくなるから完全無視。軽いの嫌いですからぁ! その時無視してもしつこい人がいた。手を引っ張られやめて
ちえ さん作 [390] -
Monstars Da-Capo
ウーは思わずびくり、とする。「自業自得だぜ、魔女!」「お前がこの村にやってきてから魔物が多くなった! おおかたお前が呼んだんだろう!」「大体、お前の作った薬、あれはなんだ!? あんなに効くのはおかしすぎる!」「お前は気味が悪い! いるだけ災厄なのさ!! さっさと殺されちまいな!」ダ・カーポがにいと笑った。「そういうこった、魔女さんよ。おっと、呪いなんて無駄だぜ。俺には効かないからな。何せ、俺は光
キリン さん作 [345] -
天駆ける時間35
コンクリートのように硬い鱗。カケルは全力で駆け上がっていった。「生意気な!」体をくねらせカケルを振り落とそうとする。「うわっ」足をすくわれ体が滑る。下は雲しか見えない。「死ね!小僧!!」「うぉぉぉ!!」無我夢中だった。劍を突き立て何とか滑りのスピードを落とそうとする。「くっ、我が鱗に傷をつけるとは見事なり!だが…もはやここまでよ!」グンッと体をもっていかれる。龍は垂直に真上に上がり始めた。そして
ユータ さん作 [312]