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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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桜火 13
彼女―桜も動揺してるようだった。そんな彼女に声をかけた。「もう歩ける?」ハッとしたように俺の方を見て彼女は答えた。「え?あぁ、多分。もう大丈夫かも。」「そっか!じゃあ、俺はもう行くね。」「え?どこに?」彼女は俺を見つめて不安そうに言った。「ん〜…どっか!何かここのザワついた空気は嫌だからさ〜。」そう言いのこし、またタバコに火をつけてここを後にしようとする俺に彼女は言った。「わっ…私も連れてって!
K. さん作 [289] -
桜火 12
「どういうことだよ?!」「どこが何の目的で爆撃してんだよ?!」などとみんなして声を荒げていた。しかし、市長はそのまま続けた。「何故、我が市が爆撃を受けたのか?どこの国によるものか?原因、情報などは、現段階で一市長の私には何一つ下りて来ていません。」確かにその通りだろうと俺は思った。こんなオッサンに一々説明してる場合じゃないだろうし、国の上の奴らだってパニクってるんだろうから。しかし、それでみんな
K. さん作 [319] -
桜火 11
市長達はグラウンドの掲揚台の方に向かうと市長がこちらを向いて拡声器を使って、みんなに話始めた。「みなさん、ご無事で何よりです。まだ非難されてない方々もいらっしゃるでしょうが、とりあえず、ここにいる方々にだけでも現在の状況をお話したいと思います。」みんな、ざわついていたが泣いた子供以外は静まり返って市長の話に耳を向けた。「先ほどの轟音、爆音に基づく地響き、地震は戦闘機による爆撃によるものです。」一
K. さん作 [317] -
桜火 10
「じゃあ、姫でよいよ☆」「桜って呼びますね。」ふざけてみせる彼女に間髪入れずに答えた俺。一瞬の間、だけどお互い顔を見合わせ吹き出した。「も〜そんなに嫌なわけ?失礼しちゃうな〜!」「そんな恥ずかしいこと言えるわけねぇじゃんよ〜。」笑いながら話す彼女と俺。何だか予想と違った人だったけど、彼女と話してると楽しかった。しかし、そんな空気が一変した。周りがざわつき始めたと思ったらスーツ姿のオッサン達と自衛
K. さん作 [347] -
桜火 9
そんな俺を見て彼女は笑う。笑われた俺はいじけたように口を尖らせてタバコの煙を吐き出す。それを見て申し訳なさそうに彼女は言った。「ごめんね。命の恩人なのに…気を悪くさせたかな?」「別にいいよ。そんな気にしてないし、何より君に怪我がなくてよかったよ。」「桜!月崎 桜だよ!君はやめてよ〜何かくすぐったいから〜。」「ゴメンゴメン!月崎さん。俺は宮塚 賢史だよ!」「桜でいいよ〜賢史君!私の方が2コ上だけど
K. さん作 [333] -
ずっと一緒だよ・・・15
『逢いたくても・・・傍に君がいないから』 俺はこんなに君を想ってるのに・・・・ 手が届かない・・・・。 こんなに愛してるのに・・・・・ 優しく・・・抱きしめることもできない・・・。 君は・・・・俺のものじゃないから・・・・。 可唯「・・・・・・。」 『ねー、可唯ー私彼氏と別れて可唯と付き合いたいのー。』
ミィ さん作 [376] -
七月の頃に。
さわやかな空、白い雲。・・・最近とんと見ていない。梅雨、もうそろそろ終わるかな。−夏が来る!!−なんか焦る!!夏がくる。夏が過ぎてゆく。夏の次には秋がやってくる。誕生日がやってくる。あ〜。でもね。花火大会は待ち遠しい。毎年、楽しみにしてる花火。今年は去年と同じ浴衣、彼氏で行こう。ちょっとのシアワセ。たくさん見つけよう♪
*まい* さん作 [490] -
Because I'm Jin?
「で、何ジン?」「ナショナリティーは分かんないよ」「じゃなくて名字」「…知らない」「まあ芸能人じゃない事は確かか…」 私は朱巳に"腹の傷跡"を見せながら質問に答えていた。そして彼はメモをとっている。「んじゃ"マグロ"に渡してくるわ」 "マグロ"というのは魚介類ではなく、人間の形をし、人間と同じ感情を持つロボットだ。これは彼が作ったのではなく、政府が作った戦闘型ロボットであり、ロボット
麓隠児 さん作 [514] -
桜火 8
彼女の言葉に一気に力が抜けが俺は答えた。「そんなに若く見えた?俺、今年で21だよ?」「え〜嘘?18ぐらいかと思ってたよ。」と彼女は以外そうに言い続けた。「てか、よくモーニング食べにくる人だよね?今朝もきたしね。」「あ〜バイト明けなんだ。」と普通に答えながらも彼女が俺のことを覚えてたのが嬉しかった。「そうなんだ〜だからいつも不機嫌そうだったんだ?」「え?俺、そんな不機嫌そうだった?」少し動揺する俺
K. さん作 [317] -
ずっと一緒だよ・・・14
『気づいた気持ちは苦しみと・・・』 断られることは分かってた。 もし・・・・ 憂に付き合ってる奴がいなかったら・・・・。 もし・・・・ そいつより先に俺が憂と出会っていたら・・・ そうだったらって・・いつも考える・・・・・。 何でだろう・・・・。 頭から憂のことが離れない・・・・。 こんなこと
ミィ さん作 [430]