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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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桜火 7
みんなが向かった先には市営のグラウンドがあった。小さな町なのに、こんなに人がいたのかというぐらいたくさんの人がいた。子供を探す親の声や、親とはぐれて泣く子供の声で普通の空気じゃなかった。とりあえず彼女を近くに降ろし、俺もその場に座り込んでしまった。彼女が呟いた。「何でこんなことに…?」ふと、彼女の方を見たが答える気はしなかった。いや、答えなんて俺が知ってる訳無い。ただ予想は出来たが。とりあえずタ
K. さん作 [346] -
涙の初恋
アタシは始めて人を好きになった。私立 春風女学院1年3組 白石 雪第一章 〜出会い〜アタシは学校が嫌いだった。別に嫌われているわけじゃない。何の役に立つか分からない私立の学校に入学して、偉ぶってる先生の授業を受ける・・・そんな、何もない学校に疲れてきた。部活帰りに一人、JR西宮行きのバスに乗った。二人用座席に一人で座っていた。後ろに、優しそうな他校の生徒がいた。「高校生くらいだなぁ。アタシの後ろ
愛乃 さん作 [402] -
初恋
私…高嶋桃子【たかしまももこ】は暑い、暑い夏の日に恋におちました。私は夏休みの終わりに違う中学校に転校することになりました。夏休みが終わり、ついに新しい中学校への転校の日がやってきました。私のクラスは1年6組でした。ドキドキしながらクラスに入ると、私はふと、一人の男の子に目がいきました。その子は佐藤啓太郎【さとうけいたろう】明るい感じの男の子だ。前の席の女の子が話かけてきた。『仲良くしてね♪私由
モモコ さん作 [451] -
あしたなんていらないから?
ふぁあぁ…っとまぬけなおおあくびをしてから、僕は寝返りをうつ。『やっぱりさ…睡眠と栄養はいくらとっても足りないくらいなんだ…よな……』その後僕は、夢の国へと旅だった。―……風が冷たい。『さぁむいっ!』くしゃみ混じりに叫んでから、僕はガバッと起き上がった。『…あれ?』グラウンドから野球部の掛け声が聞こえる。空はうっすら夕焼け色だ。『もしかしなくても…1日中寝てたっぽいな。』頭を3回ほどぽりぽり掻い
あめの さん作 [373] -
?崖淵斜陽館21
魔物が住まう、崖淵斜陽館、今宵は如何なるお客様が、おいでに成りますでしょうか。時代は幕末、貧乏浪人が海辺で釣り糸を垂らしていた。「仕官も出来ない、傘張りの仕事だけでは、暮らして行けないしな、どうしたもんかな」最早、長屋の家賃も、かなり滞納していた。釣り処では無かったのだか、食事にも在り付けない状態で釣りをしていたのでございます。其所へ、見慣れぬ透明な瓶が波で、近くに打ち寄せられた。貧乏浪人は売れ
亜樹 さん作 [540] -
レンアイ模様(18)
衛のその優しさが、痛いんだよ?優し過ぎるから…。「じゃぁ、なんでキス以上のコトはしてくれないの!?衛はまだ忘れられてないんだよ」「違う!!」衛の突然の大声にビクッと身体が震える。衛…怒ってる?こんな衛、初めて見た。「あっ…ゴメン。でも、違うんだ」そして優しく強く私を抱きしめた。「元カノのコトなんてもう関係ないんだ。俺はホントにお前が好きだから…大切にしたいんだ。ゴメンな。返って不安にさせて
aLiCe さん作 [327] -
レンアイ模様(17)
「私ね、衛のコト大好きだよ」晴れ渡る青空の下。誰もいない中庭で、私は衛を呼び出した。「急にどうしたんだ?」その声も。その眼差しも。その全てが大好きだった。「だから…待ってるよ」衛は首を傾げる。「前の彼女のコト、まだ好きなんでしょ?」私の言葉に衛は過敏に反応した。その姿、傷ついちゃうな。「ずっと待ってるから。もう…無理しないで」今度は泣かない。笑っているから。「霧香…」悲しそうな瞳が、私を射抜く。
aLiCe さん作 [295] -
レンアイ模様(16)
私たちはいつの間にか泣いていた。ライバルだってコトさえ忘れて、色んなコトを語り合った。「俺、女は誰でもいいって思うのに、男は衛しかダメなんだ。色んな女と付き合ってきたけど、やっぱり衛が1番好きなんだ」宏介は笑って言った。私はそんな宏介の想いに、自分が情けなくなってしまった。ちょっとしたコトですぐ不安になったりしてた。宏介はもっと不安だったのに。親友で同性だから、何も言えなかったんだ。言ってし
aLiCe さん作 [337] -
air?
醜い2人が走りだし斧を振り下ろした。 レックスとハウィーは同じように剣で斧を払いのけ切りかかった。 だが硬い鎧に阻まれてほとんどダメージを与えることができない。 「兄貴ぃ、こいつら弱いくせにすばしっこいなぁ」 弟がガラガラ声で言った。 「あぁ〜さっさと潰してしまおう。」 兄は弟と同じガラガラ声で答える。 兄弟はまた走りだし斧を振り下ろす。 動きは遅いが力がかなり強
182 さん作 [319] -
ジャンケン?
拓郎『あぁそれでハサミは紙を切るから勝ちなんじゃねぇの??』拓郎はあきれた顔で言う…。次郎『ふっ…甘いな…』拓郎『俺は苦いぞ!!』次郎『まぁ聞け…いいか?ハサミは使い古すと…サビル!!』拓郎『はぁ?』次郎『紙を切るが所詮紙は痛みなぞ感じん…粉々になってもだ…しかしハサミはどうだ!?あいつらサビたら使いものにならないんだぞ!!紙はちっこい鶴だって作れるし花咲かじいさんごっこができるんだぞ!ハサミは
ユキ さん作 [442]