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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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天駆ける時間29
剣をゆっくり構えながら息を整えるカケル…「ほら!いくよ!」風を切り裂く凄まじい速さで空は空間を駆け抜ける。グォォォ!不格好に振り下ろされた腕を軽々と飛び越し、脳天に刀を振り下ろす。ガァァーーン。「くっ」金属のように堅い体に刀は弾かれた。空中で身をくねらせ地面に着地して後ろに飛びのく。空が飛びのいた直後に夢乱の腕が地面にイナズマのひびを残した。「空さん!」「平気!カケル、こいつ硬いから!」「か、硬
ユータ さん作 [299] -
一緒だよ・・・2
『』 夢なんじゃないか。 きっとこれは夢だよ・・・。 この間彼氏からの急な別れ話。 そして・・・裏切り・・・・。 『知らない』 何で・・・? まだ忘れられないの・・・。 私はこんなに想ってるのに・・・・ こんなのってない・・・・。 どうしても学校になんか行く気になれなくて、今日はずる休み。 お母さんには適当に具合悪いといって誤魔化した。
ミィ さん作 [484] -
Because I'm Jin
両親が運転の途中、荒野で刺殺された。細川家はあと4人しかいない。私、細川怜諭と従兄弟の安晴、頑固で対人恐怖症の祖父と祖母だけが残った。細川家の人々は"憎まれて"殺されていった。犯人の証言により、週刊誌で"遺族"の相関からその後まで、時々報じられた。 今まで犯人が捕まえられたが、例外に両親が殺された事件だけが犯人は捕まらず、未解決で残った。それより、現場から10km先の中学校の4階の窓全部が外側
麓隠児 さん作 [600] -
暁の剣 3
橘姉弟の父、良軒のかたき、平間元次郎とその一派が物見高いと島田から聞き及んだ結城兵庫ノ介。きやつらをおびき出すために兵庫ノ介が取った手段とは?……それは武者修業の間に身につけた幾多のワザを大々的に『お披露目』する、というものであった。まことに、人を食った方法である。高札(立て看板の事)が立ち、垂れ幕が竹矢来(竹の囲い)の三方を囲うように巡らされると、町人達や浪人者などをふくめた暇人が、たちどころ
朝倉令 さん作 [537] -
アホな男バカな女?
北斗の態度は日々変わっていき、生活費も携帯代以外小羽が全部払っていた。 小羽は可愛い服や靴など欲しいのは沢山あったが、給料はほとんど生活費に持って行かれるので小羽には自分の小遣いというものがなかった。しかし小羽はそれ以上に北斗と一緒にいる時間が欲しくてしょうがなかった。 友達に誘われてもバイト仲間に誘われても小羽は北斗と一緒にいる時間を選んでいた。 私には北斗がいるー。私の人生は北斗が側にいて
1217 さん作 [326] -
アホな男バカな女?
『お母さん私北斗と二人暮らししたい』 小羽は親に相談した。小羽は北斗と付き合った当時から自分の親に紹介済みだった。 北斗は昔から人辺りがよく、小羽の親も北斗のことをとても気に入っていた。『小羽がそうしたいならお母さんもお父さんも何も言わないよ』 やった!お家の親は話がわかるぜ!さらに数ヶ月が立ち小羽は結局進路が決まらないまま卒業を迎えた。 小羽は卒業してから飲食店の接客として働きだした。もちろ
1217 さん作 [331] -
あしたなんていらないから
あしたなんていらないから今日。いま。この一時を君と共にしたい。…―穏やかな朝だ。僕はいつものように下駄箱から真っ直ぐ前にある階段を駆け上がる。『今日も遅刻かな。』きっと今日で記念すべき100回目の遅刻。『これは間に合っちゃダメだよなぁ。』よくわからない理由をつけて、僕はこっそりと屋上に忍び込んだ。『ん―っ…やっぱ屋上ってきもちーわ。』朝の予鈴がひびきわたる。僕は、よいしょと屋上の隅で横になった。
あめの さん作 [343] -
ずっと一緒だよ・・・(1,5)
『二つの心2』 人を忘れるってことが・・・こんなにも・・・・ 苦しいなんて・・・知らなかった・・・。 『別れてほしい・・・・。』 憂「え・・・・?」 今・・・・なんて言ったの・・・? 『ゴメン・・・。俺・・・自分の時間が・・・欲しいんだ。』 憂「嫌だよ・・・なんで・・・。私・・・別
ミィ さん作 [435] -
ずっと一緒だよ・・・
『二つの心』初めて感じた想い・・・。初めて心から人を愛したんだ・・・。君が俺にとってすべてだった・・・。 『・・・ッ!!可唯、待って!!!』 可唯「何?」 『私・・可唯のこと・・本気で好きなの・・ッ!!だから!!』 可唯「だから付き合えって?お互い本気にはならない。それが条件で付き 合ったはずだけど?』 『・・・でも・・・。私・・・ッ。』 可唯「悪いけど、諦めの悪い
ミィ さん作 [442] -
フォーゲット?
「随分なご挨拶じゃなくて?私はリズを道へ追い込んだのに」かなり素直に白状したなと思いつつ、拍子抜けした様子を悟らせまいと不敵な笑いを浮かべたリズは、自分の髪と同じ赤い色彩を持った女性を見上げた。眺め回すと確かに祖母の若い頃に似ていなくもない。「祖母はもう亡くなったことは知ってるわよね?」それなのに、祖母を名乗るは祖母か私への挑戦か。「欲しいんでしょ?だから悪趣味な策で、私から至宝を奪おうとしてる
真 さん作 [303]